入院便利グッズ(身の回り編)
◆病院指定の準備品について
事前に病院から入院に関して次のものを用意してほしいと言われた。
・服薬中の薬とおくすり手帳
・保険証
・履き物(スリッパではなくて靴)
・箸、スプーン、コップ
・洗面器、タオル、歯ブラシ、石鹸、シャンプー、ヘアブラシ
・タオル、下着
・マスク、ティッシュペーパー
・イヤホン、ハンガー
この中で2回とも忘れたけどついていたのはハンガー。
そして2回とも使わなかったのは洗面器。
折りたためるのでコンパクトになるが、面積を取るので鞄の中で嵩張る。
なのに実際に活躍の場はなかった。
次回は持って行かない予定。
今回の入院は家族が同行できない、そして車ではなく汽車(電車ではない)なので、荷物をコンパクトにするのが大きなミッション。
スーツケースを今後の旅行に使えるものを奮発して購入してしまったので、なんとかしてでもそれに詰めたい。
なので、病院で買えるものは着いてから購入した。
ボックス入りティッシュペーパーや、手術時の準備品だったおむつなどである。
(人生初おむつか!?とドキドキしていたがおむつは結局使わなかった)
ティッシュペーパーは100均一で買った布のケースに入れて、S字フックでぶら下げておいた。
ティッシュ以外にもタオルの使用を控えて洗濯物が減るから便利!との情報があった不織紙タオルなるものも今回は持参。
顔を拭くには物足りなさを感じたが、歯磨き程度なら十分。
そしてやはり1番便利だったのが除菌タイプのウェットティッシュ。
毎食使用する箸やスプーンをさっとふけてとても便利だった。
痛みであまり動きたくない時は特に。
消毒できるようにとアルコールタイプを買ったが、口の周りを拭いたりするには刺激が強すぎるので、次回はノンアルコール(?)のものを持っていこうと思う。
◆S字フック
前回用意したけど使えない(パイプのサイズと合わない。使いにくいなど)S字フックがあったので、今回は厳選して3種類用意してみた。
ダイソーのキャンプ用品コーナーにあった皮製のループのついた大きめのS字フックが、デザイン・使い勝手・サイズ感・安定感全てで1番良かった。
ループの部分は長さもゆとりがあり、太めのパイプでもしっかり固定ができる。
あとカチカチ言わないのがいい。
プラスチックのフック部分は360度好きな方向に回転できるし、適度な大きさで二つくらいかけても余裕がある。
これが二つで100円で買えるとは。
ダイソーすごすぎ。
あえてマイナスポイントをあげるなら少し長い。
苦になるようなものでもないけれど。
他にも落ちないようにストッパーがついたS時フックも前回同じくダイソーで購入した。
フックのついた引っ掛ける部分は大きめなので、ベッド周りでも使えてこちらも優秀。
だが、フック部分が回らないので少し不便かな。
無印良品のものはシンプルさが好きでデザイン買いしたけど、小さいのでタオルハンガーでしか使えなかった。残念。
次は留守番決定。
◆時計
腕時計もあるけど、やっぱり時計は別にあったほうがいい。
カチカチ音がするようなものは大部屋だった場合、気を使うとのことでデジタルの時計を前回用意したが大正解。
パッと見て時間がわかる少し大きめのサイズがとても良かった。
時計は置く位置によっては文字が小さくて見えにくいからだ。
カレンダー機能もお気に入り。
入院中はとにかく曜日、日にち間隔がわからなくなるので。
湿度や温度はまあ、ついてると面白い。
いつも一定24度〜25度、湿度60%の超快適病院内。
……外に出るのが怖い。
◆お箸・コップ
お箸はセリアだったか100均で購入したもの。
お箸・スプーン・フォークがまとまってるものがこれしかなかったから選んだけど、無駄に可愛く癒される。
箸の長さが短いのだけが悔やまれるが、それを補うほどの可愛らしさ。
入院中にはとても大事な癒し成分である。
コップはちょっとこだわって選んだ。
最初の入院が冬だったので、温かい飲み物も楽しめるように蓋付きの保温マグカップ。
Amazonなどで見てると実に様々オシャレな商品が出ているが、入院ということで選ぶと「とって付き」のほうが持ちやすく便利だと思う。
あとは保温性の高さよりむしろ蓋の形状やこぼれにくさが大事。
どうしても熱い飲み物を入れると少し吹き出して(?)溢れてしまう。
少しだけなので下にトレイを置いて使っている。
でもまあ許容範囲。
ステンレスでとても軽くて使いやすい。
歯磨きにも使えるが飲みものも入れておきたいし…悩ましいくらいの活躍。
小さめトレイも一つあると便利。
小物をまとめておいたり、マグなどの受け皿にも使える。
こちらはセリア。ミモザ柄が可愛くて一目惚れ。
見るたびに「可愛いな」と思えるので100円以上の価値は確実にある。
◆靴
いつものようにクロックスにしよーとゆるく考えていたら、こちらの病院はクロックス厳禁とのこと。
…え。ダメなの。
どうしたもんかと思っていたら、たまに行くオシャレ系セレクトショップで見つけたのがこれ。
病院で働くナースさんたちの声で生まれた商品らしい。
デザイン違いで3種類ある中の一つ。
病院の売店で売ってる介護用の靴のオシャレバージョンだ!!
