なんにでも使える!理解するための回路を作る
理解するための回路を作る
* 2023年9月12日配信分
先日、素粒子物理学者の松浦 壮さんの書籍を読んでいて、とても印象に残る言葉に出会いました。
「量子を理解するための回路を作る」
これを見た瞬間、「わー!」と喜びがこみ上げてきたんです。
記憶の力技に頼ってきた私
わたしは、もともと勉強が得意なタイプではありません。
むしろ苦手です。
だから、どうするかというと「力技」。
無理やり暗記して覚えるんですね。
でも、これだと知識がちゃんと染み込まない。
しかも、記憶が薄れていくときに、関連することまで一緒に消えてしまう。
年々、「あれ?なんか忘れることが増えてる?」と感じるのは、単なる歳のせいなのかもしれませんが(笑)。
「回路を作る」という考え方
松浦 壮さんの本の中に、「量子を理解するための回路を作る」という言葉があったんですね。
(のちに、よく話題に取り上げるようになってくるんですが、「神経可塑性」のことです)
これって、量子だけじゃなくて、何にでも言えることじゃないか!と思ったんです。
たとえば、わたしは心理学を学ぶときも、ひたすら暗記の力技でした。
覚えられないから辛い。
でも、そうじゃない。
松浦 壮さんは「理解をして、体が動くようになるために、経験と学びの積み重ねは不可欠」と言っていました。
つまり、「わからないなら、理解するための回路を作ればいい」ということ。
気づくことが回路を作る第一歩
今、わたしは心理学や量子的な「思考は現実化する」「この世は仮想現実である」というテーマをお伝えしています。
その中で、「どうやったら実生活で使えるようになるのか?」をずっと考えています。
一番のポイントは、「気づくこと」なんですね。
願いを宇宙に放つと、必ず何らかの形で応えてくれます。
でも、それをちゃんとキャッチできるようになるためには、「気づけるようになる」必要がある。
そして、気づくことも練習なんです。
理解の回路ができると、突然できるようになる
松浦 壮さんは、「スポーツで考えるとわかりやすい」と例えていました。
子供の頃、初めてキャッチボールをしたときのことを思い出してみてください。
右手と右足が一緒に出ちゃったり、顔の前から変なフォームで投げたりしますよね。
でも、何度も何度も練習しているうちに、ある日突然、上手に投げられるようになる。
わたし自身も、中学生の頃バレーボール部で似た経験をしました。
あまり上手(はっきり言うと下手)ではなく、練習中に先生の替え歌を作ってふざけていたくらいだったんですが(笑)、
ある日突然、アタックが決まるようになったんです。
それまでバラバラだった「トス」「助走」「到達点」「ボールの位置」、そして「背筋の使い方」が、ある瞬間ピタッとハマった。
「これが理解する回路ができる、ということなのか!」と、今になって気づいたんですね。
気づきのレッスンをしよう
この「回路を作る」という考え方は、どんな分野にも応用できます。
だから、学校の先生は「予習・復習をしなさい」と言っていたのかもしれません。
でも、大人になった今だからこそ、意識的にやってほしいことがあります。
それは、「気づく」こと。
気づくことには、2つのポイントがあります。
1. 今の思考に気づく
・今、どんなことを考えている?
・ネガティブな思考に囚われていない?
・エゴが暴走していない?
気づいたら、「不要なものは手放す」ことが大切です。
2. 叶った願いに気づく
・もしかして、これって願いが叶ったんじゃない?
・引き寄せた結果がすでに目の前にあるんじゃない?
例えば、わたしはずっと「通勤電車に乗りたくない」と思っていました。
ある日、完全在宅OKの求人を見つけ、応募したら採用された。
「あれ? これ、願いが叶ってるじゃん!」
こういう「叶った事実」に気づくことが大切なんですね。
気づきが理解の回路を作る
一つ一つの気づきを積み重ねると、それは「理解の回路」となります。
そして、その回路ができると、
・不要な思考を手放せる
・願いが叶っていることに気づく
・実体験を通して、宇宙の法則を信じられる
こうした変化が起きていきます。
これは、机の上の知識ではなく、「実体験として」自分の中にしっかり根付くんですね。
だから、一人でやるのが難しいと感じるなら、みんなでワイワイ楽しみながらレッスンできる場を作りたいな、と思っています。
まとめ
松浦 壮さんの言葉をヒントに、今回は「理解するための回路を作る」というテーマでお話しました。
量子だけでなく、心理学でも、スポーツでも、仕事でも、どんなことでも同じ。
学びと経験を積み重ねることで、理解するための回路ができる。
そして、その第一歩は「気づく」こと。
これを意識して、日々の中で「気づくレッスン」をしてみてくださいね♡