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【3,098】12.16.2016:大雨、sequel、プリンター用紙、100均

昨晩から今朝にかけて、これでもかの大雨。

おまけに昨晩はつい、夜遅くまで長話をしてしまったので、外の豪雨を聞きながらの会話となった。

今の私は喋るスピードがとにかく速いし、聞いた情報を素早く処理しては、相手に次々に聞いて行くタイプだから、特に話しが繋がれば繋がるほど会話の止め所が難しく、相手からストップされない限り延々と話し続ける、難儀なクセを抱えている。

なので高校生相手に3時間ノンストップで喋り倒すのも、当たり前のように出来てしまうのよ。

ってかそうした学生さんたちから何度も、私の年齢を伝えると、嘘でしょ、元気すぎます、と驚かれる。

さらに、私がキミたちの年齢の頃は超人見知りで、口数も少なかったと言うと、唖然とされる。

でも逆に私なんかは、今の70代前後の元気なひとたちをたくさん観ているし、そうした元気な年上を崇めているトコあるから、キミたちも私ぐらいの年齢になったらこのぐらいのパワーは出ると思うよ、とも励ましている。

まあその若い学生さんたちが、私に歳が近いであろう、自分の親や学校の先生らの、あまりの物の知らなさと、新しい物を受け入れない頑固さに呆れているから、余計に比較されるんじゃないかとも思う。

いずれにせよ、10代や20代の学生さんたちに、何でこのひとこんな事まで知ってるんだろう、と思わせられればこっちのものだし、それには日々、色んな事柄に興味を持って、知識と情報を積み重ねないとならないから、自分としても油断はしてられない。

ただ私からも、話しは出来るだけ長くならないよう、努めたい。2時間を超えない、のを目安にしないと。

そんな感じで早朝から、外の豪雨をBGMにしながらの仕事であったが、事務所に定時通いしていた時もそうだったが、金曜は本当に、やることが全然ない。

ちょっと先週の金曜、何をしていたか振り返ったら、雨が降ってないだけで、今日と似たような一日だった。

もっとも自分自身の記憶力が、細かい部分でどんどん曖昧になっているので、そういえば先週の金曜は近くの図書館まで行ったりしたな、というのを思い出させてくれる事から、オンライン公開であれ、日記は付けていて正解だとも思った。

多分この3~4年ぐらいで飛躍的に、日本語文章の読解・筆記に関する理解力が上がった、ような実感が私にはあり、小難しく書かれていなければ、3,000字程度の日本語文章ならば20分程度で読めて、理解できてしまう。

日本語文章を書くのも同様で、頭で考えるスピードと指の動きがほぼ一致しているから、1分間で60文字ぐらいならば、普通に打ち込める。

なので、大体その日に出来る仕事が片付く夕食の支度前に、1時間程度を使って、こうして文章を残せるようになったのは、自分でも正直、驚いている。

その日に気付いたちょっとしたことでも、文章として書き出してみると、案外中身を伴ってくるもので、例えば「sequel」という単語は今まで「続編」「次回作」と常に認識していたところへ、「It generated a near-brilliant satire on consumerism disguised as a sequel.」というセンテンスを目にした時、そのセンテンス前後に「続編」に当たるサブジェクトの記述が無かった事から、多分この「a sequel」には異なる意味がある、と疑問に思ったりするじゃない。ねえ。

で、メリアムやオックスフォード等の正当的な英語の辞書を引くと、「A published, broadcast, or recorded work that continues the story or develops the theme of an earlier one」と出る。まあこれが一番、幅広く伝わっている意味だろう。

ところが、Freeと書かれているわりに、オンライン辞書の中では私のアメリカ人の知人で英語を教えている先生も「It is very useful.」と言ったほど役立つTheFreeDictionary.comで「sequel」を引くと、「1. anything that follows from something else; development, 2. a consequence or result」と出る。

