3月議会 本会議質問① はにたん110について
こんにちは
3月議会にて主要予算を調べた際、3点ほど疑問に思うことがあり、本会議で質問致しました。
質問① はにたんこどもいじめ110について
https://www.city.takatsuki.osaka.jp/soshiki/69/5038.html
<私の質問>
はにたんの子どもいじめ110 番 がつくられた 目的、また誰が通報する想定で作成しているのでしょうか?
令和4年度の利用実績は 5 人と聞いています。ホ ームページをみますと、かなりの個人情報を書かなければいけません。 いじめを受けている本人は、自身の名前を知られてしまう懸念、また いじめを見つけたクラスのお子さんで見てみぬふりできないと勇気を持った児童もまた、自身の名前や相手の名前を記入すること自体嫌がります。一方で、ご高齢の方などは、メールよりも電話のほうが便利です。 フリーダイヤルが助かるのではないでしょうか?
はにたんの子どもいじめ110番がつくられた目的と「 誰が」通報する想定で作られたのか教えて下さい。
「誰に」通報してもらうことでいじめの早期発見解決につながる糸口にしなければ、実効性は薄いのではないでしょうか?
<市の答弁>
「はにたんの子どもいじめ110番」については、平成24年度の児童生徒議会において、 学校以外にも相談できる窓口を 増やしたいという児童生徒の提案に応え開設 しております。市立小中学校の児童生徒と保護者を対象としており、寄せられた情報については、教育委員会と学校が連 携して調査を行い、早期のいじめ解決につなげております。
<私の2回目質問>
平成24年度に市長や教育委員会の幹部らを交えて高槻市にある小中学校59校の代表が集まり、児童生徒議会(子ども議会)が市議会議場で開催されていたとお聞きしています。 児童生徒議会にて「相談できる窓口を増やしたい」と要望がでているということは、子供が使いやすいようにを目 的に作られたのですよね?
令和4年度の5名の相談件数のうち、4名は児童 生徒からの声であったと伺ったことから本当は使いたいけど使えない方もいるのではないかと推測します。どうしたらもっとみんなが使いやすく相談しやすくなると考えていますか?
<市の答弁>
「はにたんの子どもいじめ110番」については、QR コードが掲載されているカードを配付することや、 1人1台端末のデスクトップにアイコンを貼り付け る など、これまでも、児童生徒が 相談 しやす くなるよう工夫をしています。
また、各学校においては、教職員 による相談 体制 を 整える とともに、 大阪府のすこやか教育相談や本市教育センターの 電話相談 など、他の相談窓口もあわせて周知をすることで、多くの児童生徒が相談しやすい体制づくりに取り組ん でいるところです。
<意見要望>
2015年2月22日の産経新聞の記事によりますと市立の41小学校と18中学校の全59校で「いじめZERO運動」を展開する議案が「子ども議員」から提案され、全会一致で可決、全校で取り組むことになったと知りました。
市内の各小中学校から代表1名が子ども議員として参加をするにあたり、 たくさんの事前学習や準備を重ね、議場で市教育委員会に対し質問と提案を行った姿が目に浮かびます。
だからこそ、どうか子供たちの想いがつまった提案を大切にして下さい。QRを貼り付けただけで終わらないでください。粗末に扱わないでください。今日もいじめで苦しんでいるお子さんはたくさんおられます。
宜しくお願いします。
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子供たちの思いがつまった、声が形になった政策です。
にも拘わらず相談件数がたった5件。
もちろん相談件数が多いのがいいわけではありませんが、、、
本当に子供が声をあげやすいのかどうか?
今一度、子供の視点で、はにたん110について見直して頂きたいと思いました。
残り2つは次の記事で書きます
高槻市議会議員
西村ゆみのホームページ