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チャールズ国王戴冠式 The Coronation of King Charles

5月6日(土)はチャールズ三世の戴冠式が行われている。イギリス南西部の天気は生憎の雨。戴冠式が行われているロンドンは雨が降っていない模様。この雨はイギリス中部に移動するようで、ロンドンで雨が降らないことを願う。

この戴冠式が行われる前の4月24日に、BBCPanoramaで「Coronation: How popular is the monarchy under King Charles?」と言うドキュメンタリーが放送された。イギリス国内でしかこの番組をみることができないが、その内容についての記事もあるので紹介。

To gauge the public mood ahead of the coronation, Panorama commissioned a new YouGov opinion poll. The results suggest broad support for keeping the monarchy, with 58% preferring it to an elected head of state - which was supported by 26%.

BBC News

戴冠式の前に行われた「王政の是非」についての調査によると、王政を支持すると答えた人は58%、一方選挙で選ばれた長(内閣総理大臣)を支持する人は26%だった。

「王政を支持するか」の年齢層の結果:

YouGov survey for BBC Panorama

below these headline figures the poll points to attitude shifts under way - with some clear popularity challenges for the new king at the start of his reign.

In particular, the monarchy seems to have a problem appealing to young people.

この世論調査で、新国王が始まりから、人気の問題が見られる。特に、若者の王政の指示への懸念がみられる。78%の若者が「王政に興味がない」と返答。

The wealth of the Royal Family, at a time of cost-of-living pressures, is one factor that seems to sharply divide the age groups.

年齢層で大きくわかれてしまった原因の一つは、この生活費困窮下での、ロイヤルファミリーの富にある。

イギリスではこの様な議論が起こっているが、忖度なしで、オープンに議論する言論の自由を評価したいと思う。

ところで、ロンドン在住のあるユーチューバーの方が戴冠式前日のロンドンの様子を伝えていた。そのビデオの中で「故女王のダイヤモンドジュビリーよりも今回は街の盛り上がりは欠けるかな。あと時は至る所にエリザベス女王の写真とかあったからもうすぐ始まるという感覚だったけど。。今回は。。。」と意見を述べていた。

私は、それは生活費困窮の国民や時世を配慮しているのかなぁ~と思ったけど、70代イギリス人は「それは違うよ。女王のダイヤモンドジュビリーの目的は女王の功績を称えるものでお祭りのようなもの。でも戴冠式はこれから国王になる儀式、厳かな雰囲気なのよ。」

チャールズ国王の人気がどうかではなく、そもそも儀式の目的がちがうということ、納得。


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