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学校と掃除の不思議な関係

タイトルのとおり「学校における清掃活動について」が私の研究テーマです。清掃については古くて新しいテーマと言われますが、コロナ禍において清掃活動の在り方が各自治体で(多少なりとも)見直されたと思います。これを機に、学校清掃の教育的妥当性(あるいは教育的意義)について検討してみようということです。

ところで、清掃活動って学習指導要領上はどうなっていると思いますか?
小学校学習指導要領(特別活動)では…

(3)一人一人のキャリア形成と自己実現
イ 社会参画意識の醸成や働くことの意義の理解
清掃などの当番活動や係活動等の自己の役割を自覚して協働することの意義を理解し、社会の一員として役割を果たすために必要となることについて主体的に考えて行動すること。

この1ヶ所です。
中学校学習指導要領(特別活動)は…

清掃について書かれていません。
(ちなみに「解説」には例としてほんの少しですが書かれています。)

つまりそういうことです。位置づけが「弱い」のです。

しかしながら、毎日のようにある清掃活動。
学校によっては清掃活動に力を入れているところもあります。自問清掃、無言清掃など…。

どうしてほぼ全国の公立学校で清掃活動が行われているのでしょうか?

今はとにかく文献を探して、集めて、読んでいます。学校における掃除の歴史からたどっているところです。

道のりは長いけれど一歩ずつ。