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【2,987】12.23.2016:他人のベスト、焼肉、連休手前の混雑、対等な関係

知人が自身のブログにアップしていた、今年聞いて印象に残った音楽作品20枚を、時間に余裕が出来たのでお茶でも飲みながらゆっくり読む。

彼は自らのブログのアカウントに淡々と、日々消化する音楽作品の感想を綴っていただけに、ピックアップされた20枚に説得力があって、且つ「自分が単に好きだから」と言う自然なオレサマ度が前面に出ているから、そうそう私はこーゆーのを読みたいのよ。他人が良いから良い、っつーんじゃなくて、自分が見つけてきたという自負と、選んでいるものに自分らしさが貫かれている点で、読んでいて面白いもの。極端な事を言えば、ピックアップされている音楽作品よりも、だ。

昨日も思ったけど、ある意見や考えに対して(否定するのを目的とした反論では無く)さらに別の意見や考えが出てくるのが理想の一種というよりも自然なリアクションだと思うし、単に自分の気に入った音楽作品を並べるだけでも、そこにその人なりが露骨に反映される。他人を説得しようとする気満々の馬鹿共からは「おまえ本当にそれ好きなのかよ!?」という不自然なリストしか出てこないのも、それはそれで、知人らと「こいつ★マジ♪バカm9(^Д^)プギャーwwwwww」とネタにする上で、まー楽しかったりするしね。

今日の話し。昨日に続いて今日も、小雨の続く一日。日中は曇り空と小雨続きだったが、夜中は土砂降りらしい。

午前中の用事を済ませてからは、妻が焼肉を食べたいと言うので、先週から行くのを考えていた、すぐ近所にある「Chris’ Korean BBQ」へ。珍しくクリスマス連休が妻も取れたというので、朝食も摂らず、昨晩はマックリブだけで済ましたのだから、まあ互いに良い食いっぷりとなった。

ここは基本、食べ放題の焼肉屋で、平日の11am~3pmまでは、1人$19。10種類ほど牛豚鶏から肉を選べて、韓国系の惣菜も大量に出るから、4皿も食べられれば十分。

妻と私も「この手の焼肉屋は鶏肉NG」と思っているから、必然的に鶏は除外。牛肉も、平日のランチだとカルビや牛タンなどが出てこないので、必然的にブリスケとプルコギになる。

あとは豚肉のサーロインを頼んで、ブリスケが予想以上に美味かったので追加で頼んで、2人で十分なぐらい食べられた。

生肉を自分で焼く焼肉屋だと、現在の家からでも片道1時間半はかかる場所にひっそりとある「Tsuruhashi」が、恐らくロサンゼルス中のあらゆる焼肉屋の中でも一番美味いと思うが、そこに最後に訪れたのが1年以上前だから、随分と久々に本格的な焼肉を食べたものだ。

妻は先月、依頼主がコリアタウンに居た事から、連日コリアタウン通いで、ランチ時には近場の焼肉屋へ向かったそうだが、食い放題の焼肉を頼むと食べ過ぎて眠くなるので、弁当セット(既に調理されたプルコギをメインに、惣菜を含めてだいたい$10)で我慢していたと言うから、彼女もトングを使って生肉を鉄板の上でジュージュー焼いて食べる形式のは、久々だったそうだ。

それにしても韓国産の焼肉は、美味い。タレは照り焼き風、スパイシー風、天然塩の3種類を用意してもらえるが、焼き上がったばかりの牛肉を天然塩で頂くことの楽しさを味わうと、ああ人間に生まれて良かったなと。自殺願望の相談を今度されたら、焼肉を食え焼肉を!とでもアドバイスするか。

午後に、再び新居へ。電力会社が通した電気の、確認。1階と2階の両方とも電気が無事、開通。

さらにインターネット・プロバイダの最寄りの支店へも寄り、30日に、現在の家の通信を切り、その日の午前に新居にスタッフに来てもらって、モデムなどのセッティングを含めたアカウント移行をしてもらうよう、アポを入れる。これでインターネットも、問題ないだろう。

