2024年11月ロンドン旅行日記-5(出来事まとめ)
2024年11月にイギリスのロンドンに1週間行ってきました。長女との二人旅です。
この1週間で起きた印象深い出来事をまとめます。
2014年に持ち帰った紙幣とコインは使えなかった
2014年に行ったときに持ち帰った10ポンド紙幣と1ポンド硬貨2枚と、いくつかのコインがあったので、今回の旅行に持っていきました。これさえあれば、今回両替しなくても後はカードで済むだろうと思っていました。
後述する洗濯機を使うのに4ポンド使うのかなって理解したため、10ポンド紙幣で水とか買ってのこりをコインにしてもらえればよいんではないかと思い、コンビニのようなお店で水を買って持参した10ポンド紙幣を出したら「は?これ昔のだから使えないよ」って言われてしまいました。(まぁ、考えてみれば私が日本のコンビニのレジをしてるとして、そのときに外国人が伊藤博文が印刷された昔の1000円札で支払おうとしたら、そりゃイラっとするよな、って思いました。)
使えない古い硬貨や紙幣は帰りにロンドンの空港でお金を寄付するボックスに全て入れてきました。
両替も大変
結局、今のお金をゲットするために、20ポンドをATMでキャッシングして、そのお金でまた別の場所で小物を買うのですが、その時には、5ポンド紙幣とコインみたいな感じでお釣りが帰ってきて、これだと足りないかもしれないので、「この5ポンド紙幣を1ポンド硬貨にして欲しい」って話したら拒否されてしまいます。洗濯するのにコインが必要なんだって話したら、何ポンドいるんだってきいてくるから、つい「2ポンドくらい」って言ってしまいました。そうしたら「2ポンドは硬貨がお釣りであるじゃん、十分じゃん」て言われてしまい「いや2ポンドは足りないかも」って話しても、もう聞いてくれません。後ろにも人が並んでいて、迷惑な人になっているように見えたので、なくなく諦めました。
その後ネットとかで調べたら「両替は銀行いけ」って書いてあり、次の日に行くかなって思ってたのですが、ちょうどその夜に現地に住んでる友人とディナーでこの話をしたら、「じゃぁこの店で交換してもらおう」って言って私のお金を持って行って両替してきてくれました。現地住民は強いです。
外国の洗濯機を使うのが超絶大変
こういうふうにアパートには洗濯機が付いていました。
使い方はこう書いてあります。最低でも2ポンド入れなさいと。
まず、2ポンド入れるって書いてあるので入れました。古いポンド硬貨もつかえるかなって思って持って行ったのですが、壊れてもまずいと思い使いませんでした。アパートの清掃をしてくれるお兄さんが通りかかったので「この古い硬貨を入れても大丈夫かな?」って一応聞いたら「ダメ」って言われました(笑)。入れなくてよかった。
実際、洗濯槽に洗濯物を入れたら想像を超えるほどキャパが小さくて、洗い物が一回で入らない!まぁ、洗わなくても良さそうなズボンとか汚れてないトレーナーなどは、いったん後回しにしました。
洗濯機の設定の仕方がわからない
で、実際にセットしようとしたら洗濯機の設定がわからない。
きっと、イージーケアかコットンなんだろうけど、いいんかな?30とかの数字は温度かな?みたいな。MisedLoadとかRinceて何?みたいな。
Google翻訳してもわからない。イージーケアで40でやってみようと勘を働かせてみました。
洗剤をどこに入れれば良いかもわからない
きっと「I」が洗剤で「Ⅱ」が柔軟剤だろう、という勘を働かせてオンします。そうすると「50分」みたいに出てきます。「これ時間かかりすぎだろう」と思いつつも、いったんスタートさせて部屋に戻ります。
結局洗濯機の使い方はネットで調べた
すごい気になるので、ネットで「欧米 洗濯機」って調べたら海外の洗濯事情を話しているYoutubeを見つけました。
「40とかは水温で、海外はお湯で洗うのが多いけど、色落ちするから自分は水で洗う」って話をしてたので「なるほど」と思いました。さらに「I」が洗剤で「Ⅱ」が柔軟剤に関しては、勘が外れてて「Ⅱ」が洗剤でした。「I」は洗濯槽を洗う時用で、柔軟剤はお花マークだそうです(わからんだろ、これ)
結局、オレの今のやったことは全て間違っていた
これはマズイと思い、速攻で洗濯機まで行って、ダイアルをコットン20(一番温度が低い)に変更するためにオフの方に回したら洗濯機が止まりました(こんな簡単に止まる?!)。「Ⅱ」に洗剤を入れ直して、コットン20(一番温度が低い)を選んで再度スタートさせました。
