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こんな種類の苦しさがあったのか(日記・愚痴)
5つほど歳下の初任者の同僚がまさかの妊娠報告。5ヶ月に入っているんだとか。
「おめでとう。早めに職場の人たちに言って、体調しんどい時はフォローしてもらうべきだよ。」
と、先輩風を吹かしたものの、自分の心の中は大荒れだった。
9月頃、その子がクレームに潰れかけ、何日が休んでしまった時に、上司にお家に様子見て来い(遠回しに言われた)と勤務時間外に様子を見に行かされたり、行ったら行ったで留守くらったり。仕事に穴が空いた分を埋めたり、その子が管轄のトラブルをみんなで処理したり。
えーーーーーーーーー。あの、、、あの時間は一体なんだったのか。
その後、問題なく復帰してくれて、真面目に頑張ってたけど、正採用になったあとはせめて1年間は現役で頑張るものだと思ってた。
でも、妊娠するのって本当に奇跡だって思うから、これまで流産せずに安定期に入ったことをうれしく思う自分もいたり。
だけど、少し冷静になった時に、妊娠・出産に伴い来年度の人事をどう配慮してもらうかを悩む後輩の隣で、多孔術の手術をあと4日後に控えている自分が居て。
毎回痛い思いをしているのに長いこと、うまいこと授からない自分と、職場に来なくなっていた時期に授かっていただろうタイミングよく妊娠した歳下の後輩。
なんて神様は不公平なんだろう。切実に望んでも、仕事頑張っても手に入らない奇跡を、いとも簡単に手に入れた(ように見える)後輩を目の前にすると、腹の底からどす黒い感情が込み上げてくる。
同じ流産を3度経験した先輩の同僚(現在2児の母)は気持ちを察してくれた。
「私さぁ、スーパーとかで、子どもと手を繋いで買い物してる女の人とか、お腹の大きい妊婦さんを見かけた時さぁ、家でボロボロ泣きよったわぁ。先生さぁ、今、複雑な気持ちだろうけど、なるべく平常心でおるんよ。平らにね、平らに。」
泣きはしないけど、泣きたい。
自分の器の小ささを痛感した木曜日だった。