一筋縄ではいかない妊婦生活

出血したり、便秘になったり、痔になったり、胃が痛かったりと相変わらずトラブル続きの6ヶ月がそろそろ7ヶ月に入る。
それでも気持ち的に余裕でいられたのは、子宮頸管の長さを保ってきたからだが、前回の検診でとうとう短くなってきたと伝えられた。

息子のときの入院は24週で、その時の頸管の長さは1センチだったらしい。(そんな短かったのか!とびっくりした。)
超音波の機械を操作しながら先生は「手術しておいてよかったですね」と言った。
よくよく聞いたら、もし手術をしていなかったらこのまま即入院だったとのこと。
あとはどこまで糸が持つかですね、上のお子さんいるので大変だけど、とにかく家でゴロゴロしてくださいね!とのことだった。

前回の妊娠は正直オーバーワークなところがあった。
重い荷物の運搬は多かったし、敷地は広くて、階段も多く、駅からもよく歩いた。
歩数計をつけて、1日20000歩歩いている日がほとんど。お腹の張りも考えてみればあったし、切迫早産になっても仕方なかった。と思っていた。
しかしこうやって現実を見ると、実際に私は子宮頚管無力症という体質であるということを突きつけられる。

お母さんが頑張って手術を受けたから、いまその効果が出ていますよ。と言われると手術をしておいて本当に良かった…。と心から思う。
あとはマクドナルド術を受けた人でどれくらい頸管が持ったのか、という報告でもあれば…と思っているがなかなか見つからない。もちろん個人差はあるだろう。

前回こそ入院は抵抗なくできたが、今回ばかりは息子がいるため、なるべく入院は遅らせたい。
とにかくゴロゴロ。極力抱っこは座って。重い荷物は夫に頼む。
今回は安定期に入るまで、土日の息子の面倒を実母に頼んでいて、結局ズルズルとここまでお願いしてしまっていた。
母は都内での用事や祖父母の家の片付けなどあるので、都心に出るのは問題ないとは言うが、遠方から来ているのだから大変だし、そろそろ自分で息子の面倒を見るよ、たまに助けてねという話をしていた。
しかし、その話をした数時間後にはやっぱりだめだ!今後もよろしく!!という話になってしまいトホホとなった。

傍から見れば過保護かもしれない。
しかし、9月から年末にかけて夫と義実家は忙しくなり、土日も無いので100%頼ることは難しい。
息子は動き盛り、遊び盛りの時期で家だけで遊ばせるのは厳しい。
私の使命はどうにかして入院を延ばすことだ。

思えば9月以降の予定を入れるのが怖くて、同窓会も行きたかった舞台も断念した。今後3ヶ月は大きな予定を入れていない。

唯一これだけは行こうと思っている八王子で開かれる「かがくいひろしの世界展」だけは行けるとよいが、あまり期待はしていない。

つくづく順調なマタニティライフとは無縁の人間なのだな、と思うと残念でならない。
次の検診では短くなってませんように。入院になりませんように。



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