60分経ったので、洗濯機のところまで行くと、洗濯機は止まってました。「終わってるなー」と思って洗濯槽のドアを開けたら中に洗濯の水がまだ入ってて流れ出てしまい、床がびちゃびちゃになってしまいました。多分、洗濯が終わる前に2ポンド分の時間がすぎてしまったのかと。これは脱水とかだけやり直さないと終わらせられないじゃんってなって、まずは掃除道具を見つけてきて床を拭き、部屋に戻ってまたPCで調べます。spin/drain(スピンドレン)が脱水っぽいです。けど、床に流れた水はまだ洗剤がある感じです。すすぎして脱水じゃないとマズイかもって思い、調べたらrinse(リンス)がすすぎです。これはまずはリンスしよう。と判断しました。
そして1ポンドをもう一回入れて、リンスをします。20分かかるって出てくるので、間に合います。いったん部屋に戻ります。
(部屋が4階で洗濯機が地下なので、かなりの数の往復をしてて、かなり疲弊してきました。)
20分経ったので下に行きます。リンスは終わっていて、水ははけてるけど、脱水がなんか不十分な感じです。本当に脱水できてるのかな?って感じです。スピンドレンやったほうがよいかなとか調べようかなとか考えているうちにどんどん時間が過ぎます。残り時間が5分だったのですが、いったんスピンドレンやろうとしたら、また設定が必要な感じになります。もういいや、乾燥させればと思い、やめました。
乾燥機もわからない
乾燥機も、設定がすごくあり、どれにすれば良いかわかりません。
どうせわからないだろうなーと思いつつgoogle翻訳してみたら、やっぱり全くわかりませんでした。「食器棚乾燥」ってなんだよ!バカにしてるのか?って怒りが湧いてきました。
またネットで調べたら、どうやら、Iron dryがアイロンをかけてちょうどいいくらいの乾き具合、Cupboard Dryが洋服だなにそのまま入れられるくらいの乾き具合だそうです。海外のは強力なのでiron dryでいいかなって感じでやってみます。30分でできそうです。途中で止まったら嫌なので2ポンド入れてスタートさせました。
全く乾いてない
30分経って、また下に行ったら乾燥は終わってました。出してみると全く乾いてない。びちゃびちゃ。なんだんだ?という気持ちになります。まだ25分くらい残ってたので、Cupboard Dryにし直してすぐに再スタートさせました。
そして入れたお金が終わる時間でまた下に行き、確認しましたが、期待する程度には乾いてなかったです。下着は乾いたけど、靴下とかズボンとかだめでした。もういいやって思って、後は部屋干ししました。
なんだかんだで5ポンド使ってて、日本円にすると1000円近くお金もかかってることになり、洗濯するのも大変だなって思ったのですが、その後ネットで調べたら、コインランドリーでも10ポンドはかかるものらしいので、5ポンドで済ませてるのはケチってたのかもしれないです。
スーパーマーケット
1週間の間にほぼ全部の日でスーパー行きました。もはやコンビニ行く感覚でスーパーに行ってました。
この1週間で行ったスーパーは以下の4店舗になります。
ALDIは激安スーパーです。感覚的に業務スーパーとか肉のハナマサのような感じかと。Sainsbury'sとTESCOは通常のスーパーって感じです。西友とかイトーヨーカドーってイメージですかね。M&Sはちょっと高め、オシャレって感じでした。うちの長女は成城石井かなって言ってたけど、それは違うかなとも思ったけど。
激安王がどれだけ安いかっていうと、チーズ&オニオンのポテチの小袋6つはいってるやつがTESCOだと2.5ポンドなのが、激安王だと0.99ポンドでした。よくみると違うメーカーのものなのですが、味はほぼ違いがわからないほど同じでした。
家で夕飯を作った日があったのですが、ボロネーズのパスタソースにナスとか入れて煮込んだら美味しいかもって感じでナスを買ったのですが、巨大です。けど値段も180円くらいだから、こうなると日本と変わらないかもなーって思いました。肉も日本で買うよりちょい安い気がしました。
牛乳
牛乳は青、緑、赤の3種類売っていて、青いものを書いました。日本ではあまり売ってない濃厚な味でした。
3つの違いはこのブログに書いてありました。日本ぽいのは緑です。
薬局いった
風邪がひどくなってきて、少なくても熱を下げる必要があったので、薬局行きました。ネットでパディントン駅のそばの薬局で早くからやってて一番近いところを調べていきました。
一応ネットでも風邪薬を調べててLEMSIPって名前を覚えて行ったのですが、お店入ったらド忘れしてしまい「I have had a cold. I have a fever and a cough.(風邪をひいた、熱と咳がある)」って伝えました。いざとなるとちゃんと英語が出てきてそんな自分に感謝です。そしたら、液状の錠剤のどっちがいい?って聞かれて錠剤って答えたら、LEMSIPを持ってきてくれました。
2つずつ、6時間おきに飲みなさいって数回言われました。一回言えばわかるのに何度も言うのはオーバードーズするなよってことなのかな?わかりませんが。薬は、しっかり効きました。これがあったおかげでだいぶ緩和されたので感謝です。
