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夢と葛藤を抱えて〜アフリカ支援の夢、オペア留学、そしてPOOLO JOBでの成長〜【卒業生取材】 

 綾萌々香さん(以下、あもかさん)は、2024年6月からアメリカのカリフォルニア州でオペア留学という住み込みのベビーシッター制度を使ってアメリカで働かれています。


綾萌々香さん(あもかさん)

幼い頃からアフリカで人道支援の夢があり、15年以上一直線に進んでこられました。

しかし、それが本当にしたいことか迷いもあり、一度視野を広げるために2年間勤めた会社退職し、渡米することに決められました。

葛藤がありながらも夢に向かって行動し続ける中で出会ったPOOLO JOB。POOLO JOBとは、TABIPPO社が主催している旅クリエイターを育成するコミュニティです。


あもかさんはPOOLO JOB3期生として活動されて、その後アメリカでの留学生活にどのように活かされているのか伺いました。

アフリカ支援の夢と向き合い、オペア留学に至るまでの葛藤

ーPOOLO JOBに参加しようと思われたきっかけを教えてください。
 小さい頃から将来はアフリカで人道支援をしたいなと考えていました。その夢を実現するための経験のひとつとして、世界一周もやってみたいと思っていて、社会人になってから計画的に貯金していました。

しかし、いざ現実的に考えると貯金を使い切る不安にも襲われるようになったんです。

そんなとき、インスタグラムでアフリカにいながらPOOLO LIFEに参加している方のアカウントでPOOLOを知り、旅のオンラインスクールだとわかりました。

旅しながら稼げるスキルがあれば、貯金に対する不安も軽減されるし、世界一周が終わっても当分は生きていけるなと思って、POOLO JOBいいじゃん!と思って申し込みを決めました。

19歳に初めて行ったタンザニアで子供たちと


ーアフリカで人道支援を目指されることになった原体験は何かありますか。     
 小さい頃にマザーテレサさんを知って憧れるようになり、発展途上国の子供たちを助けられるようになりたいと思うようになったんです。

発展途上国は世界中にありますが、その中でもアフリカはまだまだ手が行き届いてない課題がたくさんあると感じています。

戦争や食糧不足によって餓死してしまうニュースを見ることも多くあり、子どもたちを助けられる大人になると決意しました。

中学校2年生の時にはNGOの活動にも参加して、毎月4,500円寄付をして、アフリカのひとりの子と文通をしています。

チャイルドスポンサーという団体を通じて長年支援しているオマリくん


ー以前は世界一周を目標にされていたのですね。
世界一周からオペア留学に方向性を変えられたことは、どのような心境の変化があったのでしょうか。
 計画当初は3年は会社員として働いて貯金しようと思っていたのですが、2年で行動に移したいと気持ちが変わりました。

また、世界一周でいろんな国を周るよりは、ひとつの国に一定期間住んで、文化を知ったり語学を磨いたりしたいと思うようになりました。

帰国後に、お金もない、資格もない。でも手に職がある!というような生命力がアップした状態を目指したいと思った矢先に、オペア留学をネットで見つけました。

保育経験が必要だったので、会社員時代に土日は養護施設と乳児院でボランティアをしました。

ー思い立ったらすぐ行動されてすごいですね。
アフリカでの人道支援も夢の一つだと思いますが、アフリカではなくアメリカにオペア留学されているのは何か葛藤があったのでしょうか。

 色々な気持ちが混ざって迷いがありました。アフリカで人道支援をするには、スキルや経験が完璧な状態で行きたいと思っていたんです。

小さい頃からの夢なので、上手くいかないで打ち砕けてしまうことも本音では怖いです。だから、まだ遠い存在でいてほしい気持ちもあるのかもしれません。

また私がやりたいことは、本当にアフリカでの人道支援なのかという不安や疑問も湧いてきました。小さい頃からの夢だったけど、思い込みなのではないかと。

色々悩んでいるうちにそれだったら、焦らず違う世界も見た上で、自分がやりたいことを明確にしていこうと考えることにしました。

アフリカに実際に足を運び、仲良くなった現地の方々と

自分に合った働き方の模索とインタビュー記事の魅力発見

−POOLO JOBがスタートしてどうでしたか。
 POOLOJOBがスタートした時は、まだ会社員だったので仕事も慣れているし、退職するための引き継ぎだけだったので両立はできていました。

でも会社を退職した後のアフリカ旅行中は、旅行も楽しみたいけど、講義の受講と課題提出の両立は結構大変でした。

旅をしながら記事を書いてみて、旅を仕事にすることは私には向いていないという現実にも気づけました。


ー具体的にどのようなところに大変さを感じましたか。
旅を仕事にすると、旅自体を純粋に楽しめていないんです。お金を稼ぐことが目的になって、何のために旅をしているのか自分の中で見失いそうになってしまうことがあり、プライベートと仕事はしっかり分けたいタイプだと気づくことできました。

POOLO JOB3期の活動をされながら、アフリカの旅で作成したオーダメイドの伝統衣装


POOLO JOBでチャレンジしていなかったら、自分にあった働き方に気づけなかったと思うので、とても大切なご経験ですね。
 そうですね。一方で、POOLO JOBでの課題のひとつでもあったインタビュー記事の作成にとても魅力を感じて、アメリカに来てからも自主的に続けています。


