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日記:5月3日 アジア人へのレイシズム問題
朝方友人からきたメッセに「グレン・ルチフォードのインスタが、ダイエットプラダのネタになってたの見た?」とあった。スーパースターのイギリス人写真家がアップしたポストには、子供の間違いだらけの文字で「自分へ。中国の男がコウモリを食べて、この状況を作り出したことを覚えているように」と書いてある。ぱっと見て、ひえーっとなった。大統領が、コロナウィルスの責任を中国になすりつけようとしていることで、中国人、ひいてはアジア人に対するヘイトクライムが増えているこんなご時世に、わざわざこんなポストするか?と思ったのだ。ちなみにグレン・ルチフォードは、ダイエットプラダのポストに、「白黒のレンズを通して見る子供のセンチメントを表現した」とコメントをし、当該ポストを削除しているが、こういうポストをしたらどういうことになるか、わかりそうなものだ。ダイエットプラダにつくコメントの応酬を見ていると、ポスト自体を非難するものと、いろんな理由から(実際に中国政府はギルティである、というもの、レイシズムではない、というもの)グレンをかばう人たちとのやり取りを見ているだけで、辛くなった。ここのところ、アジア人の友人たちの間でも、アジア人に対するヘイトや嫌がらせに抗議をする内容のポストが最近増えているのは、実際、嫌がらせも増えているからなのだ。
911直後の、イスラム教徒たちへのヘイトクライムの増加を思い出して、19年経った今でも、彼らに対する偏見が消えないことに気が付き、これからの長い時間を想像して暗い気持ちになった。
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