京都に行ってきました。
夫関水英司の作品が新制作京都展に展示してあるので、2年ぶりに京都に行きました。
京セラ美術館の展示は上からの自然光効果もあり、また違って見えます。
その他の訪問地についてxで7回に分けてポストしたものに補足して載せます。
この二日間で感じたことは宝物にして日々精進します。
養源院
俵屋宗達の白象に会えば元気が出る。唐獅子はスギの木に直接貼った箔は木目が生かされる。一筆書きのところ、足の向きと丁寧に説明していただき新たな発見。血天井も陽の光にくっきりと見え、命の重さを感じる。
智積院
以前の宝物殿から移動して新しい建物になり、棚もできていて照明の関係かくっきり金箔と胡粉が浮かび上がり、より魅力的に見えた。
うつりもないアクリル板?でしっかり守られていました。その後、庭園でゆっくり。
ここは穴場で静かに見ることができた。
ギャルリー宮脇
中尾誠さんの個展を拝見。
仲野さんの京都場での大きな作品の展覧会は終わったばかり。こちらは小品中心。深い色とストロークが迫る。
螺旋階段で上がる素敵なギャラリーで個展は11.3まで(月休み)
ヒルゲートギャラリー
新制作の海野さんの個展。小品も大作と同じ熱量を感じた。27日まで。
天龍寺
加山又造さんの天井画の龍が様々な龍の中で一番好きな龍。
何回もグルグル回って色々なところから龍と見つめ合う。
お顔と体の関係で見る場所によって魅力が変わり、動き出しそう。
庭園では岩を鯉が登り、龍になる様子は絵画を見るような美しさを感じた。
福田美術館(嵐山)
若冲で話題になっていて混雑を心配したが、人は多いけれどゆったり見ることができた。
スマホで聴けるガイドもあり、堪能した。
「空気を絵画化する」という言葉にこれだと思いました。
最近みつかった果蔬図巻は強烈な印象の郡鶏図の厳しさと違い、野菜に対する愛情たっぷりで、生き生きとした印象で野菜が可愛らしい。
撮影フリー。こちらのチラシは攻めてる!
烏丸御池の放光堂
紫岩11番が欲しくて訪問。
他にも魅力的な色を買いましたが、今回は地味目。
通りの看板を見て涙が出そうだった。
学生時代、関西に帰省する友達に頼んで買ってきてもらった。
紫岩で画面も気持ちも引き締まり、初心に戻れる色。大事に使いたい。
ZINEギャラリー
何回か出品しているギャラリーに初訪問。不思議な魅力の3人展。
DMをサイトからコピーさせていただきます。
2年ぶりの京都はびっくりの外国人観光客の多さ。タクシーから見た清水寺の下、嵐山はラッシュ。
同じ所を回るから感じる自分の変化を大事にしたい。やはり京都は刺激的だと思う。