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日本一田舎のスイーツビュッフェパーティー

鳥取県は全国で一番人口の少ない県です。
いわゆる「ど田舎」です。

田舎でもホテルなどでたまにビュッフェパーティーを開催していますが、料金は2000円でも高いと言われると思います。

しかし、私のスイーツビュッフェパーティーは、田舎にも関わらずお一人様6000円頂いています。

この金額は都会でも、もしかしたら高い方に入るかもしれません。

使用する材料、作業にかける時間などを考慮するとけっして高く設定している訳ではありません。

今年もありがたい事に地元鳥取県・米子市の予約の取れない超人気お料理教室「Lotta 」さんからオファーがあり、ビュッフェパーティーを開催させて頂きました。

昨年に引き続き、今回3回目となります。

前回も同額でやらせて頂き、満員御礼でしたが、私が体力的にかなり大変だった為、今回はお隣島根の人気カフェCOCHICA さんとフリー料理人の関さんとコラボさせて頂きました。
パンも私の友人姉妹がやっている米子の「ル・パンデモニウム」さんの物を使用しました。

おかげ様で、体力的にも大変助かり、お客さまにもとても喜んで頂けました!

皆さん、お腹も心も満たされた様子でした(^-^)


毎回テーマを決めるのですが、今回は
「南仏・プロヴァンス地方のバカンス」
でした。

簡単なドレスコードを設けて、皆さまに南仏・バカンス風でお願いしますとアナウンスしてみたところ、花柄のワンピースなどでご来場くださり、会場がとても華やかな雰囲気となりました🌻

ちなみに、昨年のテーマは
マリーアントワネットのお茶会

今回は定員20名でしたが、受付開始から2~3時間でご予約がいっぱいとなり、本当にありがたかったです!

日本一田舎の県で、金額が6000円と高額でも、集客が出来るという事について考えると「安い物を沢山」という安価で大量消費する時代は終わったのだな、とつくづく感じます。

SNS が普及した現代、田舎には情報が行かない時代も終わりました。

田舎に住んでいようが、都会に住んでいようが、より良い体験が出来る物にそれ相当のお金を使う時代なんだな、と改めて感じています。

私はパリや日本各地のトップレベルのパティスリーで働いてきた経験を生かして、(端くれパティシエですが…)都会に集中しがちなお菓子のクオリティーや、部分的に都会のパティスリー以上の価値のあるお菓子を日本一人口の少ない県でも皆さんに味わい、体験出来る場所を作っていきたいと思います。

安易に安い物を作らず、いい材料を自信を持って使う分、それに見合った金額で提供させて頂いてます。

そして、県外からもひつじ製菓のお菓子やケーキを目当てに山陰に旅行に来る方が増え、それがきっかけになり、山陰地方の魅力を発見して下さったらいいな、と思っています。

そして…先日はなんと、そんなお客さま第1号が神奈川県から最新の保冷バックをご持参でご来店くださり、感謝感激したばかりです。
「誰にも教えたくないお店です」と言って頂きました(笑)


地元の方達も自慢出来て、都会の方達にも興味を持って頂けるような活動を今後も続けていく理由がまた一つ増えたな!と感じるイベントとなりました。

おわり


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