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始まりはアメリカ🇺🇸

こんにちは、ゆもです!
前回の投稿でゆるく世界一周を始めたことをお話しした。既に移動しコスタリカに滞在していたわけだが、今回はその前に8泊9日滞在したアメリカ旅の呟きをします。(↓前回の投稿↓)

結論: やはりアメリカはすごかった。

⚪️何がすごいかっていうとまずはその国の広さよ。スケールが日本とは比較にならない。先進国の象徴とも言える国だから、私はもっと街だらけなアメリカをイメージしてた。でも違う。少し車を走らせれば本当に壮大な自然があって、手つかずの資源や土地が未だある。一方で街は文句なしの整然さで、ここまで広大な自然に囲まれているのにも関わらず完璧に整えられているインフラがやはり発展国な様子を感じさせられた。

またここまで人種多様な国に来たのも初めてだった。自分がアジアンという枠組みではアメリカ人と区別ができない。日本人として初めてこの国ではアイデンティティが生まれる。多様なオリジナルを持つ人々がこの国ではどうやって自分をアメリカ人として認識しているのかが分からなかった。日本だとまだ同じ外見や言語とかで日本人としての空間をつくってるから、多文化が作りだすアメリカっていう国にいちいちすごいなって感じた。人種差別とかがどんな風にこの国に影を落としてるのか、気になった。

広大な自然はモンゴルを想起させられた
ただアメリカはモンゴルよりでかい
自然と都市の2極性

⚫️転じてこの国の暗い一面について。
最初の衝撃は路上ホームレスの多さだった。
ここまでの先進国でもこんなにホームレスがいるのか。いわんやそれは最先進国であるからかもしれない。というのも、そこにある貧しさは分配を見直せば解決できる貧しさであるはずで、資本主義による貧富の差の表れだと感じたから。貧しさじゃなくて、歪みといったほうがふさわしい。途上国には薬物でぶっ倒れてるホームレスはいないのである。インフラや情勢などが不安定であるため、言い方が悪いかもだけど、本物の貧困下でみんなが懸命に生きている印象を受ける。もしくは、インドだったらカーストみたいな社会というより文化によってつくられた貧困構造とかね。そんな国々では路上で物乞いするホームレスを見かけると、同情とか悲しみとか罪悪感が込み上げるのだが、アメリカで浮浪者を見かけると、その意思疎通できない様子から先に恐怖を駆り立てられてしまう。そしてそのぶっ倒れてる街があまりにも完璧すぎるから、その異物感がハンパないのである。

サンタモニカにて
お昼寝してるんじゃなくて、本当に倒れてる。
ラスベガス
人間空間の歪みか

8泊9日の総括

後半戦として、今回の旅の流れを少しだけお話しさせていただく。

見にくくてごめん

今回のアメリカ旅の1番の目的は、グラン9ドキャニオンを見ること。ロサンゼルス空港への直行便に乗り、サンタモニカのユースホステルに2泊滞在。仲間が見つかり、車をレンタルしてキャンプ旅へ。フェニックスという街でもう1人仲間を拾い、グランドキャニオン、ザイオン国立公園を堪能。キャンプは3泊。その後ラスベガスで2泊と空港泊して、コスタリカへ。トランジットはNASAが有名だというヒューストンで乗り換えました。

旅を拓いた方法

今回初めて使った2つのアプリについて呟く。

①Workaway 

素敵な出会いの発端はworkawayっていう会員制アプリ。畑仕事とか動物の世話を手伝う代わりに、滞在費や食費がタダになるというもの。今回使ったといっても、どこかでお手伝いをしたわけではない。このアプリはホスト先だけでなく同じような旅人とも繋がれる。そこで3週間ほどアメリカをドライブしようとしてたベルギーのエマと繋がり道中をともにすることに。サンタモニカのステイ先で出会ったフランスのヴァレンタインとも意気投合して3人で出発した。またフォニックスで実際にWorkawayしてた日本人のセナちゃんとも巡り合い、グランドキャニオンへは4人で行きました!ちなみにアメリカ、運転飲酒カジノは21歳から。そのため私は運転することができず、エマとヴァレンタインにお願いしてもらってました…感謝。

