大切なことをまた忘れていた
愛と命を育むメンタルトレーナーのいろはです！
現在わたしはBeautyJapan日本大会にチャレンジ中です。
その大会準備を通して、
そして自分の開講している講座を通して
気づいたことがありました。
大会で話すスピーチを何度考えてもしっくりこない。
何か足りない。
自分でもただの綺麗事にきこえる。
夫婦関係がいいと良いよね、まぁ、そうだよね。
そう言いたくなるようなスピーチ。
人の心に響く話って？
人が感動する話って？？
それよりも自分が本当に伝えたいことはなに？
大会の運営の方に相談してアドバイスをいただいたことをすべてを書き出してみました。
そして気づいたことがあります。
わたしは仕事や伝えたいことに対する「誇り」が持てていなかった。
それが自信のなさや伝えたいことが伝えきれない自分を作ってしまっていました。
私は自分の仕事に誇りを持ち、生きていく様を一番近くで見せてくている人がいることを思いだしました。
私の父です。
私が小学生の頃、父が勤めていた会社が倒産し、
一緒に働いていた自分の仲間を自分が責任持って面倒見たい！
そう話し、周囲の反対をよそに
父は借金を抱え、鉄工業を行う会社を立ち上げました。
３６５日休みなく働き
どんな時も泣き言は言わず
「絶対どうにかしてみせる
大丈夫！見とけ！」
そう言って働き続けていました。
２４時間続けて働いていた姿も何度か見ました。
リーマンショックなどの経済の波が押し寄せ、経営が大変になり、
周りでいくつもの会社が倒産していく中
「どうにかなる！大丈夫だ！」
と言い切ってました。
父はいつも自信に満ち溢れていました。
「それだけ俺はやってきた。
仕事の腕は俺が日本一。誰にも負けない。」
そう言う父親に
私たち姉妹は
「ナルシストなお父さん。
自分大好きすぎるよね。」と
ふざけて言っていたこともあります。
「どんな業界でもいい。
自分がトップになれ」
小さいころからそう言われてきました。
トップになるとか…
経営者になるとか…
大変そうな父親を見て絶対になりたくないそう思ったこともありました。
父は努力家でした。
誰よりも仕事をしていたと思います。
自信はやることをやった、
誰よりも努力した、その結果ついてきたもの、確かにそうです。
でもわたしは思い出したのです。
父が毎日その日にした仕事を何十年も欠かさずノートに書き留めていることを。
「このノートを見れば俺に何があっても
会社をどうしてけばいいのかわかるだろ？ずっと休まず毎日書いてるんだ」
と私に見せてくれたあの表情。
自信と誇りに満ち溢れていました。
今年７２歳になる父。
８０までは現役ではたらく！と話している父。
父の自信は
ただ努力したり行動したからだけではない。
自分のしてきたことを毎日振り返っていたから。
ちゃんと積み重ねてきたから。
だと
わかったのです。
またわたしは自分がしてきたことを振り返らず、
できていることもできていないことにして
なかったことにしていました。
夫婦関係も子育てもうまくいかず、
ビジネスも思うように結果が出ず
悩んでいたときと同じです。
未来ばかりを見て
まだ自分には力が足りない、経験値が足りないと思ってそれをどうにかすることばかり考え、過去を振り返らず、今を見ないでいました。
それは自分のメンタルトレーナーとしての経験値だけを見ていたから。
そして自分の経験を軽んじてたから。
数じゃない。
間違いなく自分の講座を受けてくださった方がいた。
その講座生の方に先日話したこと。
もっと自分が自分と向き合ってきたこと
夫婦関係をよくしたいと思って取り組んだことを
ほめてあげてほしい。
何も変わってないはずがない。
これだけ真剣にむきあって
行動もしてきた。
勇気をだして旦那さんに話しにくいことも話してみた。
もっとできた自分を見てあげてください。
そう伝えたのに
わたし自身ができてませんでした。
気づいた瞬間
講座生の方に感謝の思いでいっぱいになりました。
大切なことをまた目の前の方が教えてくれました。
わたしは大事なことをすぐ忘れます。
今日の気づきで
自分のために振り返りをすることを決めました。
忘れてしまう自分をそのままにせず
未来ばかりを見て焦るのではなく
自分に積み重ねるために。
それは
わたしの「誇り」につながると信じています。
たくさんの人に忘れてるよ、って
教えてもらいながら、気づかせてもらいながら
ここまできました。
人にたくさん助けてもらったから
人にたくさん気づかせてもらったから今ここで生きて、
伝えたいことに気づくことができるチャンスをいただけています。
わたしは思いを胸に
必ずステージに立って自分の思いを伝えます！！！！！
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