ダークヒロインコレクションのビジュアルブックを出版しました。
この度、ダークヒロインコレクションをまとめたビジュアルブック「A Tale of Dark Heroines」を出版しました。日本語/英語併記で77作品が収録されています。
初めてのKindle自費出版です。
デジタルブックのため、個々の作品が小さくて見づらいなどいくつか課題はありますが、今回は形にすることを最優先しました。
ビジュアルブックを出版した理由は、70作品を越えるダークヒロイン作品にストーリー性を持たせ、コレクションの集大成として新たな価値を生みだすことで、資産となるモノを創りたかったからです。
また、ダークヒロインという私のオリジナルキャラクターにもっと焦点をあてたい気持ちもありました。
つまり単にアート作品を並べたアートブックではなく、ダークヒロインコレクションを運営する中で、私自身が作品1つ1つに込めた思いもしっかりとお届けしたい、との切なる願いがあったのです。
作業する中で一番悩んだことは、どこまで自分の色を出すべきか、でした。余白を残す大切さを理解しつつも、具体的に自分らしさを出さないと薄っぺらい内容になってしまうという恐れがありました。
その一方で、自分を出しすぎると重たく受け止められ、共感してもらえないのでは、との不安もありました。あれこれ葛藤した結果、自分を徹底的にさらけ出す方向に舵を切りました。
今や個人の自費出版はお手軽な時代です。ただ編集デザインのイロハも知らない私にとって、すべてが初めての出版作業で、かなり苦戦しました。ビジュアルブック制作は、アーティストとしての大きな目標の1つでしたので、何としても成し遂げたい強い意志が背中を押してくれました。
約1年半のコレクション運営を振り返りながら、変わったモノ、変わらないモノを噛み締めつつの作業は、達成感や充実感を伴った楽しいものであり、その一方で、アーティストとしての限界を感じた辛いものでもありました。
今ようやくこれまでのコレクション活動を1つの形にできたことを、とてもうれしく思っています。
不完全ではありますが、自分の不完全さをさらけ出すことも、私のアート活動の大切な要素の一つでもあります。
よく小さな成功体験の大切さが説かれますが、まさにこうしてこれまでの成果を作品集として具体的な形にし、認識することで自信につながったと思っています。
この資産が、今後のアーティスト活動の確固たる基盤になればと願っています。
※Eブックのため、デバイスによっては見づらい場合もあるかと思いますが、ご理解のほどよろしくお願いします。
ご興味のある方は、以下よりご覧下さい。
https://www.amazon.co.jp/TALE-DARK-HEROINES-ARTBOOK-English-ebook/dp/B0CCQZGJX6/ref=sr_1_1?crid=3E9O2SNSQUVLG&keywords=a+tale+of+dark+heroines&qid=1690716470&s=digital-text&sprefix=%2Cdigital-text%2C590&sr=1-1
8/1(火)16:00 - 8/4(金)15:59までの3日間は無料で読むことができます。
是非この機会に手に取っていただき、レビューやご感想を書いていただければすごくうれしいです。
どうぞよろしくお願いします!
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