座学の必要性
自分の生き方を変えたい時、
まずはやってみる
とにかくやる
やりもしないで出来ないと決めつけるな、
という言葉をずいぶん聞いたのですが、
私は座学・下調べのようなものは必要だと思っています。
理屈のようなものを全く知らないと
これまでの生き方での見方しかせず、
これまでと同じ解釈をしてしまうからです。
そして、
そういった見方や解釈は、それまでの全人生での学びの蓄積なのです。
その感性でしか受け止めることはできません。
そして、事前に行う座学・下調べは
「私はこんなことはしない」
「こんな都合のいいことはあり得ない」
「こんなことしたら親に勘当されるわ」
な事がオススメです。
ただし、「なんだかこの人、素敵だなぁ」と思える方から学ぶ事。
そして、その人だったら今起こっていることをどう受け止めるのかしら?
自分はどうして今のような受け止め方をしてしまうのかしら?を考えます。
もしその答えが、「人からどう言われるだろう」という類いのものだったら
その人とは、もう付き合わなくていい人です。
付き合いをやめるというわけにはいかない間柄の方でしたら、
その人は「どうも思わない」と仮定してこれから付き合います。
どんな態度やどんな言い方をしても、嫌な感情を持っていないと仮定して付き合います。
嫌な態度でしたら
「お腹でも痛いのだろう」
「腰の調子でも悪いのだろう」
「目が霞んでいるから目つきがきつくなってしまうのだろう」
「頭が痛くてイラッとしているのだろう」くらいに思います。
嫌な言い方をしたら
「訛っているのかしら」
「業界用語かしら?」くらいに思って、気にしません。
気にするのは、その方が
真摯な態度で対話を始めてからです。
真摯でない態度の時は、
イライラをぶつけているだけと思っていいでしょう。
これまでのあなたの言動を引き合いにして、あなたを責めるかもしれません。
それは、自分の心のあり方を自分で決めていない人です。
その見極めができた自分に驚き、感激してくださいね。
そしてもし、相手の態度で自分が怯んだり落ち込んだりしたら、
自分も
自分の心のあり方を相手次第にしているんだと気がつくでしょう。
これが「自分の生き方を相手に決めさせている」ということです。
今の自分はそうなんだなぁと、しみじみ感じてみてください。
そんな自分を責め始めたら、
今の自分は責めちゃう自分なんだなぁとしみじみ感じてみましょう。
繰り返しているうちに、
「あら!私、責めていないわ」と気がつくことでしょう。
そうしたら次は、
心のあり方を自分で決め、
誰のことも責めないという
新しい自分すなわち本来の自分として
何をしようか考える番です。
それを考えるのは楽しいことです。
その手伝いをするのは、メンタルファシリテーターとして
とても楽しくやりがいのある仕事です。
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