ハリケーンダグラスが去って
ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)126日目:7月26日(日)
感染者数:1,683人(前日比64人増)
数日前からハリケーンダグラスが、今週末にハワイ諸島を直撃するとの予想が天気予報やニュースで伝えられていました。スーパーマーケットやコストコなどの大型ディスカウント店では、トイレットペーパーや飲料水が売り切れてしまったそうです。
ハワイの地元テレビ局は、全4局とも午前5時からハリケーンダグラスの特番を放送。
ハワイの場合、ハリケーンは東からやってくるので、まずはハワイ島が、次にマウイ島、ラナイ島、モロカイ島、そしてオアフ島、カウアイ島が影響を受けます。
ハリケーンダグラスは、ハワイ島北側をかすめ、進路を少し変えて北上しながらマウイ島とモロカイ島の北側を進みました。一時は、オアフ島のノースショアに上陸するかとも思われましたが、ギリギリのところでそれました。
オアフ島がほぼ安全域に入ったのを確認できたのは午後5時過ぎでした。私は、朝から掃除したり洗濯しながらハリケーンに備えていました。ハワイはインフラがあまり良くないので、こういう自然災害時にはよく停電します。なので、バスタブにトイレ用の水を溜め、ご飯を炊いておにぎり(長持ちするように中には梅干し)を作り、キッチン用の水をお鍋に溜めて、冷蔵庫にあるものを使って冷めても食べられるような炒め物などを調理しておきます。
ペットボトルの水は凍って膨張しても破裂しないように少し減らして、冷凍庫に入れて冷凍します。停電になった場合は、凍ったペットボトルを冷蔵庫に移動させて冷却に利用し、その後は冷たいお水を飲めるというわけです。
高層住宅に住んでいると、停電で水を汲み上げるポンプが止まるのでシャワーも浴びておきます。
1992年にハリケーンイニキがハワイを直撃した際にたくさんのことを学んだおかげで、その後もハリケーンや津波警報が出ると、準備だけは万端に整えます。
今回は、どの島でも被害はほぼなく、無事やり過ごすことができました。そしていつものように、冷蔵庫にはおにぎりをはじめとする大量の食料品、冷凍庫には氷が山のようにあります。明日は、三食ともおにぎりになりそうです。ヤレヤレ。
(このブログは2020年7月26日にyumiozaki.comに掲載されたブログの転載です)