【FX】勝てるトレード手法の本質とは?
こんにちは、ゆみねです。
フリーランスのエンジニアをやっています。
皆さんは普段どのような手法でトレードを行っているでしょうか?
・ネット上に書いてあった手法
・自分で考えたオリジナル手法
・有料販売されている手法
人それぞれ様々な手法を用いてトレードを行っていると思います。
世の中にはこのようなトレード手法が無数に存在しますが、そのトレード手法に優劣を付ける(評価する)としたら皆さんはどのような指標(基準)で評価するでしょうか?
・勝率
・損益率
・エントリー回数
・ドローダウン
…等、人それぞれ色々な基準があるかと思いますが、私はこのどれでもない評価指標を重要視しています。
そしてその評価指標は勝ってるトレーダーが用いる手法においてはほぼ間違いなく意識されており(無意識含む)、どんな手法においても安定して勝つためには絶対に必要な指標であると考えています。
今回は、トレード手法を評価するにあたって私が最も重要視しているこの評価指標について書いていこうと思います。
あくまでも私個人の主観ですので、鵜呑みにせず参考程度にご覧ください。
全ての手法に共通するルール
世の中にはトレード手法が無数に存在します。
自分で考えるもの、無料で手に入るもの、有料で手に入るもの…
しかし、どのトレード手法にも必ず共通のルールが存在します。
それは「ルールを守る事」です。
…当たり前ですね、それをルールと言うのですから。
しかし、これを深堀りすると面白いものが見えてくるのです。
どちらも良く聞く言葉ですね。
勝ってるトレーダー程よく言っているような気がします。
では、「ルール」とは何なんでしょうか?
もちろん「ルール」とは手法そのものの事を指すのですが、更に深堀りして考えてみましょう。
「ルール」とは
仮に「ダブルトップのネックライン割れでショートエントリー」という手法(ルール)があったとします。
このルールだけを100人に教えて、全員がこのルールだけでトレードした場合、どのような結果になるでしょうか?
…おそらく結果はバラバラなものになるでしょう。
最終的に勝てる人もいれば負ける人もいるでしょう。
皆同じルールなのにどうして結果が変わるのでしょうか?
…結論から言えば、「ルールが曖昧だから」です。
どの時間足を見るのか、どの通貨ペアなのか、ダブルトップとは何か、取引時間帯はいつでも良いのか、環境認識はしないのか、利確はどこなのか…等、トレードにおける判断基準は無数に存在しています。
それらが定義されていない(曖昧)という事は、「見る人やタイミングによって解釈が変わり、結果が大きく変わる」事を意味します。
例えば、同じルールでも取引時間に関するルールが定義されていなければ、東京時間と欧州時間とでエントリーの内容は大きく変わりますし、「ダブルトップ」の解釈も人によってバラバラで、同じ人間であってもその時の精神状態によって見え方が変わります。
つまり、ルールが曖昧だとそのルールの内容と関係無く結果のブレが非常に大きくなってしまうため、ルールを正しく評価できない(そもそもルールとしての意義を成してない)、という事になります。
この「ルール(手法)が曖昧」な事を、「再現性が無い(低い)」と言います。
結果のブレが大きく、正しく評価する事のできない再現性の低い手法を優秀だと判断できますでしょうか?
当たり前ですが、正しく評価できないため他のどんな手法とも比較のしようが無く、優秀なのかそうでないのか判断できません。
使う人によって、またはその時の精神状態によって結果が変わるのですから、適当にエントリーしている場合とさほど大差無く、もはやそれはトレード手法と言って良いのかすら怪しいです。
つまり、手法(ルール)の内容がどんなものであれ、再現性が無ければ全く意味を成さないのです。
裏を返せば、再現性こそが「手法(ルール)」なのです。
再現性について
twitterをやっている方であれば、こんな発言を一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?
