7月15日
撮影問題/エアゾル感染/ニューヨークのパーティ/ハンマー&ダンス(5月を振り返る)/マスクをめぐる対決/バイコット/豆をめぐるドラマ/メアリー・トランプ
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ちょいちょい日本から「そろそろ撮影できますか?」というような連絡がある。まわりの人間に聞いてみると、行われている撮影は、やっぱり屋外で待ち合わせをし、遠目から撮るというタイプの撮影だけだ。というのは、最近やっぱりどうやらエアゾル感染が怪しい、ということになっていて、室内の空間を15分以上共有することがNGだという不文律ができているからだ。日本の様子を見ていると、このエアゾル感染がそんなに深刻に取られている感じはしない。
とはいえ、ルールに対する姿勢は、少しずつ緩まっている感じはする。独立記念日に大事をとって欠席したパーティは、やっぱり20人以上が集まる盛大なものになり、深夜は納屋に会場が移ったと聞いた。出席した友人は、「ずっとマスクをしてたのも、ソーシャル・ディスタンシングしてるのも僕だけだった」と話していた。それなのに、トランプ支持者がマスクをしていないことを非難する会話が多くて不思議な気持ちになった、と彼はいう。みんな「自分の友だちは責任ある行動を取っているだろうから大丈夫」と思いたいのだろう。
やっぱり、ニューヨークで、若者たちがパーティを始めるようになってしまったという。
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