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【初心者向け英会話】おすすめ勉強法3選
明けましておめでとうございます。新年の初投稿は英語関連の記事にしました。興味のある方、ご一読くださいませ。今年もよろしくお願いいたします。良い年になるといいですね!
さて、英会話。日本で生活していると日常生活で英語に触れる機会がなく、初めのとっかかりをつかむのが一番難しいのではないでしょうか。
私は音楽学校の出身で、学校では大した英語は教わりませんでしたが、半ば独学で中~上級辺りまで来ました。社会人でこれから英会話を始めたい方には、私の体験談が参考になるかも知れません。そこで、初級者だった時に私や知人が日常英会話を覚えた勉強法をご紹介します。
英語にたくさん触れる機会を確保する
写真AC
買い物に例えるのが適当か不明ですが、みなさん何か買う時にコストパフォーマンスを考えた経験があると思います。
毎日使う物は買います。手元に置きたいですからね。けれども数回しか使わない物ならレンタルで済ませるのではないでしょうか。私はそうします。
記憶も同じで、頻繁に学習する内容は思い出しやすくなり、そうでない記憶はすぐに消滅するそうです。
”同じことをくり返し学習すると、同じスパインに何度も信号が送られ、スパインが大きくなって、信号を効率的に受け取れるようになるといいます。
新しい記憶、つまり小さなスパインは、変動によってすぐに消滅してしまう可能性が高いと考えられます。”
引用:『Newtonライト2.0 脳のしくみ』(ニュートンプレス)
というわけで、日本人が英語を話せない理由は、日常的に英語に接しないから。まず英語にたくさん触れる機会が必要です。
私見ですが、独身者なら一番良いのは3カ月くらい語学留学するか、英語話者と一緒に生活することです。3カ月で50万円もしないですから、早くて効果的だと思います。色々な教材や本を買い込むより良いと思いますよ。
しかし社会人はそうもいかないので、今回は他の方法でのおすすめをご説明しますね。
1. 旅の会話集を暗記して旅行する
旅行英会話を学ぶなら、1番安価で楽しい方法は旅の会話集を覚えて海外旅行することです。会話集のおすすめはこちら↓
ワーキングホリデー中、この本を1冊丸暗記して、これだけで間に合わせていた人がいました。ページ数が多いので全部丸暗記には驚きましたが、努力のかいあってネーティブのように自然に話していました。
てっきり英語ができる人だと思っていたのですが、本に載っていない内容は話せないのだそうです。
私も、この本の中国語シリーズだけを携帯して1カ月半、中国を個人旅行したことがあります。本は他に何も持って行かなかったのですが、特に困らずに旅行できました。それくらい実用的な内容で、色々なシチュエーションを網羅しています。
2. オンライン英会話で、日本人の先生を指名する
英語学習にはインプット(学習)+アウトプット(発話)の両方が必要です。インプットは独りでもできますから、アウトプットの機会を確保します。
コロナ禍で今は海外旅行にも英会話学校にも行けませんから、アウトプットの機会を作るにはオンライン学習が良いと思います。
オンラインの英会話教室は先生が海外に住んでいる場合が多く、ネーティブの先生も多いです。ですが、ここはあえて日本人講師を指名してください。
そして、何か言いたい事がある度に
「○○は、英語で何と言いますか?」
と質問しては専用のノートにメモしていきます。先生を辞書代わりにして、マイ会話集を作るのです。自分が言いたいと思ったフレーズなので、他の場所でも言う可能性が高いです。実用性が高いので、市販の会話集の英文よりも記憶に残ります。これは私が旅行中によくやっていた方法です。
ぜひ日本語OKの先生がいる講座を探してください。例えばこちら↓
3. 英作文の勉強をする
旅行なら丸暗記でも通用しますが、自由に言いたいことを話すには作文ができないと無理ですね。
ただし会話はリアルタイムでするものですから、机上できっちり書く作文とは違います。使用頻度の低い要素は削(そ)ぎ落とした、実用的な作文が必要です。
ESLの英文法問題集
ESL(English as a Second Language)クラスは、 英語を母語としない人々のための英語クラスのことです。私はそこで使用していた文法の本(下記リンク)を全部解いたのですが、途中から英語を話すスピードがだんだん速くなっていきました。かつては英語版『English Grammar in Use 5th edition Book with answers and interactive ebook/Raymond Murphy』( Cambridge University Press)しか無かったのですが、今は日本語版が入手できます。分かりやすさに定評のある本です。in Useの言葉通り、日常で実際に話すような例文で書かれています。
ニュージーランドでワーキングホリデーをしていた時に、ダニーデンという町で半年ほど語学学校に通いました。そこには副校長にジョンという先生がいて、新しい生徒が入ると必ず全員に作文の指導をしていました。
入って間もないある日、ジョンが手招きして「日記を書いて来なさい」と言うのです。毎日、ノートに一行おきに書いて見せるように言われました。見せると一行ずつ声に出して読みながら、空いた行に文法の間違いを直して書いてくれます。
2週間ほど毎日続けていると、つっかえないで楽に話せるようになってきました。それを確認したら日記の指導は終わり。これを全員に繰り返していたのです。「英会話って作文なのね」と納得しました。
オンラインの英作文指導を利用すれば、ジョンが私にやってくれた指導と同じ事を自宅で安価に経験できます。課題を自分で持ち込めるサービスを選んで、まずは日記を書くことが始めてみてはいかがでしょうか。
自由に課題を持ち込めるサービスはこちら↓
【番外編】単語一つで、ボケとツッコミをやる
英語学校に入ったばかりの頃、皆の会話が早くて入れませんでした。授業中に無口なままだと不審がられるので、よくやっていたのが「1語だけしゃべる」作戦。
知っている単語をとにかく言っていただけなのですが、そのうち面白いタイミングを探して言うようになりました。例えば
先生:「宝くじに当たったら何を買う?」
私 :「Rice(おコメ)」
周囲:「かわいそうに、おなかがすいてるんだね(笑)」
こんなレベルでも場は和みます。無言で座っていると周囲には怖く見えるのですが、冗談を言った後だとかえって面白く見えます。友好的な人物だと分かってもらえれば良いので、高度なギャグは必要ありません。逆にあまり切れ味鋭い冗談を言ってしまうと、色々な価値観の人が集まっている場ではどう受け取られるか分からない怖さもあります。
「Why?」や「Let's go!」など、誰でも知っている単純な言葉が使いやすいです。間合いをうまく取ると笑ってくれますよ。眠そうな人に「Good night」と声をかける程度でも十分です。
そのうち「Yumikoは英語が苦手だからあまりしゃべらないけど、楽しい子なのよ」と言ってもらえるようになりました。外国に行ったら、ユーモアはサバイバルの道具になります。
まとめ
今回は【初級者向け英会話】おすすめ勉強法3選をご紹介しました。
1. 旅の会話集を暗記して旅行する
2. オンライン英会話で、日本人の先生を指名する
3. 会話の練習と同時進行で、英作文の勉強をする
インプットとアウトプットは、片方だけやらずに同時進行するのがおすすめです。
私の体験がベースですので、他の方のやり方とは違うかも知れません。面白そうだと思ったら試してみてくださいね。
外国語は楽しんで覚えるのが一番です。お役に立ちましたら幸いです!