どら焼きを焼くまでの記憶と記録
こんにちは、clusterで何もしないをしているくま
ゆみおです。
こちらはcluster民とクラフトする非公式 Advent Calendar 2024の14日目の記事になります。
今年は何もしないをしているくまをとうとう卒業しアバター販売を行ったことについてのきっかけや販売に至るまで考えていたことなどつらつら書いていこうと思います。
◆アバター作成に至るまで編
想いはずっとあった
clusterにはclusterサービス上でのみ使用できるアバターをCC(クラスターコイン)で購入できる即売会『アバターマーケット』というものがあります。
こちらは不定期で公式が開催されているもので多くのクリエイターさんの作った素敵なアバターに触れることが出来る催し物でした。
私も何度か遊びに行きたくさんお迎えさせていただいております。
そしてアバターマーケットでは即売会ならではの光景が見れます。
それはその場でお迎えしたアバターになってみんなで集まって集会を開く光景です。
何度もこうした光景を見たり自分も混ざって遊んでいるうちに私もいつかアバターマーケットでアバターを出したい!集まっているところを見たい!と考えるようになりました。
ワールド内アバター販売が登場!
気持ちはあれど2023年3月を最後にアバターマーケットは開催されておらずどうしたものかと考えていた2024年夏の終わり……
Cluster Conferenceにて大きな発表がありました
『ワールド内アバター販売機能【9月リリース!】』
以前から実装すると言われていましたがとうとうリリース時期が発表されました!
そして発表からわずか10日間ほどでアバター販売機能が実装されることに!
https://note.com/cluster_official/n/ncf9eebc06a38?sub_rt=share_pw
飯テロしようぜ!
先のカンファレンスでワールド内アバター販売の発表があってからすぐにユーザーでアバターマーケットを開こうと動く方が何名もいらっしゃいました。
その中の一人でみっつさんがX(旧Twitter)で以下の様な企画を計画してくださいました。
あまりに面白そうな企画な上アバター販売をやってみたかった私には渡りに船でした……!(カンファレンスで発表当日にこんなにもワクワクする企画が出来るの凄い加速感あって最高でした)
生きるのには時間が短すぎる
イベントに参加したいという気持ちはあったものの如何せんこの頃の私には時間が無い……
きちんとユーザーから対価を頂くに値するものを作れる確証が出来るまで参加意思を表明することが出来ずにいました……
とにかく作って提出できるものを用意してから参加しようと考え構想と作成を進めました。
構想は一つのひらめきで簡単に崩れるものさ
当初からモチーフはお菓子(スイーツ)アバターを作ると決めていました。
初期案ではクッキー缶のアバターを作って中身のクッキーで表情変化を作るみたいなのを構想していました
ある程度イメージが出来て実際に作り始めていたところで突然の出会いがありました。
それは私がリアルのとある食のイベントに遊びに行ったときでした、色々屋台にある食べ物を見たり買ったりしている時にある商品が目に入りました
こちらを見た時そのカラフルなあんこがユーザーアイコンから取ったら表現できそうとか、くまちゃんが挟まってるのいいなとか考えて一瞬でくまのどら焼きアバターのイメージが出来上がるのを感じました。
アイデアは熱いうちに打て
どら焼きアバターのイメージが出来上がってからは早く今まで作成していたものから切り替えてモデリングを始めほぼ一日で形を作り上げました。
そしてある程度納得がいく形になったのでその日に飯テロアバターマーケットに参加表明しました!