サンタモニカで滞在したユースホステルっていうのは、世界中にある旅人に開かれた宿のこと。日本にもあって、2500円で会員になれて割引で泊まれる。アメリカゆえ1泊6000円くらいやはりしてしまったけど、居心地は超良かったです。元々ここで仲間を見つけようって思ってたけど、こんなにスムーズに仲間と出会えて幸運だった。ひとりでツアーとかだったら出費がすごいしね、、。

②Couch Surfing 

もうひとつはカウチサーフィン。こちらも会員制で年間5000円強だったかな(適当なので確認して下さい🙏)。これは現地に住む一般人のご自宅にお泊りさせてもらうっていうもの。ソファをお借りするっていうのがこの名の由来らしい。このアプリの利点は、滞在費が浮くだけでなく現地の人と過ごすことでローカルに浸かれるとこ。今回ラスベガスではこのアプリを使い2泊3日あるご自宅にお邪魔させてもらった。すごかった。というのも、そのホストの方がカジノで生計立ててるスーパーラスベガスおじさんだったから笑。おかげさまでいろんなところに連れてってもらって、かなり贅沢に過ごしてました。ほんとは違法だが、しれっとカジノの中にも潜入してました笑。衝撃的だがこのラスベガス滞在、0円。食費やら移動費やら、全部出していただいた…。おまけにマジックショーのチケットなんかも買ってくれて、多分数万は浮きました
ただカウチサーフィン、懸念点も多い。まずはしっかり人を選ばないとだめ。認証済みユーザーだったり、レビューの多い人を選ぶのが前提かと。今回のホストさんは今まで何百人も迎えていた人だったから、すごく慣れてる印象を受けました。もうひとつはプライベート空間や時間があるとは限らないということ。例えば今回の寝させていただいた所は本当にリビングのソファーだったし、また好意でいろんなところに連れてってくれたから自由に動ける時間はなかった。当たり外れがあると思うのと、どのくらいプライベートを優先するかの度合いで、うまく見計らいながら使用するのがいいなって思う。女子だといろんなとこで危険があるからね。よくよく勘も使って考えたい。

気になる旅の出費は、

  • 飛行機代 約4万強(笑)

  • サンタモニカ2泊分 1万円強

  • 寝袋、マット、テント割り勘 5000円弱

  • 毎日の車レンタカー代 約1000円

  • ガソリン代割り勘

  • 諸費用(国立公園入場料、キャンプ場代、駐車場代、食費など)

  • ラスベガス滞在 0円

10万円に収まったかなーって感じです。めっちゃケチケチしてたよ笑。食費とかほんとに日本から持ってきたフルグラとか、ホステルの無料朝食をくすねて食い繋いでました。やはり円安下のなかのアメリカ滞在は大変だったな。

上記の2つのアプリ、今後の旅でもうまく活用したいと思ってます。いかに安く、賢く、経験を得られるか。自身の旅のモットーです。

念願グランドキャニオン
運転してくれた
エマとヴァレンタイン
ラスベガス
少し離れてみたラスベガス
ほんとに都市が自然の点なんだよね

グランドキャニオンが念願だった理由

追記だが、何で私がグランドキャニオンに行きたかったのかっていう理由を話す。それは学校に行けず家に引きこもってた時に読んだ乙一の短編なんだよね。ニートの主人公がどこでもドアのような靴を手に入れて、ひとっ飛びでグランドキャニオンに行き、その自然の地肌に感動するシーンがある。いつか絶対家を出て、行こう。一歩外に出るのも怖かった時期だったけど、ベットの上でそんなふうにふつふつしてたんだよね。やってやったよ。あの頃の自分に叫んでやりたい。

すごい手短な投稿になってしまったが、一旦おしまいにしようと思う。いま気になってるのは、どこの国でも見かけてしまう貧困格差なんだけど、自分の北南米周遊の最大目的である共産主義国キューバはどうなってるんだろってこと。キューバでホームレスは見かけるんだろうか。またいずれこのアメリカの体験談も絡めて投稿するかもしれん。お楽しみに^^以上。

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