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【自作インジケータ公開】上下余白自動設定ツールAutoScaler【MT4/MT5】

ゆみね / フリーランスエンジニア / FXトレーダー

こんにちは、ゆみねです。
フリーランスのエンジニアをやっています。


さて、今回も自作ツールを公開します。
（最近は自作ツール公開記事しか書いてない気がする…）

皆さんはMT4/5でチャート分析をしていて、こう思ったことはありませんか？

「ロウソク足がチャートの上下ぴったりにくっついてて見づらい…」
「チャートの上下の余白を広げて、もっと広くチャートを見たい」
「チャートを俯瞰しようと毎回チャートの上下幅を広げるのが面倒」

これMT4/5側で公式に簡単に対応できますよね…？
なんで公式さん対応しないの…？

…と思う気持ちをグッと堪えて、今回はこのお悩みを解決するツールを開発してみました。

少しだけ不格好な面もありますが、気になる方は是非お試しください。

↓こんな感じのツール


更新履歴

2022/08/22 - AutoScaler v1.00 公開


このインジケータについて

表示中のチャートの上下の余白を常に一定割合で確保し、チャートを広く見れるようにするツールです。

パラメータから余白の割合を設定できるので、利用者それぞれ、または通貨ペア毎に見やすいチャート画面を実現可能です。

↓こんな感じで常に上下に余白ができます。（赤丸が余白、30%で指定）

AutoScalerの動作イメージ（余白30%）


パラメータ

AutoScalerのパラメータ

上下の余白幅（%）…チャート全体に対する上下の余白幅の割合（0～50）
手動再描画キー…手動で余白設定を行う場合のショートカットキー


使い方

基本的にはチャートにセットしているだけで自動で上下余白が設定されます。

余白が設定されるまで多少のラグがありますが、仕様上致し方ありませんのでご了承ください。
（公式さん早く対応してください…）

チャートにセットされている間は「常に」パラメータから設定された余白を維持しようとします。
言い換えれば、設定された余白幅から変更できません。
特に、余白を縮める（ロウソク足を拡大する）事はできません。

ただし、一時的にもっと遠くの価格帯まで表示したいケースを想定し、手動で余白を広げた場合（ロウソク足を縮小した場合）に限り、自動で余白設定がされないようになっています。（それ以外のケースでは強制的に余白が設定されます）

このようなケースでチャートが設定された余白幅と異なる状態の時、手動で余白を設定できるようにしました。

パラメータから設定したショートカットキーを押下する事で、設定された余白幅が強制的に適用されます。

チャート右側の価格表示部分をダブルクリックする事で間接的に余白を矯正適用する事も可能ですが、MT5の場合は少し挙動にクセがあるので、慣れるまでは違和感があるかもしれません…。


基本的には自動で余白が設定される機能についてのみ頭に入れておいてもらえれば大丈夫かと思います。


注意事項

・このインジケータはあくまでもチャート分析を補助するために私が個人的に作成したものです。無断転載、二次配布、販売等はご遠慮ください。もし、第三者でこのような事をされている方を見つけた場合、私までご一報頂けますと幸いです。（このnote記事を広めて頂く事は大歓迎です）
・この記事の情報やインジケータは利益を保証するものでも無ければ、投資助言や投資勧誘を行うものでもありません。この記事の情報やインジケータを使って生じたいかなる損害についても一切の責任を負いませんので、ご利用は全て自己責任でお願い致します。



よくある質問等

Q：一瞬だけ余白がおかしくなる
A：仕様です。インジケータではこれが限界なので、公式が標準機能として対応してくれるのをお待ちください…。（動作が重くなっても良ければ対応可能ですが、それは最適解ではないと考えております）

Q：動作おかしい気がする
A：おかしな点があればtwitterのDMにてお知らせ頂けますと幸いです。

Q：こんな機能も欲しい！
A：比較的実装が楽なものであれば対応する可能性もあるので、遠慮なくご連絡頂けますと幸いです。


雑記

今回はちょっとした思いつきから開発をしてみました。

本業の合間の息抜きに何か作ろうと思ったときに、ふと「チャートの上下にもう少し余白があったらオブジェクト設置しやすいのになあ」と思った事がきっかけです。

いつもこんな軽いノリでツールの開発を行っています。


最近は本業がまた忙しくなってきたものの、ここ半年くらいはかなり本業を抑え、他の事業に集中していました。
それなのに、何故か本業の方で過去最高益を達成しそう（ほぼ確定）で驚いています。
（集中してた別事業は収益０…）

少し本業から離れて新しい空気を取り入れる事が結果的に良かったのかもしれません。

もうしばらくは本業を抑え、別事業の方に注力していきたいと考えています。

その合間の息抜きでツール（インジケータ/EA）の開発も進めていこうと思います。

次回の自作ツール公開は…フォロワー4000人記念ですかね…いつになるやら…笑


SNSである程度活動されている方ならわかって頂けると思うのですが、いつもイイネやRT等の反応をして下さるアカウントはしっかり覚えていたりします。

いつもこうして皆に向けて全体公開していますが、たまにはそういったフォロワーさん向けの少しクローズドな企画をやってみても面白いかもしれない、と考えています。

…が、アイディアが浮かびませんので、この場を借りて御礼を…。
いつもツイートに反応して下さる方々、ありがとうございます。
反応を求めて活動しているわけではないものの、やはり人間である以上は反応を頂けると嬉しいものです。
励みになっています。
これからも頑張ります…！


今回のような自作インジケータ公開記事以外にも、億トレーダーの手法を検証したり、MQLプログラミング記事等、エンジニア目線でのFXトレード全般に関する記事を執筆しておりますので、ぜひ他の記事もご覧頂けますと幸いです。

また、「こういうインジケータ/EAが欲しい！」というお話はいつでも承っております。（MT4/MT5どちらでも）
NDA(秘密保持契約)や業務委託契約書等を結ばせて頂く事を前提としておりますので、手法だけ盗んだり手法を勝手に公開するような事は一切ありません。
（2022/08現在、多忙により製作依頼はほぼ受けられておりません…）
もちろんこのインジケータに関する質問等も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました！

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