何よりもセッションで大切なコトは・・・

(2019年10月のメルマガより抜粋)

現在、山崎啓支さんのNLPマスターコースに通っていて、来月で修了となります。

で、先月のクラスで行ったマスターコースの大きな試練?!カウンセリングセッションで感じたことを今日はシェアしたいと思います。

それはズバリ

セッションの質はガイド(コーチ・カウンセラー)の知識や経歴、経験の多さよりもガイドの関わる姿勢で決まる

カウンセリングセッションクラスは3人1グループになり、ガイド役、クライアント役、オブザーバ役に分かれて、クライアント役の話すテーマに適したNLPのワークをこれまでの学びの中から選び、それを講師である山崎さんのところでOKかNGかを判断してもらうというもの。

私が3番目にガイド役だった(一番最後だった)ので、それまで自分のグループのガイド役が、そして他のグループのガイド役が山崎さんのところに並んでは突き返されて再度考え直して、もう一度並び直して・・・と格闘しているのを目の当たりにしていました。

それは真剣そのもの

受講生の中にはコーチ経験がある人もない人もいるので、その辺りは山崎さんが考慮してグループ分けなどを調整されてるそうでしたが、真剣勝負であることは変わりなし。

もちろん受講生ひとり1人のワークを妥協ひとつせずに検討していた山崎さんも真剣そのものでした。

それを見てたらなんだかもう、いたく感動してしまいました・・・

私がクライアント役の時にガイド役をしてくださった方はコーチ業の方ではありませんが、この方から受けた今回のセッションはこれまで受けたプロのどのセッションよりも感銘を受けました。

「あっているかどうかわからない(=山崎さんのところでダメ出しを受けるかもしれない)それでも、覚悟と責任をもって、全力でクライアントの未来のために向き合っていく」

この姿勢がクライアントに伝わったのだと思います。

この「不完全である勇気」(山崎さんのところに持っていってもダメと言われるかもしれない)があるからこそ、謙虚にそして覚悟と責任をもって、目の前のクライアントに向き合おうという在り方に繋がるのだと思います。

これが、経歴や知識があるガイド役だとワークの見立てができると「大方これで上手くいく」とセッションを”こなす”こともあり、それはクライアントに伝わります。

クライアントってガイド役が思ってる以上にガイド役の在り方に影響を受けてると思います。

非言語の表現から伝わるものを感じています。

セッションで大切と言われる「ラポール」=信頼関係は、単に言葉上、表面上で見せるものというよりも、心の底、腹の底から相手のことをどう捉えているか、どう関わっていく覚悟でいるかで築かれるものなんじゃないかな。

最近、湯本の普段のセッションは継続クライアントさまのふり返りセッションが多いですが、継続だからこそ、これまでの過去のこと、そして今後の未来のことを知っている分、本当の意味で、その方の目で見て・耳で聴いて・心で感じる在り方で関わらせて頂いています。

そんな継続クライアントさまからは「心の扱い方のことなど、自分自身で少しずつ出来るようになってきた」というご報告を頂くことが最近、多いです。

ガイド(コーチ)が何とかしようとしなくても、クライアントさんは自分のチカラで現状を切り開いていくのですよね!

なんか、ちょっと精神論ぽく聞こえるかもしれませんが、対人支援をするうえで、忘れちゃいけない大切なコトだと自戒を込めてシェア致しました。

死ぬとき後悔しない「最高な人生だった」と言える毎日を今から一緒に創っていきませんか?

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