5月25日
メモリアル・デー。戦没者追悼記念日である。普段は、休日がほぼ関係のない生活をしているので気に留めないことも多いのだが、スーパーで愛国グッズが売られている様子や、ビーチが開くかどうかが大きな関心ごとになっているのを見て、そうだった、メモリアル・デーは、夏の始まりとして大きな意味を持つ休日なのだったと思い出した。
ニューヨークは1日あたりの死者の数が100人を減ったことで(それでもとても多いけれど)、金曜日から10人以下の集まりがソーシャル・ディスタンスを保つことを条件に許可された。
今日はここから30分くらいのところに住む友人のカップルが子供と一緒に遊びに来る予定だった。庭でBBQでもしようかと言っていたのだが、昼頃「やっぱりやめる」という連絡があった。理由は深追いしなかったけれど、なんとなく想像はついた。昨日から、ビーチに人が集まっている様子が報じられているのを見て、私も「こんな状態じゃあ外に出るのが怖いよな」と思っていたところだったのだ。
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