卒園、そして入学

我が家の長男が3月に無事卒園し、先日入学式を迎えた。
長かったような短かったようなこの6年間、とにかく色んな事があった。

長男は、世間で言う「育てやすい子」であった。
絵本と積み木、そして乗り物が好きな静かな子だった。
公園で遊んでも、お友達と争うこともなく穏やかにほわんと遊ぶ子だった。
でも、2歳の後半ごろから徐々に変わり始め、3歳になる頃には一変した。
遅く始まったイヤイヤ期。
長男は産まれた時は平均的な大きさだったものの、すくすく育ち1歳半の頃には2歳に間違われ、2歳の頃には3歳、入園時には年中さんとほぼ変わらない身長(体重は平均の半分くらい、身長は成長曲線を突出していた)だったため、イヤイヤが始まると本当に大変だった。
大袈裟かもしれないが、毎日が戦争だった。
そして毎日、寝かしつけた後に負の気持ちでいっぱいになり、泣いてばかりいた。

そんな長男が立派に卒園し、凛々しい姿で入学式を迎えた。
ピカピカのランドセルを背負った姿は、とても眩しくて誇らしくて、でも少し寂しい気持ちもあった。
これから始まる未知なる世界にえいっと飛び込んでいく長男に、たくさんの「楽しい」「嬉しい」があるよう親である私は祈るばかりである。


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