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ブランディングを経てPRや広告が最大化する
こんにちは。佐々木結美です。
皆さんはブランディングについて、どの様に捉えていますか?
今回は『PRや広告の効果を最大化するブランディング』について、書いてみたいと思います。
ブランディングとは?
社会の中で個を特定・差別化し、価値を創造すること。つまり、採用におけるブランディングとは同業他社や近隣の企業の中で、求職者目線で「この企業は〇〇だ」と印象付け、「ここで働きたい」=働く場として唯一無二の存在と感じてくれることです。
「自社の理念や哲学」、「事業内容」、「社風」や「労働環境」などが広く認知され、ブランドイメージが確立されれば、それらに共感する人材、自社とのマッチ度が高い人たちからの応募が増加する。母集団の質が高ければ、実際に採用へと至る人材の質も高まることになるのです。
機能的価値・情緒的価値の考え方
そこで、考えるべきは機能的価値・情緒的価値です。現状の求人市場は機能価値に偏った求人が多く「土日祝休み」「高月収」など、同じような訴求が溢れています。
もちろん、求職者が転職する上で機能的価値は大切な要素ですが、それだけでは他の求人との差別化が難しく、応募に至るほど人の心を動かしません。
最終的に応募という行動を起こす動機になるのは情緒的価値の比率が高いです。
求人でいう情緒的価値とは、所謂創業から現在に至るまでのストーリーや募集の背景にある職場のリアルなドラマです。
ストーリーやドラマがない場合は、今の職場を端的に表した形容詞を使って情緒的な価値を見出していきます。(これは、少し難しい作業です)
機能的価値と情緒的価値が備わると、唯一無二の求人が出来上がります。
キービジュアル
最後に作るのが、キービジュアル。所謂サムネイル画像です。
WEBで簡単に求人情報が見られる現代では、一度の検索で1人の求職者が平均20件の求人情報を見ます。
短時間に20件も似たような求人を見ることを想像してみて下さい。
殆どの方がトップの画像情報だけで、その求人を読み進めるかどうかを判断しています。判断に要する時間は1秒と言われています。
ですから、サムネイル画像は先程の機能的価値と情緒的価値を1秒で認識してできる様なデザインでなければなりません。
カラーやフォント、写真や言葉のチョイスにとても神経を使います。
人の心を動かすには
求人活動に必要なライティング、写真、デザイン、配信などに一貫性を持たせてください。
それぞれ別つの要素ではなく、一つの物語を描く重要な要素です。
そして、片手間ではなく本気で取り組んでください。
多くの企業は、魅力的な製品作りやサービスの提供、広告戦略などによってブランド力を高めてきました。
採用におけるブランディングは、これを一歩進めて、“働く場としても魅力的であること”を広く浸透させる活動といえます。
全社的な取り組みであり、これまでの採用活動とは異なるスキルが必要となるなど、難しい点があります。
ですが、企業としての認知度アップ、応募者の量的・質的な向上、マッチ度の高い採用実現によるコスト減と離職率低下など、メリットは大きいのです。
とりわけ、「採用ブランディング」は、採用において同業他社との競合に悩む企業にとって効果的といえます。
ただし、継続した長期な運用をしてはじめて成果がもたらされる方法論であるため、いち早く実践し、より有効な採用フローへとブラッシュアップしていくことが必要です。
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