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「夢」=「仕事」と考えるのをやめた


大人になると「夢」が素直じゃなくなる。


「夢」=「やりたいこと」で自由に考えて良いはずなのに。「やりたいこと」を考えると、どうしても「お金を稼ぐ」が絡んでくる。


「お金を稼ぐ」を考えて、自分が本当に「やりたいこと」を諦めた、見失った、そんな経験もあるだろう。私はある。

確かに大人はお金を稼がなければ、生きていけない。
その考えも立派なことだ。

ただ自分が本当に「やりたいこと」を見失ってしまって、自由に考える楽しさを忘れてしまって、それでいいのだろうか。

自分は「夢」=「仕事」で考えるのか。
それとも違うのか。

何を選んでも不正解はない。改めて「やりたいこと」をもう一度考えてみようと思う。

突然、小学校の卒業文集を思い出した。
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テーマは「将来の夢」だった。
よくあるテーマだ。

クラスのみんなは、「ケーキ屋さんになる!」とか
「先生になりたい!」とか言ってたと思う。

でも、その時の私にはどうしても「やりたい仕事」は見つからなかった。

だから私は「やりたいこと」を書いた。

「夢」=「やりたいこと」だと思ってたから。

題名は「サッカーを続けたい」。
その時はなぜかサッカーが好きだった。

趣味でもいいから楽しくサッカーしていたかった。

幼ながらに「サッカー選手になりたい」と伝わらないように書いていたのを覚えている。

親にも先生にもサッカーを仕事にしたいと思われたくなかった。ただ、好きなサッカーを続けたいと言うことだけを伝えたかった。

でも、先生から帰ってきたコメントを見て驚いた。

「サッカー選手になる夢立派ですね!」

「ああ、夢って仕事にしなきゃいけないんだ。」
と少し残念だった。

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