【682】隣町のホリデー・マーケット
午前中にやることを片付けてから、隣町のアーケディアで今日だけ行われる、ホリデー・マーケットに、日中の気温が一番高くなる1pm頃に行ってきた。
「Artisanal L.A.」という、個人経営店の協会的な団体が、場所を変えて定期的に主催しているホリデー・マーケット・イベントで、12月の今回はアーケディアが選ばれたようだ。
公式ツイッターアカウントの登録日にも記載されているように、2010年から活動を行っている団体、との事。
去年の申請書を読むと、出店料は高くても$1,000なので、最大60のブース・スペースは、完売だったようだ。
およそ2ブロック(徒歩の距離的には10分未満)の道路を封鎖して行われる小規模なマーケット・イベントと言っても、指定された道路の端から端まで様々なベンダーのブースが並んでおり、一店一店をゆっくり回れば、1時間は余裕で楽しめる。
しかも、ストリートパフォーマーや楽器演奏者も所々に居たので、家族連れの子供の喜ぶ顔が、かなり見られた。
感覚としては、日本の高校の文化祭に近いが、出展ベンダーの売るアイテムは全て自家製なので値段は立派だし、フードベンダーはここでしか食べられない、非常に見た目のユニークでボリュームもあるバーガーやサンドイッチを$10ぐらいで販売していたから、どちらかと言うと家族向け、またはレアなギフトをクリスマスに向けて用意したい人向け、という印象だった。
入場料なんて一切取らないので、地元の住民も寄せられて来たのか、イベントとしては十分、盛況の部類に映った。
こういうイベントにたまに来ると、急にアメリカの、それも移民の多いロサンゼルス近郊に住んでいる、という実感をさせられるものだ。