ほとんどの方が「ふーん」くらいにしか思っていない、もしくは「そうなんだ」と鵜呑みにしているか、このどちらかかと思います。
ここまで読んだ方の中で勘の良い方であれば、この発言の真意に気付ける人もいらっしゃると思います。
先程「再現性こそが手法(ルール)」と書きましたが、手法を考案する人の中でも再現性を意識している人はあまり多くないです。
再現性を全く意識せずに手法を考案しても、結果的に再現性の高い手法になっている場合もあれば、その逆もあります。
なんなら、自身の利用する手法が再現性の高い手法なのかどうかの判断すらできない場合が多いと思います。
…というか、裁量トレーダーの方が使う手法のほとんどは再現性があまり高くないものだと考えています。
例えば、ダブルトップや三尊のようなチャートパターンと呼ばれるものをエントリーや利確の根拠とするような手法の場合は、もうその時点で再現性が低い場合が多いです。
なぜなら、チャートパターンには厳密な定義が無く、「こんな形」という曖昧な表現を人間が勝手に解釈しているだけなので、見る人によって、もしくは見た時の精神状態によって解釈が大きく変わってきてしまうからです。
twitter等で「この三尊でエントリーしました」という発言を見て、「え?どこが三尊なの?自分には三尊見つけられない(三尊には見えない)…」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
でも、その当人にとっては「これが三尊だ」という明確な認識があり、毎回同じパターンを三尊として認識できるので、その当人はその手法の再現性が低いという事に気付けないのです。
ハーモニックパターン等のフィボナッチを使って数値で定義されているチャートパターンにおいても、三尊やダブルトップ等と比べるとだいぶマシですが、再現性が高いとは言えません。
なお、誤解の無いように補足しておくと、再現性が無い=勝てない手法、というわけではありません。
再現性が無い(低い)と、(人によって)結果のブレが非常に大きくなりやすく、手法を正しく評価できない、というだけで、A君にとってはすごく優秀な手法だけどB君にとっては全く勝てない手法、という場合があり得る、というだけです。
「○○さんと同じ手法でトレードしてるはずなのになんで自分は勝てないんだ…」
という現象が起こるのは、これが原因です。
他にも、
「有名トレーダーから手法を有料で購入したけど勝てない」
「サロンで教えてもらってるけど自分だけ勝てない」
みたいな現象もこれで説明がつきますね。
(もちろん全部ではないですが…)
裁量トレーダーの使う手法のほとんどは再現性が低いため、他者が真似をしても同じ結果にはならないのです。
そしてその手法を教える側も教わる側も、再現性が低い、つまり結果にブレが生じやすいということに気付いていないため、「あいつは偽物、詐欺師だ」みたいな噂がFX界隈では立ちやすいのですね。
(本当に詐欺を働く人もいますが…)
では、具体例を見ていきましょう。
再現性の具体例
人間は普段から無意識で判断しているものが多すぎるため、ルールが曖昧かどうかなんて、ほとんどの人は評価できませんし、気付きもしません。
例えば以下のような手法があったとしましょう。
「欧州~NY時間で1時間足の下降トレンド中、目立つ高値と目立つ安値にフィボナッチリトレースメントを当てて61.8%戻りでショートエントリー、利確は直近安値」
このような文字による手法の説明をパッと見た時、この記事を読んでいない人であれば「ふむふむ、なるほど。検証してみようかな」と、手法に疑問を抱かない人が多いのではないでしょうか。
この記事をここまで読んだ方であれば、いくつかこの手法の曖昧な点に気付けるかと思いますが、この手法は曖昧な点や手法考案者の意図しない思い込みを誘発する落とし穴がたくさん含まれている、典型的な再現性の低い手法です。
この時点で皆さんの頭の中で「こんな感じの手法かな」とイメージしているものは、おそらく私の考えているイメージとは全く異なるものでしょう。
この先を読まずに、この手法に曖昧な点(人によって解釈が変わるかもしれない点)がどれだけあるか実際にご自分で考えてみてください。
おそらく、全ての答えを見つけられる人はほとんどいないと思います。
いかに自分が思い込みや裁量判断を無意識のうちにやってしまっているかに気付けるため、是非、騙されたと思って答えを見る前にご自身で一度考えてみてください。
(以下、答えを書きます)
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では、答えをわかりやすいポイントから書いていきます。
深堀りするとキリが無いので程々に書いていきます。
1:「下降トレンド」の定義が無い
「下降トレンド」とは何?ダウ理論?高値と安値が切り下がっていれば下降トレンド?「高値」「安値」って何?判断にインジケータは使わないの?
...etc
「それくらいなんとなくわかるでしょ」と言いたい気持ちもわかりますが、「なんとなく」ではダメなのです。FXを知らない初心者と専業FXトレーダーがどちらも全く同じ判断基準で全く同じトレードができるような定義でない限り、再現性が高いとは言えません。
2:「目立つ高値と目立つ安値」って何?
「目立つ」ってどういう状態のチャートを指すの?同じ価格の山が3つあったらどれを「目立つ高値」って言うの?ほとんど横ばいのチャートでも良いの?
3:「61.8%戻り」って何?
高値と安値、どっちが0%でどっちが100%?
4:「直近安値」って何?
「直近」ってどこの話?いつまで遡るの?
5:「欧州~NY時間」って具体的に何時?
サマータイムは?
6:損切りの定義が無い
逆行しても損切りはしない手法なの?
7:手法を誤認する可能性
「ここでエントリーか…なるほど…」(全然違う)
いかがでしょう?全て気付く事ができたでしょうか?
