【2017.02.01】時間をかけて買い物、些細なキッカケで対立オンライン(1,421)
昨晩は夕食を摂りながら仕事を進め、寝る時間も若干遅かった為、今朝は起床時間がいつもよりも遅かった。
妻は今日と明日、片道およそ50マイル(75km)ほど離れたオレンジカウンティまで、2時間かけて向かわないとならない為、私が起きた頃には既に居なかったが、昨晩1am近くまで作業部屋の灯りが点きっぱなしだったから、そんな睡眠時間の少なさで大丈夫なのかと心配にもなる。
もっとも、5amまで家で仕事をして、2時間だけ仮眠を取って7amに事務所へ向かう、といった激務を過去に何度も経験しているし、私だって70時間ぶっ続けで働いた事もあったから、それらがいざという場面で何だかんだで役に立っている。人間、どっかの時点で、自分にキャパを超えた無理をさせるのは、重要だと思う。
昨晩気合を入れすぎて、逆に午前中から午後にかけては家の掃除以外にやることが無くなってしまったので、ベッドシーツ等も洗濯し、買い物ついでに気分転換のドライブにも出る。
ウチから20マイルほど離れた場所にあるダイヤモンド・バーは、↑のヘッダー画像そのままの住宅が密集している街で、特にキャニオン・ロード的な道が多いから、ゴミやホームレスが当たり前のように転がっているダウンタウンLAやハリウッドの風景に見慣れている程に、これが同じカリフォルニア州でしかも100km圏内に隣接している街なのか、とも思えてくる。
私たちが現在住むエリアも家の値段的には最低40万ドル(約4,000万円)から始まるが、ダイヤモンド・バー辺りになると、ミリオン(1億円超)がデフォだろう。それぐらいの豪邸が、あちこちに並んでいる。
人口5万人程度のゲート・コミュニティと言われるダイヤモンド・バーだが、住民の平均年収が9万ドルで、金持ちラッパーのスヌープ・ドッグがここに豪邸を構えていると聞くと、それもまた妙に納得させられる。
金持ちは住む世界が違う、とは良く言ったものだが、学生中心で人口過多と言えなくもなかったグレンデールのような街に昔住んでいた身からすると、何かと住民同士の揉め事も少なくなかったし(イランから亡命してきたアルメニア人が中心なのだが、あの人たちはやけに好戦的なのが目立った)、やはり安定した静かな環境を得るには、人が少ないほど良いのも痛感する。
そう言えば昨日、隣人の学生さんと話していた時も、2週間前の「結局、無駄だった」女性マーチに嫌悪を示した点で互いに意見が一致した(「あんなの超、関わりたくねぇ!」)ものだが、同じ方角を向いた人間の数が増えて集まるとまぁ結果はロクなモンじゃないわな。
最初は同じ方を向いていても、人数が増えるほどにしょうもない理由で対立だのイザコザだの絶縁だのが生まれやすいのはインターネット上も似たようなもんで、私と懇意の方なんかは「AさんとBさんが対立していて、BさんとCさんは仲良いけど、CさんとAさんが仲が良かったりもするから、ツイッターのフォロー・フォロワーってのも面倒臭い。」と、爆心地の中心に居るような状態だったりする。地味にイイ歳した大人同士がネット上で何の意地の張り合いやってんでしょーねー、と呆れ気味に言ってはいたが、その辺を、間に立ってちゃんと対処できるんだから、これなんかはもう、私には絶対に持てないスキル(周囲の人間関係の円滑化)の典型だとも思う。
そんな事を考えたりもしながら2時間ぐらいドライブして戻ってきたら、仕事が幾つか進展したので、それらを片付けつつ、夕食刻になったので今日はここまで。