”発酵の楽園”に住むわたしたちが考えるべきこと
2020年2月のメルマガより抜粋
先日、ファスティングマイスター仲間のお友達と一緒に「いただきます~ここは、発酵の楽園~」を観てきました。
発酵に関するドキュメンタリー映画で、自分たちの畑でとれた野菜を食べて元気に力強く生きる保育園児や有機栽培を紆余曲折しながら続けて「食」の本質に迫る農家さんについて描かれています。
ファスティングを始めてから「食べないこと」による気付きはもちろん、準備食、回復食や通常食の時の「食」について考えることが多くなりました。
これは私が食いしん坊だからというのもありますが(笑)、ファスティングのお客様の多くが「食生活が改善されました」「食への意識が変わりました」と感想をお寄せ頂くことからも自然な流れなのかもと思います。
準備食や回復食では
・まごわやさしい
・発酵食品
・酢の物
を食べるようにします。
そして乳製品や小麦製品は控えるようにします。
加工製品の添加物や農産物の農薬についても気を付けるようにします。
なぜなら、ファスティングをして身体の中がスッキリとデトックス&リセットされたところに身体にとって好ましくないものは入れたくないですものね。
そうすると自ずと有機野菜・無農薬野菜に興味をもつようになりますし、加工品は時に活用しつつも出来るだけ手作りをしようと思うようになりますし、リセットされた腸内環境を良い方向に育てるためにも発酵食品を積極的に摂りたいと思うようになります。
そんな想いがある時にこの映画はドンピシャな内容!
そしてこの映画、色んな引き寄せが重なった気もしてて、去年秋にランチをしたお店で隣の席のお客様がこの映画のチラシをくださり「ぜひ行ってみて♪」と教えてくださったことから始まり、我が家のお米を購入していたNPO団体「メダカのがっこう」が映画の協賛(サポーター)をしていたり、先日の重ね煮教室で出会った「菌ちゃんげんきっこ」というふりかけの菌ちゃんファームがまさにこの映画に出てきた吉田さんだったり。
以前「目に見えないチカラ」について勇気づけメールで書きましたが、まさに「菌ちゃん」たちは私たちの目には見えない存在。
だけど、知らず知らずのうちに私たちはこの「菌ちゃん」たちに守られ、恩恵を受けて、幸せに生きているんですよね。
この映画で、そのことを改めて教えてもらった気がします。
そして有機農業をされてる農家さんの姿。
「菌」のチカラを信じて、短期的には失敗のように見えることも、長期的な視野をもって辛抱づよく畑に関わる姿勢は、まさに「本質」だと思いました。
農薬を使う・使わない、以前の問題として「自分がリンゴの木だったら・・・」という気持ちでどう育てるかを考える有機栽培の農家さん。
そのリンゴを両手で包み込み、まるで大切な赤ちゃんのように愛おしそうに見つめる姿を見たら、野菜を全部美味しく頂こうという気持ちに自然となります。
そんな「本質」を追求する農家さんが自然の摂理を尊重しながら美味しい作物を提供し続けられるかどうかは、消費者である我々の責任でもあると思っています。
何を選ぶのか
安いものを選ぶのか
見た目キレイなものを選ぶのか
次の世代を担う子供たちにどんなものを食べさせるのか
We are what we eat.
「私たちは食べたもので出来ている」
それは身体的にはもちろんのことこころもそうだと思います。
だからこそ、何を選ぶか・何を食べるかって意識的でありたいと思うのです。
死ぬとき後悔しない「最高な人生だった」と言える毎日を今から一緒に創っていきませんか?