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親子留学の準備 まずはどこから始める?


エージェントに相談しよう

 ゴールドコーストにはたくさんの留学エージェントがあります。
エージェントなしで親子留学は可能か?と言えば、答えはもちろんYESです。
現地に知り合いがいたり、親御様が英語のコミュニケーションに問題がなければ、幼稚園や語学学校はご自身で申し込みができるでしょう。
初めての留学であれば、エージェントにまず相談してみることをおすすめします。
ただし、エージェントは無料の見積もりをしてくれますが、全ての情報を無料で提供してくれるわけではありません。
エージェントが培ってきた経験や情報は、申し込んでくださったお客様へ提供する有料に値するものです。
ネットで調べれば簡単にわかることであれば、まずはご自身で調べてみることも必要な準備です。
 最初からエージェントに手配を委託するのであれば、多少の時間の節約、ストレスの軽減になるかもしれません。
オーストラリアでは日本のように全てが順序よくスムーズに運ぶことがないからです。
どこに学校があるのかを調べたり、学校とのメールでのやり取りは、慣れていないと相当なストレスとなります。
また現地で困ったことを相談できる人がいるのは大変心強いと思います。

語学学校か現地校か

語学学校か現地校か、どちらがいいですか?
よくいただく質問です。
英語に全く触れたことがないお子様にはまずは語学学校をお勧めしています。
現地の子供達が通う学校に、いきなり飛び込むのはお子様にとって精神的な負担が大きいかもしれないからです。
ただ年齢が低いのであれば、この心配に及ぶことはあまりありません。
お子様が不安に感じる多くは、学校の授業についていけるかどうかの問題です。
自分ができないことがあっても気にしないマイペースなお子様でしたら大丈夫かもしれません。
要はお子様の性格によって違ってきます。

語学学校に行ったら日本人ばかりだった。
これは、日本の休み期間に語学学校を利用した親御様からの感想です。
確かに、日本の休み期間は、日本からのお子様が沢山、語学学校に短期留学されます。
これはゴールドコーストに限らず、留学生を受け入れている国や地域にはよくあることです。
日本人との交流を少なくしたいのであれば、日本の休み期間をずらして留学されるか、現地校コースがお勧めです。

先ほど述べたように、英語に全く触れていないお子様でしたら、最初に語学学校へ2週間通ってから現地校に通うとか、語学学校の他に現地のお子さんが通う習い事(JIU-JITSUやテニス、ゴルフ、サーフィン教室など)も申し込んでみるのもいいかもしれません。
お子様が日本で習っていることをこちらでも体験できたらとてもよい経験になりますよね!
語学学校では非ネイティブ圏の生徒さんがいるので、同じアジア圏の国のお友達と仲良くなることも多いようです。
英語以外でも、他の国に興味を持つことは素晴らしいことだと思います。
お客様の中では、語学学校で出会った台湾のお友達ができてお休みの日に遊んだり、日本へ帰国しても交流を続けて、台湾まで遊びに行かれたかたもいました。
とても素敵な体験ですね。    

                                                     

 私の娘は中学3年生に入る年にゴールドコーストへ移住しました。
最初の半年は語学学校へ通い、その後、私立へ入学しましたが、実のところ娘は留学にはさほど興味がなく、日本での進学を望んでいました。
ゴールドコーストへは小5の時に一人で留学した経験があり英語も継続して学んでいたので、英語自体には慣れていたものの、誰も友達がいないこともあり当初は相当なストレスを感じていました。
そんななか、娘を救ってくれたのは語学学校で出会ったお友達でした。
語学学校には、年齢問わずいろいろな国から、いろいろなバックグラウンドを持った人が集まってきます。
娘が入った語学学校には、娘と同世代で、親元を離れたった一人で留学している生徒さんも沢山きていました。
日本では娘の周りに留学している友達がいなかったので、海外に一人で来ている同世代の学生がいたことは少なからず驚きもあったでしょう。
ワーキングホリデーで来ている年上の方に仲良くしてもらい、遊びに連れていってもらったりして、楽しい時間を過ごすことができました。

 お子様にとって、お友達がいると学校生活がより楽しいものとなります。
楽しいことを共有できる友達がいれば、留学がより素晴らしい思い出となるでしょう。
語学学校で日本人のお友達ができたとしても、それはそれで良い思い出となり、また留学したい!英語を学んでみたい!というモチベーションにつながるのではないでしょうか。

また、語学学校と現地校の両方に通うこともできます。英語に自信がない場合は、語学学校で基礎を学んでから現地校へ通えればお子様もスムーズに集団生活に馴染めるのではないでしょうか。
現地校へ申し込むにあたって、クイーンズランドの教育機関(EQI)に申請が必要です。
申請には時間がかかることから半年以上前に申請することをお勧めしています。

ゴールドコーストの公立校の中には学区内に住んでいないと入学できない学校があります。
また、2週間程度の短期では受け入れてくれない学校も多いです。
ご希望の公立校に留学させたい場合は最低でも1ターム通うことが望ましいです。
ただし、ご希望の学校に入ることができるかはわかりません。
私立校も同じく短期で受け入れてくれるとことは皆無です。
現地の子供達も入学するにはウェイティングリストに名前を載せないと入学できません。
またインターナショナルの枠は人数に限りがあります。
私立に長期で留学希望される場合は、まずこちらに住居を構えてからが望ましいでしょう。
詳しくはエージェントにお尋ねください。


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