仕事ときどきピアノ
去年の夏から、ピアノを習いに行っていました。
それまでは家で少しは弾いていて、
でも一曲弾ききったことはなかったのです。
お試しで3ヶ月通って、自分の弾きたい曲の楽譜を持っていって、
練習していたら、3曲くらい最後まで弾ききったんです。
ほお、習いに行けばなんとか弾けるようになるもんだな、
とその時ちょっと調子に乗ったのが悪かった・・・
最初ピアノを習いに行きたいな、と思ったきっかけは、
楽器店の外に ジャズピアノ というポスターに惹かれたからなんです。
でももう30年くらいまともにピアノ弾いてないし、
いきなりジャズは無理だろうから、まずはピアノ基礎だなと思って、
いわゆる普通ピアノコースへ通うことにしました。
そして3ヶ月経って、これはジャズへチャレンジしてもいけるんでは??
という好奇心だけでジャズコースへ入ったのですが・・・
普通のコードもほとんど知らない上に、
テンションコードやアドリブやスケールや、完全についていけない、
事態に陥りました。
でもなんとかコードも覚えようと、
小さいキーボード買って触ってみたり、
いろいろジャズやコードのyoutube見て勉強してみたのですが、
なんとなく、、、ピアノ弾くのは楽しいのに、
今これは違うなあ、という気がしました。
それとなにより1番苦しかったのが、
レッスンでは教室のグランドピアノを弾くのですが、
家の電子ピアノとは違って、その音というか存在感にのまれてしまって、
ピアノをまともに弾けないんです。
指が途中から緊張してくるというか、震えてくるというか。
これは真面目な話で、ピアノとの対話が上手くできない感じで、
もちろん先生の前でもうまく弾けない。
自分の自信のなさがそのままピアノにも伝わってしまうのです。
レッスン行くたびに何か気分沈む・・・
先生も私のテクニックのなさと、覚えの悪さに困っておられて、
ちょっとバツが悪い感じもありました。
結果的には、一度やめることにしました。
やめるのもしんどいことなんですよね。
今回は楽器店の教室なので、
受付の方とのやりとりですんなりやめさせてもらえました。
個人でやられている先生に体験レッスン申し込みました。
ご縁があると良いなと思います。
実家にあるアップライトピアノ、
自宅へ持ってきて調律しようか、とマジで考えましたよ・・・
ピアノにもっとのめりこんだらわからないよ。
弾くのん楽しいし。
この本はヤクザ専門ライターさんが、アバの曲をピアノで弾きたい、という一心でそのスタートから目的達成するまでのフィクション。
音楽が人生を豊かにする
ということが根底に流れていて、視点も面白いです。