山の出会い
先週末、丹沢に登った時は、関東の山ともさん2人と一緒だったのだけど、彼女たちと知り合ったのも山だった。
一昨年の秋、一人で立山に行った時のこと。朝に立山の玄関口である室堂に着いて、雄山に登り、頂上にある神社でご祈祷を受けた。
同じタイミングで祈祷を受けたのがお2人で、写真を撮り合ったのがきっかけで少しお話しして、初対面ながらなんとなく離れがたくて、一緒にお昼ご飯を食べさせてもらい、さらに先まで一緒に歩かせてもらった。
お2人も元々知り合いではあるものの、それぞれ一人で来たら、ばったり出会って、一緒に歩かれていたのだった。
一緒に歩いた雄山から大走りの分岐まで、大汝山と富士の折立と2つの山頂があり、山頂に着くたびに、3人でテンション高く記念撮影していたので、側から見れば、仲良し3人組にしか見えなかったと思う。
私は稜線上にある内蔵助山荘に宿泊するので、雷鳥沢で宿泊されるお二人とは途中で別れたのだけど、数時間とても楽しく歩けた。
それ以来、そんなに連絡してはいなかったけど、昨年末に東京で3人で飲みに行ったのをきっかけに、立山ぶりに一緒に山を歩けて、今回もめちゃくちゃ楽しかった。
山に行くと、すれ違うときに挨拶する習慣もあって、知らない人と話すハードルがぐっと下がるので、普段の生活で知り合うことができない人たちと仲良くなれる。他にもたくさんうれしい出会いはあって、そういう出会いが、山歩きが好きになった理由の一つだったりする。