日記:4月18日 コロナ時代の動物の話題
連邦政府と州政府、ホワイトハウスと議会のゴタゴタについてのニュース、マスクも着用せず、ソーシャルディスタンスもせずに外出自粛に抗議する集会をやっている人たちの姿を見てやきもきした以外はいたって平和な1日だった。
起きて、Blockfesを堪能し、
One Worldを堪能し、
今、隔離生活を送っている人々のために多くのフリーコンテンツが充実しすぎて、時間が足りない。うっ。
ところで、コロナウィルスによって経済活動が大幅に縮小されてから、環境に対する負担が減り、動物たちが外に出てきたりしている、という記事をちらほら見るが、今日は、ヨセミテ国立公園についての記事が出ていた。
行ったことのある人なら知っていると思うけれど、国立公園の中でもトップクラスの人気を誇るヨセミテは、いつも恐ろしいほど混雑している。メンテナンスのスタッフが残っているだけで閉鎖中なので、クマやコヨーテやボブキャットがのびのびしているのだという。
ちなみに今滞在中の山の家がある地域はもともと人口の少ない過疎の森林であるが、それでも例年より確実に鳥が多い。
動物といえば、シカゴのアニマル・シェルターが、史上初めて、全動物の養子縁組に成功したというニュースが話題になっていた。
隔離になってペットが欲しいと思う気持ちはわかる。これが一時的なものでないことを祈る。
動物つながりでいうと、巷では、ネットフリックスの「タイガー・キング」のストーリーが大人気で、別の人が作ったポッドキャスト「Joe Exotic」もあるし、コメディアンのDavid Spadeが、登場人物にインタビューする特番などもできて、猫も杓子もこの話題に夢中のようである。
観ている間はコロナのことを忘れてしまうくらい奇妙な話なので、時間つぶしには最高のマテリアルである。
このストーリーの背景には、いつの間にかはびこっていたトラやライオンをペットとして買うというブームと、それにまつわる動物虐待がある。
そういえば、モンタナ出身の共同生活者が教えてくれたことには、カナダからアメリカの北西部にかけて、野生のイノシシが増えているという。そもそもヨーロッパから輸入され、一部が野生化して、南部やハワイ、カリフォルニアの一部に生息していたが、80年代にカナダの畜産農家が家畜を多様化し、食肉として売るために輸入したが、肉としての人気が出ないまま、やっぱり一部が野生化した。また、南部で、イノシシ狩りがスポーツ化してしまい、ブームを狙う業者がイノシシのいない地域にイノシシを放したりもしている。そんなことある?と思ったが、調べてみると本当だった。こういうとき、人間なんて滅びてもしょうがないって思っちゃう。
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