🎀作品紹介🎀 孤独の処方箋
物理的にひとりぼっちだから孤独だというわけではないと思います。
家族と暮らしていれば、友人や恋人がいれば、会社やコミュニティーに属していれば、孤独感から逃れられるものではないと思います。
皮肉にも、周りに人がいればいるほど、その孤独感はより深いものになるのかもしれません
人は誰にも理解されていないと感じると孤独に陥ります。
特に身近で大切な人に理解されないとそのやるせなさや心の傷は深くなるばかりです。
自分の存在に自信が持てなくなり、生きる意味を失い、ダークサイドに落ちることもあるかもしれません。
忘れてはいけないのは、いつでも誰でも孤独になり得るということです。
孤独とどう付き合うべきー。
一人一人が内なる自分との対話を通じ、迷い葛藤していく中で、各々の孤独の処方箋を見つけていくしかないように思います。
自らに問い続ける過程は、辛く苦しいですが、それを避けて、誰かの腕にすがったところで本当の答えは見つからないと思います。
個人的には、孤独を飛び越えて、偏愛や酔狂に殉じるのも一つの方法だと思います。
酔狂的な突き抜けた生き方に触れると、孤独を恐れていることが取るに足りないことにさえ思えてきます。