(ここで挙げた点以外にも、少なくとも3つは曖昧な点が浮かびますが、残りはご自身で考えてみてください)
ほとんどの方が、「言われてみれば確かに…」と思う点が1つ以上はあったのではないでしょうか。
この通り、一見普通の手法の説明に見えて、実は曖昧な点だらけで全く手法としての意義を成していないケースが非常に多いのですが、ほとんどの人はそれに気付けません。
これに気付ける人は優秀だ、という事を言いたいのではなく、人間はそういう特性を持っている、という事をご理解頂きたいのです。
もちろん、文字による説明以外にも実際のチャート画像や口頭での説明等も含めればもう少し再現性の高い手法になるとは思いますが、ここではあえて文字だけで手法を説明された場合を例にお話させて頂きました。
では、再現性を正しく評価するにはどうしたらよいのでしょうか?
再現性の評価方法
最も確実な評価方法は「EA化できるかどうか」です。
もっと誰にでもできる評価方法が無いか考えたのですが、私にはこれしか浮かびませんでした。(すみません…)
以前の記事でも書きましたが、EA=プログラムは書いた命令通りにしか動きません。
つまり、プログラムはルール通りにしか動かないので、EAは再現性が100%なのです。
逆に言えば、EA化できない手法は再現性が100%とは言えず、結果にブレが生じてしまう手法と言えます。
これも人による部分が大きいので、EA化できない手法であっても、A君にとっては常に結果がブレずに同じ結果を出し続ける事ができる優秀な手法かもしれません。
何度も言いますが、再現性が低いから優秀ではない、という意図は全くありませんので誤解なきよう…。
例えば、EA化できる手法の具体例として、以前私がnoteで解説したMT4/5に最初から付随しているMoving AverageというEAを例にとってみましょう。
このEAは「MAを上(下)抜けでロング(ショート)エントリー、逆で手仕舞い」という非常にシンプルな手法で、EAとして完成している以上、この手法の再現性は100%なのですが、勝てません。
再現性があれば勝てるというわけでもないのです。
(実はこのように何かしらのインジケータを使った手法は再現性が高くなりやすいです)
では、自身の使う手法がEA化できる手法なのかどうかをどのように判断すれば良いのでしょうか。
…これはEA開発のできる人間に判断を仰ぐしか無く、ご自身でEA開発を勉強して頂くか、私のようなEA開発者に依頼をするかの2択しかありません。
ただ、EA開発は開発者の技術力に大きく依存するため、開発者AさんにはEA化が不可能でも、開発者BさんにはEA化が可能だったりします。
そのため、ご自身で勉強されるよりも信頼できる専門家へご相談頂くのがよろしいかと思います。
手前味噌で恐縮ですが、私もエンジニアを生業にしている身ですので、もちろんご相談もお受けしております。お気軽にご連絡頂ければ幸いです。
さて、ここまで再現性について詳しく説明してきましたが、果たして再現性は本当に必要なのでしょうか?
再現性の必要性とトレード手法の本質
当たり前ですが、勝てるEAであれば誰が使っても勝てますよね?
(市場への影響はここでは無視します)
「EA=再現性100%の手法」なので、「勝てるEA=再現性100%の勝てる手法」と言い換える事ができます。
EAでなく人間によるトレードの場合でも、再現性100%の勝てる手法を完璧にルールを守ってトレードできるのであれば、同じように勝てるでしょう。
では「EA化はできない(再現性が低い)けど勝てる手法」は存在するのでしょうか?
答えはYESです。(既にチラッと書いてますね)
ただし、ここで言う「再現性が低い」とは第三者から見た一般的な再現性であり、「勝てる人」が使う手法はその本人にとっては再現性が非常に高いはずです。
再現性とは手法(ルール)そのものである、と書きましたが、見る人によっても再現性の評価は変わります。
この記事の中で、再現性の説明の具体例として適当な手法を例に挙げましたが、文字で説明できる範囲でしか手法を説明しませんでした。
しかし実際に裁量トレードを行う場合には文字で表現できるルール以外にも様々なものがあります。
特に、いわゆる「経験値」や「感覚」は文字や画像等では表現が非常に難く、EA化も困難であるため、「経験値」や「感覚」をルールに組み込んでいる手法はそもそもそれらを表現できず、第三者に正確に手法を伝えられない、つまりどうしても再現性が低くなってしまうのです。
何度か書いている「再現性が低い手法は人によって結果がブレてしまう」というのはこれも理由の一つです。「なんとなく下げそうだからショート」と言われても誰も真似できませんよね?