そして出来上がったアバターがこちら
https://cluster.mu/store/avatars/d9f3242b-e6df-4f3c-bedd-3a7c668e1317
◆アバター作成で考えたこと悩んだこと編
さてここからはアバターを作るうえで考えていたこと、悩んでいたことなどを書いていこうと思います。
コンセプトの明確化
飯テロアバターマーケットに参加したいと考えてからどんな食べ物アバターが良いだろうと考えまず下記を設定しました。
①使用目的の設定。
②デザイン選び。
①に関してはcluster内でしか使用できないという性質上メイン使いではなくサブでふとした時(イベントや放置など)に使用するであろう想定、食べ物アバターということでテーブル上などで使用する想定
②に関しては自身の体験と経験からアバターマーケットにおいて好まれやすいと感じるデザインに関して下記を想定
●80cm以下の小さいサイズ
●数人で集まってもごちゃつかないシンプルなデザイン
●面白いと感じる要素がありつつ可愛さのあるデザイン
特に私が重視したのは可愛さという要素でした。
ネタみの強いアバターやガチ飯のアバターは最高に面白くて好きですが使いやすさという意味でちょっとした可愛さのあるデザインの方が良いのではと考え、その方向で作成しようと決めました。
食べ物で可愛いといったらお菓子(スイーツ)だろという安直な考えからアバターモチーフはお菓子(スイーツ)になりました。
アバターのこだわり
★表情についてのこだわり
前述で当初はクッキー缶のアバターを作成する予定だったと書きましたが何故クッキー缶だったかというとちゃんと理由があります。
それは面白いと感じる要素を組み込みやすいと思ったからです。
ラフ案に書いてあるように通常時はただのクッキー缶で表情変化で蓋が開いて中身のクッキーで表情を作る、その体験には驚きと面白さを感じていただくことが出来るのではないかと思っていました。(この開いて何かが見えるという要素はどら焼きにも組み込まれました)
作るものがどら焼きアバターになってからもその表情について色々悩みました。
当初面白いという要素としてどら焼きの中に寝ているくまちゃんがリップシンクで開くと見えるという設計でした。
しかし冷静に考えてコメントや無言の方はリップシンクを見ることが出来ないと気づき表情にもその要素を入れることにしました。(怒りの表情に開く要素が入っているのは普段あまり使用しない+モーションで強制的に出ることが少ないためです)
また普段はただのどら焼きに見えることについて
「これ写真撮った時ただのどら焼き過ぎないか……?」
と考え笑顔の表情時に大きなくまちゃんが出てくるという仕様にしました。
★アイコン検出についてのこだわり
これに関してはこだわりというか最後まで悩んだ要素になります。
カラフルなあんこが見たいのでなるべくユーザーの個性がでる場所から色を取りたいと考えていました……
が、正直そんなの想定不可能!!
ユーザーアイコンは四角が表示されないのでそこに自由な色を入れてそこからアイコンカラーを取るという文化もありますがこれを知っていて実行しているユーザーはたぶんそんなに多くない……!
ならユーザーアバターが表示されている中央のどこかから取った方がいいのか?いや、色が出やすい背景部分にあたりそうな場所から取った方がいいのか?
めちゃくち悩んだ挙句に出した結論は
『わからないから自分のアイコンで出したい色の部分から取る』
でした
カラフルなあんこという要素を自分が見せるために自分のアイコンでいい色が出る位置に設定して結局そのままその場所になりました。
販売価格の設定
大前提として全体的にclusterのアバター販売の価格はだいぶ安いですよ!
価格設定について今回私はアバターを500CCで販売させていただきました。
こちらに関して何名かのユーザーさんから価格が安過ぎると言っていただくことがあったので何故私がこの価格にしたか説明させていただけたらなと思います。
価格設定における要素
①収入を目的としているか
②自身の知名度
ここら辺を考えながら価格に関しては設定いたしました
①収入を目的としているか
私の場合アバターマーケットでアバターを出したい!集まっているところを見たい!という目的だったので収入にはそこまで重きを置いていなかったです。
②自身の知名度
知名度という言い方をしていますがこちらは単純にフレンドがアバター販売をしていたら買うぜ!という交流の広さみたいな感じやこの人の作るアバターは絶対欲しい!みたいな感じです。
あくまで私はの話ですが好きなクリエイターさんだったり仲の良いフレンドさんのアバターだったら1000CC以上でもお迎えするのでそういった強みのある人であればある程度高く価格を設定してもお迎えしてもらえると思います。
が、私にはそこら辺の強みが全くないので価格を高く設定した場合単純なクオリティ勝負になる、そしてそこまでのクオリティではないので価格を低く設定しました。
薄利多売、厚利少売で考えれば薄利多売が今回の私の価格設定に合っていたというのが最終的な結論ですね。
◆最後に
みっつさんの飯テロアバターマーケット、おはよう真夜中さんの作成したワールドちっちゃいものびれっじ - よる -にてアバターを展示していただき私も憧れてたアバター集会の光景を見ることが出来ました……!
cluster様、販売する機会をくれたみっつさんおはまよさん、お迎えしてくださった全ての人に大きな感謝を!!
本当にありがとうございました!!
余談だんだんだだん
現在アバター総販売数 72
本当に多くの方にお迎えしていただき感謝の極みです;;
明日15日の記事はKOKA / 紅花さんです。よろしくお願いします!