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海外の空港でフライトを逃したときのこと

日本から東欧ジョージア🇬🇪に来て海外生活が2週間ほど経過しました。

ビビり散らかしながら準備していたわりには今のところ大きな事故もなく、現地をめちゃくちゃ楽しんでいるのですが、

渡航中に、普通の人はしないような大きなハプニングがありました。

そして話していると海外玄人からしてもわりとレアケースっぽいことが判明したので、何かの参考にとメモしておくことにしました。

※臨場感高めのため、かなり長文になっています。


当初の予定

日本から東欧ジョージアへの直行便は存在せず、2〜3回のトランジットを経る必要があります。

私の場合は北京、イスタンブールで2回トランジット(空港間移動含む)の経路でした。

無数の経路がある中でも今回はtrip.comを利用して最適解を選んでもらい、時間には余裕があったはず。はずなのです、、

フライトに遅れた理由

余裕を持って3時間前には空港に着き、チェックインも保安検査もスムーズに完了。それでは何故フライトに遅れたかというと、完全に自分の不注意と無知のせいです。

でも一つだけ言わせてください、
サビハ空港のラウンジが最高すぎたんです。
※イスタンブール・サビハ・ギョクチェン国際空港

経験者はわかると思うのですが、まず『シャワー付きラウンジは最高』。
特に格安航空を組み合わせたりしていると早朝or夜行の変な時間のフライトになったり、海外のトランジットで空港から出られないとシャワーを浴びるタイミングを逃すので。

そして『料理&ドリンクが最高』でした。
美食の国トルコの料理もワインセラーのお酒も自由に食べ飲み放題で雰囲気も最高。人気すぎて若干入場の列ができるほど。

だって、プライオリティパス持つの初めてで楽しかったんだもん。

今回主題ではないのでさらっと流しますが、詳細はそのうちトランジットで寄ったラウンジとしてまとめておこうと思ってます。

搭乗ゲートが閉まってからの一部始終

そんなこんなで搭乗開始の通知が来ていることにも気付かず、搭乗ゲートに着いたのは離陸10分前。
※国際線は余裕を持ってboading timeには、遅くとも30分前には搭乗ゲートで待ちましょう!

国内線だったら何度もアナウンスが流れたり多少待ってくれたりなんてこともあるけれど、完全にゲートが閉まっていて窓口に誰もいない。

機内から誰か来た!と思って話しかけても「もう無理!航空会社のカウンターに行って!」と一蹴。

(ちなみに予約サイトtrip.comのアプリも、直前は「航空会社のカウンター行って!」との指示でした。)

こんなことになるとはつゆ知らず、のんきにお出かけしていたことが悔やまれる

走り回って航空会社のカウンターに着くも、何かのトラブルでクレームを言っている人たちの列が既にあり、カウンターのお兄さんに話せる気配なし。

一応別のスタッフが全員のパスポートと搭乗券を見ていってくれるも、優先案件から外された模様。(多分ビザ要件で今日中になんとかしなきゃいけないとか、重要なビジネス商談があるとか、フライトで怪我したとか、、クレーム対応してるお兄さんめちゃめちゃ大変そう)

そして待つこと2時間、やっとカウンターのお兄さんに呼ばれ、パスポートと搭乗券を渡して事情を説明。
これちょっと特殊らしいのですが、チェックインで預けた受託手荷物は機内に乗せてないそうで、「荷物はここにあるけど、別便で行くか、渡航をやめる(トルコにステイする)か、どっち?」と聞かれました。

スケジュールに余裕はあったのでトルコステイもなくはなかったのですが、宿の予約もとっていたしここは別便で先に進むことを選択。

そして荷物を取り戻すべく、通常はフライト到着時にお目にかかる受託手荷物の引き取りエリアへ。(何人か連れ立って、スタッフ先導でいきました。)

別便とはいえ、いつ解放されるのかもわからぬまま

しかしこのあと、なかなか手荷物が戻ってこない。隣で待ってる人ももう2時間はここにいるとのこと。みんなフラストレーションを募らせている。

言語もままならない中で「荷物まだ来ない」「別のスタッフ呼んでくるから説明して」「ここで待ってて」「次行くよ」「いや、まだ荷物が」の繰り返しが3時間くらい。気が張っている中でも、怒っても仕方ないからと楽しい旅の話をしてくれたり、自分の荷物が戻ってからも気にかけてくれた仲間には本当に感謝。

※ロストバゲージ対策としてキャリーケースにAirTagを入れていたのは本当に正解でした。空港内でも詳細に位置が分かるので、画面見せるだけで主張できて便利!

そして荷物が戻ってきたら保安検査を通過して、ポリスみたいな人の最終関門を受けたら終了。ここで色々聞かれたり口論みたいになっている人もいたけど、私は「It’s Done!」だけで終了。

状況によっては航空会社が他の便を手配してくれることもあるようだけど、完全に自己責任かつLCCかつキャンセル不可でチケットを取ったので、ここから自分で取り直して最終目的地に向かいました!

まだWi-Fi環境も良くビザも影響しない国だったので時間がかかった以外は穏便に済んだ気がする。これが北京だったら多分泣いてた。

全てが終わって一安心。そして懲りずにまたラウンジへ。

改めて今回の教訓

いい勉強にはなったのですが、お金も時間ももったいないので、同じ失敗を繰り返さないために今回の教訓を振り返ります。

  1. フライト情報は現地の電子掲示板で必ず最新情報を確認する。(アプリで変更通知が来るものもあるので、注意して見ておく)

  2. 搭乗手続きは早めに済ませて、boading timeまでに(搭乗30分前くらい)、できれば余裕を持って搭乗ゲートで待機する。(特にオンラインチェックインの時はスタッフから時間を言われるわけではないので、自己管理しっかり!)

  3. (おまけ)空港の構内図や各航空会社の情報を事前にしっかり調べておく。

そして何かトラブルが起こっても「ハプニングこそ旅の醍醐味」のマインドで楽しんでしまいましょう!



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