インタビュー記事のお仕事でどのようなところに惹かれましたか。
 子供の頃から偉人の伝記漫画を読むことがとても好きだったのですが、インタビュー記事でもインタビューイの人生を知ることが興味深く面白いなと思います。

また、ハンドメイドなどオンリーワンの作品を作ることもとても好きだったので、私だからこそ書くことができる文章で世の中に発信できることに惹かれました。

そして、色んな方の生き方を聞くことで勇気を貰えて、私ももうちょっと頑張ってみようと思えて、生きるガソリンをもらえるような気持ちになります。

アメリカで知り合った方に取材されているのですか。
 そうです。オペア留学やPOOLOコミュニティで知り合った仲間にインタビュー取材をしています。

POOLOのコミュニティでは、アフリカで仕事している方にお話を聞いて、その方がまた新しい方を紹介してくださって、どんどん輪が広がっていく感じですね。

面白い人たちばっかりなので、お話をお聞きしながらいつも楽しませてもらっています。

オペア留学でお世話になっているホストファミリーとの休日


スキルと仲間で切り開く未来。POOLO JOBで得た収穫と次の目標

POOLO JOBでの活動は今の生活にどのように活かされていますか。
 正直言うと、課題に追われていたので当時の記憶があまりないのですが、それだけライターの課題をこなしたので、多少のしんどいことには耐えられるメンタルがつきました。

現在はPOOLO JOBの同期と来年の3月までに、ライターの仕事で月5万円収入を得られるように、実践的な活動をしていこうと目標立てました。

同期とは毎日LINEで、noteに記事を投稿したなど、その日の行動をお互い送り合って一緒に頑張っています。

このように夢に向かって、スキルに加えて切磋琢磨できる友達に出会えたことも、とても大きな存在です。

ー次のステージに向けて行動し続けていて素晴らしいですね。実際収益化への手応えはいかがでしょうか。
 実はすでにオペア留学の記事で、1記事3,000円で買い取っていただくお仕事をいただけるようになりました。

でも依頼された業務なのでコンセプトに対して修正も入ることもあり、自分らしさを出せないことに葛藤もあります。

なので、次の目標は最終的にはnoteなど自分自身のプラットフォームで記事の有料化をスタートしたいと考えています。

早速実現化されていますね。
また、現在はPOOLO LIFEにもご参加されていると伺いました。

 そうですね。小さい頃にアフリカへの人道支援への夢を抱いた時から、何歳までにこれをして……というように具体的に細かく決めて着実に実行してきました。

でも、先ほどお話ししたようにアフリカでの人道支援へのこだわりを一度手放して、人生計画を白紙にして幅広く考え直してみると、流石に漠然としすぎてその先が見えないことに不安が大きくなりました。

そこで、POOLO LIFEはスクール期間が長く時間もゆとりをもって活動していくので、仲間作りをしながら将来に向き合える時間を作れるんじゃないかと思い、申し込みました。

ーPOOLO LIFEも日本を拠点に活動していくと思いますが、参加するのに不安はありましたか。
 POOLO LIFEでの活動の後半は、参加者がオフラインイベントを各自主的に企画・実施すると事前に聞いていてアメリカからはさすがに参加できないので、寂しさを感じてしまう不安はありました。

でも、運営の方が海外から参加した卒業生に繋いでくださり話を聞いてみると、本当にいい経験にもなるし世界中に仲間もできるし、1日でも若くエネルギーがあるうちに入った方がいいよとアドバイスをいただきました。

私の性格上、相談している時点で入る気持ちに傾いていたのですが、更に背中を押していただき、思い切って申し込むことにしました。

ー最後にこれからPOOLO JOBに参加される方、検討されている方にエールをお願いします。
 課題は大変ですが、やりきったらとても自信になります。あとコミュニティで仲間との繋がりができますし、その中でも定期的に連絡を取り合う友達ができたことも良かったことですね。

実際に、バンクーバーやメキシコでPOOLO生と会ったことがあるのですが、世界中の旅が好きな日本人と繋がれるコミュニティだと思います。

コミュニティの仲間たちは「世界一周?行っちゃえ〜!」と言うようにフットワークが軽い人達なので、一緒にいると気づいたらコンフォートゾーンから出て行動している、そのような環境です。

更に自分自身の好きなことを知るきっかけにもなり、私はインタビュー記事の作成が好きなことに気づきました。

もし既にライティングや写真が好きであれば、それを生かす道も模索できます。

本当やらない後悔よりはやって後悔。いや、後悔は生まれないと思いますね!受講料も元取れるぐらい充実した時間になると思います。

留学中に訪れた野球観戦

【編集後記】

 夢に向かって迷いや葛藤がありながらも、等身大の思いを打ち明けてくださいました。

また、直感を大事にしつつも、計画的に常に行動し続けるあもかさんの行動力に胸が熱くなり、勇気を頂きました。

あもかさんのご経験からもわかるようにPOOLO JOBは、夢に向かって行動する同志に出会い、身につけたスキルを活かして夢の実現に一歩一歩進んでいける環境であることを再認識させていただきました。

♯POOLO JOB
♯POOLO

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