「リスニングが苦手」は本当にリスニングが苦手なのか?
お子さんの英語学習またはご自身の英語学習かもしれませんが「リスニングが苦手」と感じたことあがある方は多いのではないでしょうか?
日本語にはない音が含まれる英語の聞き取りは私たち日本人にとって難しいものです。2つ以上の単語が結びついてつながって発音されるので知っている単語ばかりのはずなのに聞き取れないということが起こります。。。
「リスニングが苦手」=「音が聞き取れない」だと思いがちですが、実は根本原因はそこではない場合があります。原因を知ることがいち早く苦手を克服することにつながります。英検のリスニング問題を解いて「全滅だった!」という状況を想像して一緒に原因探しをしましょう。
原因1:英語の「音」が聞き取れない
この場合は、音で流れてくると意味が分からないけれど英語のスクリプトを読むとすらっと理解できるはずです。スクリプトを読んでも理解できないのであれば原因は別のところにあります。読んだら問題なく理解できるけれど聞いたら理解できない場合は、英語の「音」が聞き取れていないので音に慣れる練習をしていきましょう。
原因2:語彙力が足りない
スクリプトを読んでもよく内容が理解できなかった。。。この場合は、語彙力不足の可能性があります。1行の中に知らない単語はいくつありますか?
知らない単語を黒く塗りつぶしてみてください。塗りつぶした単語以外を読んでもまだ意味が通じますか?真っ黒過ぎて意味が通じないという状態だと語彙力不足なのでリスニング問題をやみくもに解き続けても効果はありません。まず単語帳で単語を覚えましょう。
原因3:文法の知識が足りない
知らない単語を塗りつぶしたらそんなに真っ黒にならなかった。単語はほとんど知っている。。でもスクリプトを読んでも理解できない。
この場合は、文法の知識が不足しています。1つ1つの単語の意味は分かるのにそれがつながって文になっていると意味が分からなくなるという状態です。単語と単語は文法というルールによって組み立てられています。そのルールを知らないので分からなくなってしまうのですね。この場合は文法の知識を増やしましょう。
「リスニングが苦手」と一言で言っても原因は様々です。お子さんまたはご自身はどのタイプでしたか?まずは原因を知る。そしてそれに合った対策をする。そうするとぐっと伸びますよ!大丈夫!
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