【イギリスの今】イギリス王室の天皇皇后両陛下への最高の歓迎
(写真は6月初旬のバッキンガム宮殿)
イギリスから国賓としてのご招待を受けた天皇皇后両陛下は22日ロンドン郊外の空港に到着されました。
6月頭にバッキンガム宮殿(写真)とその通り(ザマル)に行きました。25日正午頃、両陛下はチャールズ国王とカミラ王妃、ウィリアム皇太子と共に馬車でバッキンガム宮殿までの通りをパレードされます。
ちなみに、毎日新聞には「公式訪問」と書かれていますが、イギリスの新聞では、「State Visit」で「国賓」と書かれています。
イギリスの新聞Daily Mailから記事を一部を抜粋して「どんなに両陛下が歓迎されているか」紹介しますね。
「天皇皇后両陛下は、Finally(やっと)イギリスの地を踏まれました」このfinallyで、イギリス王室も天皇皇后陛下も待ち望まれた様子が伝わってきます。
The couple enjoyed a warm welcome
「天皇皇后両陛下は温かい歓迎を楽しまれたご様子」
空港からは、イギリスのチャールズ国王が差し向けた高級車「ベントレー」に乗り込み、ホテルまで向かわれたご様子でした。その車の上には、天皇旗が掲げられていました。
天皇陛下とイギリス皇室とどんなに近い関係かわかるエピソードもその記事に書かれていました。
天皇陛下は、「ご自身がオックスフォード大学留学時代、故エリザベス女王と過ごした時間、家族の様に接してくれたこと」を賞賛されました。
「家族の様な歓迎」がわかるのが、
「オックスフォード大学での2年間の間、天皇陛下は、数日間バルモラル城に招待されました」
ここで、焦点となるのは、バルモラル城なのです!誰もが招待される城ではありません。
バルモラル城はスコットランドにあるイギリス王室が所有している城の一つです。故エリザベス女王のお母様が購入し、エリザベス女王家族にとても愛されている城です。家族とプライベートな時間を過ごすお城なので、その城に招待されると言うことは、「天皇陛下を家族として思っている」表れなのです。
ちなみに、ダイアナ妃がチャールズ国王と結婚が決まる前、ダイアナ妃はこの城に招待され、「王室テスト」にパスされたとのこと。ウイリアム王子のキャサリン妃も同様です。
日本の天皇皇后陛下の歓迎を見て、在英日本人としてとても嬉しく思います。
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