旅をしまくった2022年について
こんにちは。前回noteの記事を書いてからなんと2年も経ってしまっていたことに驚きを隠せない吉岡です。息をするように投稿できる人、素晴らしい。。。
見習いつつ、文章トレーニングの一環として、また少しずつ書いていこうかなと思います。
この2年間というのは月並みの言葉ですが本当にあっという間で、社会情勢的にもさまざまな変化がありましたね。
お陰さまでmethod所属4年目に突入し、デザイナーとしての2足のわらじ生活も2年半ほどが経ちました。この生活を通して、たくさんの人に出逢えた事が何よりの財産だなと感じる日々です。いつもお世話になっている皆さま、ありがとうございます。急にすみませんね。
Instagramの投稿でも少し触れましたが、昨年は特に色々な場所へ足を運ぶことができました。
ヒグマに遭遇したり、
縄文遺跡で縄文人の暮らしを体験したり、
日本海がびっくり綺麗ということを知ったり、
友人のお子にも、たくさん会いました。
ここまで旅に対する足取りが軽くなれたのは、佐賀への往復頻度が多くなったお陰だと思います(昨年は10往復、トータルは不明)。
交通機関のチケット手配、荷物の布陣構成、時間のハンドリング、必要な体力と睡眠時間の感覚が大分鍛えられたかも。お陰で毎回トラブルは(飲食店の休業マジックを除いて)ほぼありません。
しかしもっと全国を飛び回っておられる方々の話も聞くので、
私の行動範囲は、たかが知れているとも思います。
そんな旅をする中、自分なりの気づきと価値観の変化みたいなものがありました。
大きく4つ。
1.都市と地方それぞれの良さ、行けば行くほどはっきりする
一昨年、1ヶ月くらい佐賀に滞在して東京に戻ってから、
今まで気になってなかったことが気になるようになりました。
広告や音の多さ。街を歩いているだけで、とにかく色んな情報が入ってくる。表参道を歩く人たち。自分の服装は浮いてないだろうか。どう見られてるのか。いや、そもそも誰か見てるのか?
海外と日本で感じるようなカルチャーショックとはまた別物。日常と非日常の境界線、心地良いバランスみたいなものは、一時的でも環境を変えることで初めて得られた感覚でした。これらは、今後永く住む拠点とかを考える時にきっと役立つだろうなと、ボンヤリ考えてます。
2.想像は頼りにならない、しない
当たり前といえば当たり前なのですが、ある程度下調べしてから初めて赴く場所は、その情報と頭の中で抱いた印象とは大抵ギャップがあります。
それがプラスであれマイナスであれ、個人的には「新しい発見」というか、ほらね!気づいちゃったぜ!と楽しい気持ちになれることは幸いかもしれませんが、なるべく新鮮な気持ちで旅に行けるよう、下調べは最低限になりました。
気になる店、見たい景色、食べたい味、話したい人、のうち最低2つくらいを低解像度でマークしておいて、その先でどういう収穫を得ようとか、こういう気持ちにきっとなるだろうという想像は抱かずに、行ってみてのお楽しみ、くらいのスタンスで楽しむようにしています。仮説くらいが丁度良さそう。
とはいえ観光の1.2歩先でありたいなと思い、都度何が楽しかったのか、何が微妙だったのか、というのをちゃんと振り返るようになりました。それが次に行ってみたい場所のきっかけになってプラスの打率が上がったり、自分の価値観の棚卸しになったりするので、ふんわりやるようにしています。ふんわり、です。
3.「経験」は「実績」ではない
移動する機会が多くなった当初は、色々な所へ行けば行くほど、自分のステータスが上がったような気になっている時期がありました。恥ずかしながら。。
ポイント稼ぎ、という感覚に近いのかな?何か成長できたと錯覚を起こしていたんですね。(でも47都道府県を早く制覇したい気持ちもある。)
実際もちろん思い出は財産になると思っているし、地方でも仕事をしている自分にとってはどこも「情報収集」の一環になっているけれど、
誰かや何かのためになって初めて「実績」に繋がるというビジネスの基本中の基本を、不覚にも旅を通して再認識したというわけでございます。
積極的に発信したいという欲もなく、ビジネスに活かしたくて旅をしているわけでもないのですが、先取りフィールドワークだと思って、記憶と記録に徹しております。
4. なんだかんだ自宅最高
12月には予定がひと段落、この月は都外へ出る予定もなし。
年末年始どこか出かけようかなとも考えてたけど、何だかお腹いっぱい。
初めて「旅疲れ」を感じました。ええ。
これをどう癒すかが今年の課題です。やっぱ自宅や近所で過ごす時間もしっかり増やすことが最短ルートなのかなぁ。
今年は、未踏の地である和歌山でめちゃめちゃ梅と果物を食べたい。
それと、高校の修学旅行で戦争学習の記憶しかない沖縄にもちゃんと行ってみたい、という気持ち。まだ入手できてない「やちむん」を、現地でゲットしたい。