履歴書⑧ひつじ、パリのパティスリーで働く
いよいよ履歴書シリーズも今回から修行編に入ります!それに伴い有料記事にさせていただく事にしました。
どのような感じで書けばいいのか、悩んで悩んで、ずっと書けずにいました。
沢山の方に読んで頂くには無料公開がいいと思うのですが、修行編は私にとって決して全て楽しい事ばかりでは無かったですし、一緒に働いてきた方達のプライバシーにも関わりそうなので、沢山の方に見てもらいたいというよりも私自身が体験してきた事に興味をもってくださり、お金を払ってまで読みたい!と感じてくださった方が読んで頂ければ十分かなと思っています。
修業期間は仕事以外にも辛い事が沢山あったり、パティシエとして今のひつじ製菓を作り上げるベースとなったとても大切な時期でもありました。世界から注目されるシェフから学んだ事、有名店の現場で働く先輩から学んだ事なども書いています。
ひつじ、サダハルアオキに出会う
「サダハルアオキ」という人の名前は洋菓子業界に興味のない私でもさすがに聞いた事はあった。ただ、その頃の青木シェフに関する私の知識は「パリでお店を開いた日本人」「妻が有名人」「情熱大陸に出たパティシエ」くらいで、何がすごい人なのか全く知らなかった。
そして青木シェフがどんな顔かもはっきり知らなかった。
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