しかし、その当人にとってその「経験値」や「感覚」からくるルールをいつでも守る事ができるのであれば、その人にとっては再現性が高い手法と言えます。
再現性が高くなければトレードが全く安定せず、評価もできません。
評価ができなければ改善もできず、どうすれば良いかもわからなくなり、メンタルもブレてしまい、どこかで退場してしまう可能性が非常に高くなります。
いわゆる安定して勝てているトレーダーはほぼ100%再現性が非常に高い手法を用いている、つまり常にブレずに一定のルールに従ってトレードしている、と言えます。
つまるところ、「再現性」において最も重要なのは「自分自身が常に一定のルールでトレードできるか」であり、「勝っているトレーダー」は常にルールをしっかり守ってトレードしている、という事がわかります。(手法の内容は関係ありません)
もちろん手法の内容によって勝率やドローダウン等に差は出るものの、安定して勝つためのには「ルールを守る事」、そしてそのルールは「自分の中で再現性を極力高めたルールである事」、この2つを守る事が安定して勝ち続けるための絶対条件であると言え、これこそがトレード手法の本質であると考えています。
冒頭にも書いた「手法は何でも良い」というような発言の意図はここにあるのではないでしょうか。
ルールを平気で破ったり、そもそもルールを決めていない(=再現性が無い)ようなトレードをしていて安定して勝っているトレーダーはいません。
ルール無し(再現性無し)はただのギャンブルと同義であり、単純に運だけでトレードしているのと同じです。
誰しも勝ちたいと思い、多少なりとも勉強をしているはずなのですから、最後の最後で運任せでトレードしてしまうのはもったいないですよね。
手法は何でも良いので、常にブレずに一定のルールでトレードする、まずはここを意識するだけでもトレード手法に対する見方が変わるのではないでしょうか。
(なお、この2点が徹底されているはずのEAでも勝てない理由は「そもそも手法の優位性が低い」「手法を再現できていない」のどちらかです)
手法の徹底
手法を守る、手法の再現性を高める(曖昧さを極力減らす)、この2点だけ徹底できれば少なくとも負けにくくなるはずです。
しかし、「手法(ルール)を守ってるけど勝てない」という方もいらっしゃると思います。
そういう方は、面倒でもトレードノートを書いてみる事をオススメします。
個人的な感覚ですが、「手法通りなのに勝てない」と言う方の大半は手法を守れておらず、しかもそれに気付いていない場合が多い印象です。
エントリーした時とポジション保有中、決済後ではメンタルの状況も違いますし、損切りした後に「手法通りのはず」と思っても、実際はそうでない場合が多いです。
「ちゃんと手法を守っているのに勝てない」と自信を持って言えるのであれば、そこで初めて自分の手法の見直しを検討するタイミングです。
…ですが、そもそも手法として採用した時点である程度検証も行っているはずですし、その検証で「勝てる」と思うからその手法を採用したわけなので、本来負けるはずがないのです。
なので、「手法通り」だと思っていても、トレードノートを書いていない人は是非一度トレードノートを書いてみる事をオススメします。
本当に「え、なんでここでエントリーしたの…?」というエントリーがかなりの頻度で記録に残りますので…。
でも正直トレードノート、面倒ですよね。私もそう思います。
なので現在、トレードノートをある程度自動で楽に書けるようなシステムを作れないか検討しています。
MT4/5上から直接テキストでサッと書けたり、エントリー履歴から自動でスクリーンショット付きでトレードノートとして外部ファイルに出力してくれたり…
実際製作するかどうかはまだわかりませんが、何か良さそうなアイディアがあれば是非教えてください。
まとめ
勝てるトレード手法の本質は「再現性の高いルールの徹底」である
雑記
いかがだったでしょうか?
完全に私の主観による個人的な考えを書いてみました。
「どうして勝てないんだろう」という人はほぼ間違いなくルールを守れていないか、そもそもルールが曖昧かのどちらかだと思っています。
世の中には色々な手法が公開されていますが、そのほとんどは再現性の低いものです。
だからこそそれをそのまま鵜呑みにせずに自身で検証を行い、自分なりの納得できるルールを組み立て、自分だけの再現性の高い手法に仕上げていく必要があります。
これがいわゆる「デモトレードでの練習」「少額での練習」と言われるものの役割です。
あくまでも私個人の考えでしかありませんが、ここまで読んでくださった皆様の何かの参考になれば幸いです。
普段はこういったインジケータ/EAに関する記事の執筆、自作インジケータ/EAの公開等を行っておりますので、興味をもって頂いた方は是非他の記事も下記リンクからお読み頂けますと幸いです。
また、「こういうインジケータ/EAが欲しい!」というお話も承っております。(MT4/MT5どちらでも)
NDA(秘密保持契約)や業務委託契約書等を結ばせて頂く事を前提としておりますので、手法だけ盗んだり手法を勝手に公開するような事は一切ありません。
お気軽にご連絡頂けますと幸いです。
(2022/12 追記)
現在本業多忙のため、製作依頼は基本的にお断りさせて頂いております。
製作に対するアドバイス程度でしたら無償で対応しておりますので、お気軽にご連絡ください。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました!
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