ハッとなる私に、オシャレな店員のお兄さんが
「可愛いですよねー。めっちゃ履きやすくておすすめですよー」
と声をかける。
お兄さんみたいな人なら普通にオシャレに履きこなせそう。
けど、私が履くなら白やグレーはない。
なので無難に黒を選ぶ。
普通の靴でもいいけど、術後しばらくはかがむのがしんどい。
フィット感もぱっちりで、入院が終わったら職場で使おうと思っている。
Amazonとかで調べたら結構人気の靴らしい。
しれっと履きこなせるセンスが欲しいものだ。
◆洗濯グッズ
何度も言うが、今回はおひとりさま入院!
途中洗濯物を家族に頼むことができないので、病院のコインランドリーを使うことになった。
洗濯グッズとして用意したのは次の内容。
・洗剤(ジェルボール)
・柔軟剤(シートタイプのもの/ソフランシート)
・洗濯ネット
・ランドリーバック
・100円玉(多めに)
入院ロングステイ経験者の友人が「100円玉と柔軟剤だけは忘れずに持っていけ」と口を酸っぱくして言っていたので、柔軟剤がないとよほどパサパサになるのだろう。もちろん怖いので試してないが。
とにかく荷物を少なくしたかったので柔軟剤はシート状のものを用意した。
病院の売店でも同じものが売っていたが、25枚も使わない。
洗剤として用意したジェルボールと同数の7枚だけ畳んでジップ付きの袋に入れて準備した。
乾燥機に衣類を入れるタイミングに同時に1枚放り込んでスイッチオン。
優しい香りでいい感じ。
汚れた衣類を入れる袋と、乾燥機から出した衣類を入れる袋は別に用意した。
こちらも大正解。
何かと袋や鞄はあると便利なので畳めるタイプを用意しておくといい。
ビニール袋だと中身も見えちゃうし味気ないしね。
ちなみに。
曜日や時間帯によっては洗濯機や乾燥機は争奪戦なので空いてる時間をチェックしておくのがおすすめ。
なんとなく午前と夕方が混んでる気がした。
行くたびに使えないのは地味に凹むのでチェックは大事である。
◆シャンプー・コンディショナー
今回シャンプーとコンディショナーはパウチタイプのものをドラッグストアで色々選んで買ってきた。
普段使っていないメーカーや種類のものばかりで、シャンプータイムが楽しい。
…はずだったが。
ドレーン(管)が抜けるまで入浴が出来ず、看護師さんに手伝ってもらっての洗髪。
めちゃくちゃ忙しそうなのに気を使うことこの上ない。
でも。しかし。
髪が気持ち悪いのは不快なのである!
観念して洗ってもらっていた。
香りのいいシャンプーは看護師さんにも好評。
「これ前と違うやつですねー」とか(割といつも同じ看護師さんに当たる)
「めっちゃいい香りですねー」とか話も弾む。
シャンプー新開拓の機会になるかもしれない。
何よ帰りには少しでも身軽になるっていうのが良い。
もしかしたらシャンプーできない日が多いのかも。
と思って一応用意していたシャンプーシート。
ミント系の香りで頭皮をマッサージするように拭き取ると一応さっぱりする。
少しサラッとする。
しかし劇的な変化はない。
ないよりはマシかな(笑)
ボディシートはあったほうがいい。
サラッとなるやつ。
病院から体拭き用の使い捨てタオルは用意してくれるがいい香りやサラサラパウダーなどはもちろん含まれていない。
お風呂に入れないとき、石鹸の香りのシートでさらに拭くことで気持ちがスッキリした。
次はもっと大判で好きな香りのものを見つけておきたい。
あと、買っておいたらよかったシート系。
洗顔シートというのがあるらしい。
拭き取ると化粧水と乳液が完了するとか。
顔を洗いに行くのが苦痛な時期に大活躍しそう。
これは要検索案件。
とりあえず必需品関連。
次回の入院時にはもっとレベルが上がっていることであろう。
入院患者としての持ち物レベル。
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