♯013 どんな環境でも捉え方次第
事業のアドバイスを超えて、人生の分岐点となる時にいつも力を貸してくださる、メンターのような、先輩のような、仏のような方から、いただいた一言が心に残っていて、原点に立ち返れるよう、本日はその一言を記録に残していきます!!
会社を退職しようと思ったきっかけは、体調不良を繰り返してたことで、理由はいくつかあり複合的ですが、環境についても思うところはありました。
ラスト1年は新規事業開発、新規事業制度設計、社内新規事業創出プログラムのリードをしてました。大きい組織であればよくあることですが、いろんな事情で提案した案が通らない、他部門の協力を得ることができない、ゲートが多く承認に時間がかかるなどありました。
思い描いたイノベーションを起こせない時間にモヤモヤフラストレーションを感じていた時期がありました。
大企業でイノベーションを起こすには、立場(役職)、社内外人脈、忍耐力が必要だなと改めて感じます。今振り返れば、稟議の上げ方を工夫する、役職者の方々ともっとコミュニケーションをとるなど、私でもできることはあったなと思いますし、私のスキルが足りなかった点もあるなと思います。
たまたまある飲み会の中で、「大企業アレルギー発生してるし、もう大企業では働けない〜」とぶつくさ言ってた時、
「どんな状況にいても、物事をどう捉えるか。それは大企業でも、起業でも、どんな立場でも嫌だな、避けたいなと思うことはたくさんある。その根本を変えないと、どこ行っても同じなんじゃない?」と言ってくれました。
「ぐさぐさぐさぐさっ・・・・」
おっしゃる通りすぎて、胸が痛かったです・・・泣
これから、うまくいかないことも、相性が合わない人と仕事することもある。そんな環境の中、他人と健全な境界線を引き、自分がブレずに物事を捉えて判断できるか、物事を進められるかだよなと気づかせてくださいました。
また心の片隅で、「大きな組織でうまく行かなかったダメな自分」と自信もなくしていて、勝手にラベルをつけて自己否定していたことにも気づきました。
今回、4カ国を共に旅してくれた友人にも「失敗だって思ってることは、次は踏まなければいいんだから、その経験を活かして大企業で働くことだってできるんじゃない?」とアドバイスをくれました。
今後どういう仕事をするか、どう生きていきたいか、模索している最中ですが、今まで大きな組織で成功や失敗もしているからこそ、今後もその経験を活かしていけたらと思います!
一方で、心や体を壊してまで頑張り続けることは健全ではないと思います。体の悲鳴は、立ち止まろうのサインだと思います。
なので、今の環境がつらいなと思われている方は「私がダメなんだ、自分が我慢すればいい。」と思うことなく、一度立ち止まって「自分の心地よい環境は?仕事は?ライフスタイルは?」と棚卸しすることも、いい時間かなと思います。
身近にいる人が、快適に過ごしていても、自分にフィットしているとは限らないしと思うので、安心して立ち止まってみよう!というのが今日この頃思うことです。
それにしも、自分の心身の体調サインを感知することは、非常に難しいですよね。
特に私の周りで働いてる人は頑張り屋さんが多いので・・・6月もなかばに入り、雨の日も増えてきました。
ジメジメしてなかなか本調子にならない日もありますが、ご自愛ください☔️
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