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手元に舞い込んできた物語
税金の書類を出す必要があって、オフィスに寄ってみるとマルシェが開催されていた。
マルシェの中にブックスワップと言う企画をやっている人がいて、今日は交換しなくても本を1冊くれると言う。
そういえば、最近『西の魔女が死んだ』と言う小説を拾った話をどこかで読んだ気がして、この本をいただくことにした。
以前、読んだような記憶があったが、読み始めてみると、おそらく読んでいないことに気がついた。
この数日は「死ぬ」と言うことについて繰り返し考える機会をもらっている。
昨日は、金セッピョルさんのトークイベントに参加した。トークイベントの後に、金さんが「現代社会は死を終わりとしてしまっている。本当は続いていくものなのに。」と言っていたことが印象的だった。
『西の魔女が死んだ』も、まさに死は終わりではないと言うことを伝えようとしているように思えた。
回収されない伏線の中をたゆたう。
どこに行くかはわからない。でも、私たちは流れの途上にある。