LEONってファストフードがいたる所にあった
マクドナルド、バーガーキング、ケンタッキー、サブウェイより絶対多いだろ!って思ったファストフードがこれ。
ラップっていうトルテーヤで具を包んだような食べ物がメインな感じがして食べました。サラダと飲み物とセットで12ポンドです。
しかし、なんていうかすごいヘルシーな感じで、あまり美味しくなかった。調べたらヘルシーを売りにしててここまで伸びたみたい。長女はカレーのランチボックスっていうのを食べていて気に入ってました。
ユニクロがいっぱいあった
多分見かけただけで5店舗くらいあったのではないかと思います。
試しに入ってみたら、雰囲気は日本のユニクロと変わりません。
ダウンコートの値段見たら120ポンドとか150ポンドとかして、「うわっ、高い」って思いました。日本のユニクロで外人の人たちがたくさん買っていくのわかる気がします。
3回も道聞かれた
通りすがりの人に道を聞かれて、教えてあげました。長女が「なんでお父さんに聞くのかね?」って聞くから「地元の人のように見れるんじゃん?」って私が答えたら「え、それはないでしょ、どう見ても日本の観光客だよ」って笑ってました。
バナナの皮で転んだ
ハイドパークで散歩してたら滑って転びました。何事かと思ったらバナナの皮が捨ててあって、踏んでしまってました。「実際にバナナで転ぶ人初めて見た」と長女が笑ってました。白いズボンで汚れが目立ったのですがもうしょうがないので、そのままにして観光をし続けました。
メガネを壊した
実は、長女が来た日に、ピザを食べた後、アパートに戻るときにこのM&Sというスーパーを見つけました。
夜だったのですが、中の電気は付いてて、ちょうど以下の寿司売ってる場所が見えて、酔ってる私は、「お、寿司だ!」って思って近づいていったらお店のガラスに正面衝突して、その瞬間にメガネのフレームが折れました。
横で長女が爆笑してます。けど、こう言う時って、笑ってくれる人がいる方が助かります。
アロンアルファでくっつけてその後なんとかしてます。
PizzaExpressのウエイターとすれ違ったときに覚えてて話かけてきた
初日に行ったPizzaExpressは駅までの道にあるので、何度も通ったのですが、私たちのオーダーをとってくれたイタリア人っぽいウエイターが店の外でタバコを吸ってて、そしたら私たちに気付いて「こんにちは!今日も来てよ!」って話かけられました。「明日行くね!」って言っておきました。長女は「すごい、よく覚えてるね」って言ってたのですが、日本人がそれほど多くくるわけじゃないから印象に残るんじゃないか?けど、こうやって話しかけられると、ここに住んでる感出てきていいね!って話しておきました。
最後に
10年ぶりにきましたが、オックスフォードストリートからリージェントストリートへ行き、ピカデリーサーカスからレスタースクエアといった有名な場所は10年前と変わらず同じ場所にあるし、基本的に昔ここにきた感覚で大体場所を把握できました。
トッテナムコートロードが昔に比べてすごく綺麗になった気がします。あとは、エリザベスラインって新しい電車はうまいこと横に横断してて便利でした。ヒースローにもこれでいけるので次機会があればこれ使えばいいかって思いました。
ところで、エリザベスラインは今後、東京メトロが運営をするそうです。
まぁGoogleマップ最強です。私がどういくかとか調べる仕事をしたのですが、Googleマップさえあれば移動手段も全部出てくるし、ほんと便利だなぁと思いました。
キャッシュレスも進んでるなぁと、洗濯機使わなければ現金は全く不要でした。地下鉄やバスは全部VISAタッチで乗れて、1日の金額はその夜に精算された金額で決済されるのですが、どんだけ乗っても1600円くらいで、それは1日の利用額の上限が決まってるためらしいです。本当に便利だと思いました。
今回、バディントンのアパートにいましたが、看板が全体的にアラブ語で書いてあるものが多くて、アラブの人が本当に増えたんだなって実感しました。Xとかでイギリスの移民問題のことを言ってる人がいますが、こういうことなんだなって思いました。
後は、物価がやっぱ日本よりも高過ぎて、これは気楽に外食できないなと思いました。今回、2人分お金がかかりますが、外食は1日1回程度で量も多いのでシェアするとか、後はスーパーで買ってきたものを調理して食べてたのでそれは正解だったと思います。アパートは2人で泊まったので結果的にお得だし、とても快適でした。
長女と2人で旅行するなんてなかなか機会もないし、日本にいれば一緒にいる時間もほぼないのですが、来ている間は常に一緒にいていろいろな話をすることができて、とても良い思い出になりました。
ということで、ロンドンに旅行に行く人の参考になれば嬉しいです!