かまくら子育て支援グループ懇談会
かまくら子育て支援グループ懇談会(通称:子育て懇)の定例会議に出席しました。毎月会員が集まって、子育てに関する情報交換をしています。
今回印象に残ったのは、主任児童委員さんからの報告。
コロナ禍で在宅のストレスが子どもに向かっており、児童虐待の報告が夏休み以降増加している。詳しい件数は教えてもらえませんでしたが、月100件以上報告があるとのことでした。
公立小学校でボランティアをしている会員から質問が出ました。
Q: 虐待の兆候を見分けるのは難しく、いきなり警察に通報するのはハードルが高い。ご近所の家なら尚更難しい。そのような時はどうしたら良いですか?
A: そのような時はいきなり通報はせずに、
鎌倉市 こどもみらい部 子ども相談課(電話:0467-23-0630)
又は、学校で配布されている「チャイルドライン」
・24時間子どもSOSダイヤル 0120-0-78310
・教育センター相談室 0467-24-3386 月~金(祝日除く)9:00-17:00
・こどもと家庭の相談室 0467-23-0630 月~金(祝日除く)、第2土曜8:30-17:00
(「かまくらっ子おまもりカード」より)
に電話してみて下さい。
Q: 自分の地区を担当している主任児童委員さんが誰か知りたい時は、どうしたら良いですか?
A: 市役所福祉政策課(電話:0467-61-3958)にお問い合わせください。
とのことでした。
私の経験ですが、子育ての相談ができる相手や場所があると気持ちに余裕ができます。すると、自然に子どもの可愛らしさに目が行くようになってきます。しかし、逆はありません。母親なら何があっても無条件に子どもを可愛がるはずだという言説はあり得ないと思います。まずお母さんの安心が前提です。
コロナ禍で人が集まるイベントは軒並み中止に追い込まれてしまい、鎌倉市との協働事業も中止。予算も削られるなど、なかなか厳しい状況です。せっかくの人材が揃っているのに、もったいないと感じました。
「子育て懇」とは
「子育て懇」は、平成11年に鎌倉市社会福祉協議会の声掛けで始まり、平成13年に発足しました。現在、16団体と個人会員9名が参加しています。
目的は、市内で活動する
・子育て支援団体
・子育て中の母親グループ
・関係行政機関
が集まって、ネットワークを作ることです。
・かまくらママsカレッジ(谷戸であそぼう、さといも堀り、母親向けのエクササイズ教室など)
・研究交流事業「パパs&ママsカレッジ特別企画」
・アフタースクール事業のプログラム提供
・一日冒険遊び場(現在はNPO法人「かまくら冒険遊び場やまもり」として独立)
などのイベントを行ってきました。
参加団体(他に個人会員)
◆鎌倉市役所子ども支援課
◆鎌倉市主任児童委員連絡会
妊婦から18歳までの児童福祉に関することを専門的に担当。「子育てサロン」開催。
◆NPO法人山崎・谷戸の会
鎌倉中央公園内に残る谷戸の保全活動。
◆子育てサポーターズ
子育て支援活動など。
◆NPO法人 鎌倉あそび基地
フリースクールと学童保育を運営。
◆NPO法人 芸楽塾
自然や生活環境を活かした展覧会・音楽会等の鑑賞及び創作ワークショップ開催。地域交流など。
◆ぐるぅぷ未来
環境問題、福祉、食、教育など様々な問題に関する啓蒙活動。
「安定ヨウ素剤事前自主配布会」の開催など。
◆ヒッポファミリークラブ大船鎌倉
多言語、多文化、多様性に触れる活動。ホームステイを中心とした国際交流など。
◆市内の青空自主保育 7団体
親が集まって保育の場を作る自主保育団体。園舎を持たず、海や山で年中過ごす。専任保育者と親が保育・運営を行い、未就園~年長児がプレ~幼稚園の代わりに通う。
◆7団体の詳細
なかよし会
かぜのこ会
にこにこ会
でんでんむし
やんちゃお
あおぞら
なないろ
今日はここまでです!