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♯024 人生を変えた新規事業の立ち上げ

30歳を黙然とした29歳の春は、今でも忘れない絶望的な日々を過ごしていました。以前も書いた離婚というビックイベントがあったからです。

あれから4年の月日が経ち、今では♯004 社会の風潮に溺れた20代。結婚と離婚からの学びをかけるぐらい、心の整理がつき自分自身とも向き合えるようになりました。

今回は、離婚後にヤケクソになって飛び込んだ新規事業の世界が、今の自分を作ったエピソードを綴ります。

4年前入社からスポーツ製品の研究開発の業務をしていましたが、職種が大阪勤務の採用だったので、結婚を機に東京に行くために転職活動をしていました。


私の専門である人間工学は、ニッチな分野なので各企業に数人しかいなく、中途採用の枠も少ないので専門性を活かした転職活動に苦戦していました。そんな中、東京に行く目的も失ったので、転職活動も終了。


しかし、転職活動を通して自身の市場価値を知った私は、このままでは当時勤めていた会社がもしなくなってしまったら、私は路頭に迷ってしまうと危機感を覚えました。


ある日、私を心配してくださった先輩が気晴らしにボルダリングに誘ってくださり、その帰りに雑談で「今度はじまるアクセラレーションプログラム(新規事業の社内ビジコン)に参加しようと思うんです〜!」と軽いノリで話してたところ、「手伝ってあげるよ〜」と先輩がおっしゃってくださいました。


当時は、存在価値もないと本気で思うくらい自己肯定感がダダ下がり。できるか不安もある一方で、今後のキャリアを踏まえるとチャレンジしたい。いい意味でリミッターが外れて、失うものないし、どうにでもなれ。スキルアップになったらラッキー!という思いで応募しました。当初はまさかキャリアチェンジして、今の私の主力スキルになるとは想像もしていませんでした。


前職入社時は人と関わることが苦手なことも理由のひとつとして研究職を選び、会社の隅で一生プログラムを組みデータを出し続けて、静かに過ごす日々を望んでいました。



しかし、新規事業の業務では人前でピッチ(事業案提案するための発表)をして実現したい社会を伝えたり、事業立ち上げるために社内調整に奔走したりする必要がありました。


最初はチャレンジすること自体が怖かったのですが、人生これ以上地獄に落ちることはないとヤケクソになってたことが功を奏し、良い方向に人生が動き出しました。

社内ビジコンでは入賞し、事業開発のための検証をスタートする承認を得ることができました。研究開発も大好きでしたが、新規事業というお仕事にどんどん魅了されて、社内ビジコンの運営リード、新規事業の制度設計のアップデート、事業を0から立ち上げる経験をさせていただきました。


社外の活動としては、CHANGE by ONE JAPAN(大企業内有志団体が運営する新規事業プログラム)に参加したり、翌年は2年間運営にも携わらせていたきました。


また、♯010 人生に変化をくれた「始動」で綴りましたが、社外のビジコンにも応募し、社内外で沢山の仲間に出会いました。




前職を退職した後も、今ではスポーツ、健康、フェムテック関連でのお仕事にお誘いをいただくこともあり、4年前転職に悩んでいた頃と景色が大きく変わりました。


この経験を通して、無理だと思っているのは自分で飛び込んでみたらどうにかなるということを学び、改めて挑戦してよかったなと思います。人生色々いい時も悪い時もある。今人生の底だと感じても、底だからこそ上がるしかないと思えば怖くないなと思います。

そしてやっとこれで離婚ネタを成仏しきって次に進みます(笑)
次の4年(オリンピック周期?笑)に向けて、新たな挑戦へ限界突破!日々成長!困難も楽しむ!をモットーに日々過ごしていきます。


♯POOLOJOB
♯POOLO

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