それを当て嵌めると、上記の文章は「本作は、消費文化に対するほぼ明晰な風刺を、物語の展開として装いつつ、生み出した」という風に解釈が出来る。

日本語と英語には「細かい部分」で「大きな差異」が幾つも存在するので、私は日英の翻訳に関しては絶対に完璧にならないと思っているし、文法に捉われすぎて正確性をやたら強調する「自分は英語が出来ると思っている馬鹿」にはなりたくないが(アメリカで生まれ育ってないにも関わらず、他人の英語をやたらと正そうとしてくる人種は、要注意。そいつらの指摘がそもそも間違っている事が多い)、あれこれ辞書を引っ張ったりして原文そのものを理解しようと努めた場合、私は上記になったし、日本語としてそれなりに意味も通っているから、決して的外れではないと思う。

そんな事を考えつつ、ふと窓に目を向けると、あれだけ激しく降っていた雨が10amを過ぎた頃から止み始め、ランチ時には眩しい日差しが舞い込むほど、昨晩からの豪雨は何だったと言う天気の変わりよう。

郵便局へ荷物を取りに行かないとならなかったし、プリンター用紙(8.5 x 11のレターサイズ)も残り少なくなっていたので、前回買い忘れていたのを今度こそ思い出し、郵便局近くの量販店「Target」へも向かう。

レターサイズ500枚は、ターゲットみたいに、そこまで極端に安くない店でも、$6ちょっとで購入できる。

ところがAmazonとかだと、たとえば1,500枚を$15で売ったりしているのに、それの送料で$20ほど取られてしまうから、結果的に$35と、どう考えても損。

ここ何年かでアメリカの郵送代は、国内であってもやたら高くなった印象を受けるが(国外だとそれが顕著で、日本に居るひとに書類を一式送るだけで、$60以上、今は取られる)、トラッキング・ナンバーを出すにも関わらず、送ってもらった筈の手紙や小包が届かなかったりするのもゼロじゃないので、こういう所でアメリカは本当に先進国なのかと思ったりもする。

今回は忘れずに、500枚セットのレターサイズを購入後、一旦帰宅してから、風呂掃除をしようとしたときにあれやらこれやらが無かったから、最寄りの「99 Cent Only Store」(所謂、100均)まで徒歩で赴く。

洗剤や石鹸、ゴミ袋、サランラップなどの、腐らない消耗品(non perishable items)を、買い漁る。

特に大きめのゴミ袋は、その辺のスーパーだと25袋入りで$10とかするのに対し、この手のストアは5袋入りを$1で売っている。袋そのものが一般的なブランドのものよりも多少薄いかな、程度で、今までゴミ箱から取り出した時に破れたりといった事は無かったから、こういう消耗品はとにかく安く済ませるのが良い。

それにしても店内、学生がいつも以上に多かった。確かに隣に、市が運営する公立短大があるし、そこの秋学期のスケジュールを観たら18日の日曜が授業最後の日と書いてあるものの、単にそれは表記上そうしているだけで、昨日の木曜で大半の授業が最後だったのではと思う。先生だってそりゃ、金曜日も含めた週末に、授業なんてやりたくないだろうし、私もコッチの大学に通っていた時は、土曜のクラスは期末週間のひとつ前に強引に終わらせている先生が目立ったもの。

なので店内で買い物していた学生軍団にとっては、もう浮かれ気分なことだろう。1月3日からの冬学期(だいたい6~8週間の短期)を取らない生徒なんて、1月末か2月アタマまで、授業が無いし。

帰宅するとたまたま大家さんが来ていて、28日の10amに部屋内の最後の点検確認の旨を伝えられる。てっきり妻が、このひとが送ってきたメールに返信をしていたと思っいてたら、まだだったようだ。

陽が落ちるまで淡々と、バスルームの掃除。特にシャワー室は、湯気などが溜まって、天井や壁に黒いシミを作っていたので、それらを落とす。

それも一通り終わったので、この文章をいま、こうして書いている。金曜日は基本、調理をしないので、どこに食べに出ようかを、Yelpであれこれ検索しよう。実質この街にも、あと2週間も居ないわけだし。