アジア人としてドイツに暮らす
ベルリンに来て1週間が経ちました、春です。
こちらに来てからというものの、「私はアジア人」と意識することが格段に増え、その意識が過剰になりすぎている気がするので、ここらでマインドをリセットしたく、意識してしまう原因と逃れるための解決法を考えようと思います。
”アジア意識”が過剰になる原因
・アジア人が少ないから目立つ
国際色豊かと言われるベルリンですら、アジア人を見かける機会は多くないです。ただ街を散歩したり、スーパーで買い物をしてるだけでもアジア人というだけで目立ってしまう。「あ、今こっち見てるな」と視線を感じることが多々あります。今日は日本人の子と一緒に信号を渡っている際、すれ違いざまに高校生集団のうちの1人に「Do you speak Korean?」と言い放たれてびっくり。吐き捨てるようにして言われて胸クソ悪かった。まぁ、日本でも外国の人はこういう目にあったりしてるんだろうな…。
・アジアへの差別意識を感じるから
上記のようなことがある度に「極東のアジア人だけどなんか悪いかよ」と思ってしまうのは、話題のホルンバッハの件も大きいと思います。ドイツは、”心の底ではアジアを見下してる、西欧至上主義の国”ということをまざまざと見せつけられた気がします。だからこそ、馬鹿にされてたまるかと自分の中にアジア人としてのアイデンティティが生まれてるなと感じます。
でも、自分がアジア人であることを過剰に気にしても何もポジティブには働かないですね。ネガティブ思考に陥るだけです、今のところ。
変わったものを見たいやつは見ればいいし、私はスターになった気でいよう。そして誰にどう思われようが、アジアは素晴らしい。それを自分が分かってればそれでいいのです。他人が理解してくれなくても、その事実は変わらないんだから。
”アジア意識”から逃れるための解決法は、こんな感じ。解決法になってない気はするけど、書き出したら気持ちがスッキリしました。
生まれたところや皮膚や目の色で
一体この僕の何がわかるというのだろう
という気持ちでアジア自意識から逃れたいなと思ってたけど、やっぱりアジアは最高だよね。
ヨーロッパの良いところもたくさん吸収して帰りたいです。
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