ホリデーシーズン突入だからか、夕方であっても結構な渋滞に巻き込まれる。途中、引っ越し用の段ボール(コッチではcardboard boxesと言う)などを物色しに、デパートに寄ったら、まあ駐車場に停めるだけでも一苦労だった。

車に乗る時間が長いと聞くのは必然的にニュースばかりになってしまうが、夕方以降は、キャリー「レイラ姫」フィッシャーが緊急状態に陥って無事一命は取り留めた件を、3分に1回レベルで報道していた。

先月レイトショーにゲスト出演したときは「There's a lot of sexual details...」と言いながら、40年前当時にハリソン・フォードと不倫していたのを笑いながら暴露するほど元気な姿を見せていただけに本当に急だな、以上に、アメリカのメディアがこんなVIP扱いで緊急報道をしている事の方がちょっとした驚きで、今あれだけぶっちゃけてもこの国では、レイア姫としての人気が確固たるものなのを痛感させられた。

帰宅後、部屋の掃除等も終わり、夕食前にこうして落ち着いた時間を過ごしているが、まだお腹がいっぱいなので、今晩はお茶漬けで十分だな、と思って適当に知人のアカウント等を眺めていたら、昨日に続き、言うなあ笑。若いうちは怒ることも、重要。おおそうだ、もっと怒れ。War, of, Words!! 但し論理的に、な。

リツイートしかしないひとたちは何なんだろう、せめてツイッター使うんなら自分の意見を言ってもいいでしょうに、と私も普通に思ってしまうので、この件に関して意見を求められたら殆ど同じになのだが、子供に期待する、と言っておいて自分たちが結局ラクしようとしたいだけの大人、を私も既にうんざりするほど見てきたから、「君たちがこれからの世を背負って……」だなんて口が裂けても言えない。

ぶっちゃけ、コネも金も権力も無い10代に、大人(困った事に私と同年代)は何を期待しているのか、私も全然、分からない。

私自身、先ず自分で動かないとどうしようもないと考えるし、それでも人間には得手不得手が必ず出てくるから、自分の出来ない部分を手伝ってもらい、その代わりに私が相手の出来ない部分を補う、そこで初めて対等な関係が築けると思っている。

仕事も同様で、何故その仕事をするのか。それは私が出来て、その相手が出来なくて、なおかつ相手は私に払える金を持っているから。金があれば世の中の大半の事象は解決できるし、こういう絶対的な価値観があるのが人間社会の良いところだ。

なので、(最低限のラインである金を払おうともせず)自分だけ甘い汁を吸おうとする、学ぶ事に時間を割かない連中、それも特に大人に対しては、ズートピアじゃないが野生化した動物みたいな態度にわたしゃ当たり前のように出る。

アメリカで生き残る人間は大なり小なり、声量がデカくなるもので、言い訳の多い良い歳した日本人のおばさんを泣かせたことも、最近は普通にある。「何で英語も出来ないのにアメリカに居るんですか?」が大体、トドメの一言。

そういえば私は年齢関係なく、そのひとが持つスキル的な部分を誉める事はあっても、思想や性格を持ち上げることは、あまり無いのにも気付いた。「性格いい」と単純に言わず、「包容力のある言葉遣いや、一歩先を考えた些細な仕草、気配りなどが、相手を安心させる部分に全て繋がっているから、性格が良いと言われるんじゃないの?」と言うし、「何故その相手を誉めるのか」を論理的に考える。考えるのを止めて、相手に気に入られたいからと単純に誉めてばっかでは、それは脳死と変わらんでしょうに。

この話しを文章でこれ以上展開すると、ユナ・ボマーのキチガイ長文になりかねないので、一旦ここは切り上げて、「公開設定」ボタンでハイ、オンラインの海へ!