#010 人生に変化をくれた「始動」
こんにちは!!
アジア旅(カンボジア、ウズベキスタン、インド、スリランカ)を無事に終えました👏
今回の旅は、共に旅した友人も、カンボジアやウズベキスタンでお世話になった友人も、経産省・JETROが主催しているイノベーターを育成する「始動Next Innovator」という起業家向けプログラムで出会いました。
育った環境も、住んでるところも、所属してる(していた)企業も、普段の仕事内容もバラバラ。「起業する、イノベーションを起こす、社会課題を解決する」というビジョンを通して知り合った、ちょっと不思議な友人です....!笑
今回は、旅を一緒にするまでの仲になるきっかけをくださった「始動」について書きます👩💻
↑始動の概要は、HPを見ていただくとわかります。
私の場合は、2022年の秋・冬に始動8期としてエントリーし、国内プログラムに参加することができました。またご縁もあって、参加者100人のうち上位20人が選抜されるシリコンバレーのプログラムにも参加させていただきました。
国内プログラムは、講義、メンタリング、ピッチを通して、事業計画書をブラッシュアップします。シリコンバレープログラムは、シリコンバレーで活躍されてるメガベンチャー、起業家、投資家に訪問したり、メンタリングをしていただいたりしました。
また、シリコンバレー・サンフランシスコに行けるという貴重な機会を活かして、コミュニティ内のネットワークを活用させていただき、個人的にアポイントをご依頼させていただいた方にも、お会いできました。
プログラムを通して、改めて1番大きく変化したことは、「マインドセット」だと思います。そもそも私は態度がでかい割には、心のうちは「私なんか〜」とビビり散らかす、ウジウジ船橋がいつもいました。(今も、時々現れます笑)
勿論、事業開発スキルもかなりアップしましたが、国内プログラムで仲間と切磋琢磨した時間、シリコンバレーでトップレベルの現実を見た時の衝撃、多方向から受ける刺激により、マインドチェンジすることができたと思います。
プログラムを通して、幾度となく喝を入れ、「できるか、できないか」じゃなくて、「やるか、やらないか」だと。誰でもない自分が「実現したい世界」を表明しない限り、行動を起こさない限り、何も始まらないということを実感しました。
始動が始まる前には、参加者のプロフィール一覧を見て、「自分よりすごい人が沢山いて怖いよ〜、私のいる場じゃないよ、」なんて思ってました。
(そもそも人と比較するものではないし、怖いのになぜ参加した😅)
シリコンバレーに行く前も、「私なんぞ場違い」とか、既存事業でもドメスティックが強い企業に所属していたので、「グローバル展開....はて?」と脳内ぐるぐる。
へなちょこでも、シリコンバレーでピッチする状況が強制的に迫ってくると、いい意味で開き直ることができました。
当時は、更年期症状に悩まれる女性の健康課題を解決する事業を提案していたので、フェムテック・フェムケアでアメリカでご活躍されている方々にアポを依頼し、お忙しい中でお時間を作っていただいたました。
また、社内でグローバルマーケティング担当の先輩にグローバル展開を相談して、できるだけ戦略のアイディアを出しました。その結果、だいぶ視野が広がったと思います。
シリコンバレーでは、今までに見たことない世界が待っていました。毎日訪問する企業での見学・講演を通してインプットが多く、一緒に行った仲間と夜中までディスカッションしました。
たった10日間で「何がわかるんだ?!」という声もあるかと思います。実際、シリコンバレーで起業している方、投資業務をされている方など私には見えない大変な経験をとてつもない数こなし、想像を絶する修羅場を潜り抜けていると思います。
それでも、イノベーションレベルの高さ、シリコンバレー独自のイノベーションを起こすためのエコシステム、実際に日本人が日々勝負している人がいることなど、実際に目で見ることができ、確実に私の人生を大きく変えました。
一方で、シリコンバレーに行き、大企業に所属している立場として(当時)何ができるんだろう?
こんなにも起業にチャレンジしている人がいて、大企業に所属して新規事業を開発することは、甘えているのか?と、モヤモヤした時期もあります。
ある時、「社会をアップデートする」ためにイノベーションを起こすことは、大企業、起業家、投資家、コンサルタント(支援者)、色んな立場で役割を全うし、循環していけばいいのだと腑に落ちるようになり、だったら「大企業から事業開発しよう」と自分の中で当時は納得しました。
行った直後は、すごい、レベル高い、生きてる次元が違う、私は私の居場所で頑張ると思ってたんです。ですが今では、心の底では「私もシリコンバレーでみた世界を体感してみたい。」という気持ちが、内観していくと沸々と出てきました。
無理難題の目標(笑).....なかなか、難しいと思います。でも人生一度きり。チャレンジして失敗しても、次に繋がると思います。
「やらない後悔より、やった後悔」という名言(?)聞いたことありますが、その通り!33年振り返ると、自分で決めてチャレンジしたことは後悔がないような気がしてます。でも!!普通に怖いです🤣笑
そして、「始動」プログラムの良さは、終わった後にもあると思います。プログラム期間中に、もみくちゃになった仲間たちとは、今でも情報交換を日々していますし、仲間が頑張っていると私も前に進もう!と思えます。
実際、、、社内で事業化の承認をもらう直前に悩みすぎて、突然3日間有給を取得し、和歌山で起業している友人に会いに行って相談したり、、、
「会社やめるー!!」って言って、夜な夜なオンラインで壁打ちしてもらったり、、、、
改めて書き起こしていくと、事業開発が進めば進むほど、本当に社内外多くの方に支えられて、仕事をしていたのだと実感します。
かけがえのない仲間に出会わせてくださった、事務局運営のみなさま、メンターのみなさま、アルムナイのみなさま、コミュニティ運営に大変感謝をしております。
私も、イノベーションのエコシステムの循環の中で、微力ながらも、今までの経験をシェアしたり、もっとgiveできるようになるため、また1から蓄えていきたいです🫶
今年度の始動の告知はまだかと思いますが、始動をはじめとする新規事業育成プログラムに興味がある方は、ぜひチャレンジしてみるといいかなと思います!
それでは、次回から素敵な仲間と旅した思いも記録として残していきます.....🌱
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?