[ イギリスの今 ]イギリス総選挙まであと4日!イギリス国民の運命はいかに
前回のイギリス総選挙の続編です。
イギリスの運命の日まであと4日。イギリス総選挙は7月4日木曜日です!
日本の選挙日は「日曜日」ですが、イギリスの選挙日は「木曜日」です。
どうしてイギリスの選挙日は「木曜日」?
イギリス新聞「The Independent」によると、
選挙日が「木曜日」なのは、「規則というより、社会文化的な要因から伝統でによるもの」のようです。
①金曜日でないのは「給料日」だから
②日曜日でないのは「宗教的な活動」があるから
「選挙を週の真ん中にすることで、選挙民がパブや教会の影響を受けることを避けられた」
⇒つまり、人々は週の真ん中にはパブにあまり行っていなかったのでしょうね。
昔、木曜日は多くの町や村で「市場の日」で、より多くの人たちが外出したので、投票にも行く外に出て、投票する可能性が高かった。
⇒たしかに、私の住んでいる町は、毎週木曜日に「青空市場」が開かれますね!
記事の一部によると、「選挙日が木曜日である法的な強制はない」ようですね。長年の「慣習」のようです。
国が違うと色々違いますね。
7月4日木曜日、朝7時から夜10時まで選挙できます。
候補者はどんな選挙活動をするの?
日本では見られてイギリスでは見られないの選挙活動は、
①選挙カーが走って、大声で叫ぶ。
②候補者が駅前で演説する。
イギリスでの選挙活動は、
①それぞれの政党の候補者のリーフレットが郵便受けに入っている
②候補者たちが家家を訪問する
③Hustingsが選挙地区ごとに行われる。Hustingsは各政党の候補者と地元民が集まり、質問をしていくディベート
④テレビメディアのQuestion Timeでそれぞれの政党の代表と国民が集まり、ディベートする。
日本とイギリスの選挙期間の大きな違いは、日本は「騒々しい」が、イギリスは「平常(静か)」であること。そして、各政党の候補者や代表が国民から質問を受け、ディベートすること。
さすが、「ディベート」の国だなと思います。
各政党が掲げるマニフェストが明らかで、政党ごとに違うので、どの政党に投票しようかと決めやすいのです。日本でよく聞く「どの政党に投票しても同じ。。。」とはちょっと異なる印象です。
さぁ、今週の金曜日7月5日の朝はどの政党が政権を握るでしょうか?この結果次第で、今後のイギリスの一般国民の生活がガラッと変わるので、とても大切な瞬間となるでしょう。