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5WHYと因果関係
背景
先日、ある勉強会でのテーマが
上司に「あなたは〇〇だ」と指摘される根本原因は何か?を各自考えて発表した際に、私が5WHYと因果関係について話をしたら、他の参加者が興味をもっていただいたので、この5WHYと因果関係にういて説明したい思う。
5WHY
5WHYはみなさんもご存知のなぜなぜ分析である。
問題発生!→原因①→原因②→原因③→原因④→原因⑤と
なぜ問題が発生したのか→原因は①
ではなぜ原因①が発生したのか?→原因②
となぜなぜを繰り返していく。
他の参加者もこれをやっているという人はいた。
因果関係
問題はその後である。
5WHYが終わったら、その逆をたどって5WHYが正しいか検証するのである。
原因⑤が発生したら、その結果として原因④が起きるのか?
そういう視点でみると、
〇原因⑤が発生したからといってその結果として原因④は起きない
〇原因⑤が発生したらその結果として原因④は起きるが他の事柄も発生する。
〇原因④が発生するには、確かに原因⑤がその原因ではあるが、他の原因も関与している。
など原因と結果が1対1でないことや他の要素も関係していることがわかる。
そしてこれらわかったことを5WHYをした結果に書き加えていく。
そうすると、発生した問題を解決しないといけない原因が明確になる。
因果関係とMECE
原因をきちんと特定できていない理由として、多角的にみれていないという意見があったが、要するにMECEができていないということである。
また、多角的というワードは抽象的で定性的なので、それよりもMECEで考えた方が、もし間違っている・過不足があったとしても定量的に判断しやすいはずである。
まとめ
今回は原因を究明する・その原因が発生したら必ずその結果となるかの検証しようという話でしたが、他の場面でも一方向でなくその逆方向で検証することによって考えも深まるのではないかと思う。